三遊亭圓生の「真景累ヶ淵~お累の婚礼」

jpeg000-3今日の落語、三遊亭圓生の「真景累ヶ淵~お累の婚礼」。
圓生が残した、「真景累ヶ淵」の録音の内、未聴は、この「お累の婚礼」と「お累の自害」と「聖天山」だけになっていました。基本的に陰鬱で楽しい噺ではまるでないため、もう打ち止めにしようかと思っていましたが、後三本なんで全部聴くことにしました。
そういう訳で「お累の婚礼」ですが、豊志賀の恨みで、江戸から連れ出した女房のお久の顔が腫れ上がってしまい、豊志賀だと思って誤ってお久を殺してしまった新吉。紆余曲折があって、結局新吉は博打打ちの甚蔵の兄弟分になってその世話になります。新吉はある時、お久の法事に出ますが、その時にお久の叔母で三蔵の妹であるお累と出会います。お累は、新吉に一目惚れします。しかしながら、ある時囲炉裏で転んで、熱湯を顔に浴び、顔がただれてしまいます。三蔵はそんなお累を不憫に思い、新吉を婿に取ることにします。新吉は婚礼の晩、お累の顔を見て、豊志賀のたたりだと思って恐れおののきます。

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