小林信彦の「サモアン・サマーの悪夢」

jpeg000 123小林信彦の「サモアン・サマーの悪夢」を再読了。元々は、JTBが出していた雑誌「旅」に1980年1月号から12月号に渡って掲載され、1981年に単行本として出版されたもののようです。
掲載誌の性格もあって、いわゆる「トラベルミステリー」仕立てとなっており、ハワイとシンガポールを舞台にします。ハワイのキラウエア火山で、昔の恋人の女性が自殺したという連絡を受けたTVプロデューサーがハワイを訪れ、元恋人の死の謎を追っていく展開です。
ミステリーファンではないので、ミステリーとしての出来は判断しかねますが、予想より楽しめた作品でした。ただ、後半舞台がシンガポールに移るのが唐突で、必然性をあまり感じませんでした。シンガポール以外でも別に良かった筈ですが、シンガポールの観光紹介をするという意図もあってシンガポールになったのかもしれません。ハワイに行ったことはありませんが、シンガポールは8回くらい行ったことがあり、1980年当時のシンガポールの様子がわかって興味深かったです。

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