NHK杯戦囲碁 坂井秀至八段 対 山田規三生九段

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本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番坂井秀至八段、白番山田規三生九段の対戦。坂井八段は灘高から京大医学部に行き、医者になる直前にプロ棋士に転向しました。碁聖のタイトルを1回取っています。対する山田九段も王座のタイトルを1回取っている実力派です。NHK杯でも2011年に優勝しています。
対局は序盤右辺から山田九段が仕掛けていき激しい戦いになりましたが、結局劫になりました。この劫は黒が勝ったのですが、解消するのに2手必要で、その間に白は左辺を大きく構えました。その後黒は中央の白石を攻めて、白模様侵略の足がかりとしましたが、左下隅にかかっていった石と攻めていた筈の石が分断され、隅が劫になりました。この劫は何とかしのぎましたが、白がリードしました。その後黒は左上隅に手をつけていき、成果を上げましたが、白のリードが大きく、ここで黒の投了となりました。

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