昭和37年のトヨペットの広告

また「歴史読本」の裏表紙の広告で、昭和37年8月号のものです。トヨペットクラウン1900デラックスの広告です。何と、オートマです!この時代にもうオートマがあったとはびっくりです。また面白いのが、「右足でアクセル・ペダル、左足でブレーキ・ペダルを踏むだけで…」と左足ブレーキをはっきりと打ち出していることです!
ちなみに馬力は1900ccで90馬力と、さすがにこれは今の車に比べると控えめです。
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昭和37年の日立のステレオの広告

「歴史読本」の昭和37年2月号の裏表紙に、日立のステレオの広告があったので、ちょっと紹介。
(1)価格が53,500円。調べてみたら、この当時の大卒初任給が1万7千円くらいです。その3倍くらいということは、今の大卒初任給が20万円として、60万円くらいの感じでしょうか。一般向け(マニア向けではなく)と考えるとちょっと高いかなという気がします。
(2)日立マークの下に青で「日立」の文字が入っているのがちょっと珍しいような。日立マークの右に「HITACHI」とあるのはよく見ましたが。
(3)ラジオ・プレーヤー2点組み合わせ。となっているのが面白いです。すなわち初期のステレオチューナーは、単にモノラルチューナーを2台組み合わせただけだったということです。
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