ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ エピソード III/シスの復讐」

「スター・ウォーズ エピソード III/シスの復讐」を視聴。これで当初計画されていたエピソード6本はすべて視聴しました。エピソードIIでよく分からなかった話が、IIIを見て大体は理解できましたが、それでも映画を観ただけでは十分わからない部分が残りました。(例えば、サイフォ=ディアスってそもそも誰?)それよりイマイチだと思ったのが、アナキンがダークサイドに堕ちる上で、葛藤があまりなくて説得力がないことです。パメラが実際に死にそうになっているのならともかく、予知夢を見ただけであっさりダークサイドになびくのは納得できません。しかも、一回ダークサイドに堕ちると、それですぐに完全な悪の権化になって、子供たちまで虐殺してしまいます。普通はもっと善と悪との間での行きつ戻りつがあるんじゃないかと。パメラが「彼には善の心が残っている」と言っても、まったく真実味がないですし、エピソードVIで、ダース・ベイダーがルークを助けるというのの伏線としても不十分です。それで結局むしろアナキン自身のせいでパミラが死んでしまい、ダース・ベイダーとしてもショックを受ける訳ですが、その辺の葛藤はIIIとIVの間で何も描写されていません。
全体に、特撮の画面や音響は素晴らしいものがありましたが、ストーリーとしてはかなりちゃちでした。観る前はアシモフの「銀河帝国の興亡」みたいなドラマを期待していたんですが、まったく違いました。

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