ウルトラマンAの「逆転!ゾフィ只今参上」

ウルトラマンAの「逆転!ゾフィ只今参上」を観ました。Aに敗れ続けたヤプール人はついに最終作戦ということで、奇妙な老人に化け、クレージーキャッツの「学生節」(♫あなたの息子を信じなさい、ほれ信じなさい、というアレ)の替え歌で子供達を惹き付け、やがて世界中で子供達が消えていくという事件が起きます。北斗はその現場の一つを目撃し、崖から落ちて大怪我をしますが、夕子以外誰も信じてくれません。しかし世界で同じように子供が消えていく事件が多発し、ついには竜隊長のお姉さんの二人の息子も消えてしまいます。結局ヤプールが異次元に連れ去ったのだろうということで、北斗が志願してメビウスの輪の原理?で四次元に行きます。って夕子と一緒じゃなければ変身出来ない筈ですが。というよりウルトラマンAならそのまま異次元に行ける筈です。それで結局その辺りの矛盾の解決のため、唐突にゾフィが登場し、夕子を四次元に送り届けるだけをやって消えます。(タイトルは期待させすぎ!)そしてA対合体ヤプール人の戦いが始り、Aは苦戦しますが光線技でヤプール人をバラバラにします…
ということで早くもメインの敵が滅びてしまいましたが、飛び散ったヤプール人の残骸が新たな超獣を産むということで、まだ続きます。しかし今回は「学生節」の替え歌のフランス語版、スペイン語版、英語版まで作ってその意味では手間がかかっていました。

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Q Who”

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Q Who”を観ました。出ました、Qの三度目の登場。前回QはQの共同体から追放されていましたが、今回は何とエンタープライズ号のクルーにして欲しいと言って来ます。ピカードが断ると、Qはエンタープライズ号を何千光年も吹っ飛ばし、未知の宇宙空域に連れて行きます。そこにはボーグと呼ばれるサイボーグ的なエイリアンが居て、個々の思考は持っておらず種族全体で一つの意識を共有していました。彼らの内の一人がエンタープライズ号に侵入し、エンタープライズ号のシステムを調査しようとします。ウォーフがフェイザーのキルモードで最初のエイリアンを倒すとすぐに次のエイリアンがやって来て、これにはフェイザーも効かず、調査を終えると引き返していきます。エンタープライズ号はトラクタービームで捕らえられますが、フェイザーで反撃し相手の船にダメージを与えます。ライカーとデータ、ウォーフが相手の船に乗り込みますが、そこでは宇宙船の修理が猛スピードで行われており、そのために一時的にエンタープライズ号への注意が無くなっていました。3人をすぐエンタープライズ号に戻して、ピカードは全速力でそこを離れようとしますが、ボーグの船が追って来ます。しかもエンタープライズ号のシールドは3度の攻撃で無力化され、エンタープライズ号は危機に陥ります。ピカードは結局Qに助けを求め、Qはエンタープライズ号を元に戻します。しかしボーグによって18名の乗員が死んでおり、ピカードはQに感謝出来ず、Qは消えます。これによってボーグは連邦の存在を知ってしまい、やがて彼らが攻撃してくることが予知されます。ちなみにバーのアフリカ系アメリカ人だと思っていたガイナンは、実は何世紀も生きており、Qとも過去に2回会っているという、怪しげな過去が暴露されています。私はどうもこのQが出てくる話は好きじゃないです。

Laravelの勉強し直し(2)


Laravelの勉強しなおしも、かなり進みました。
実際にはWebページから検索とその結果表示が出来れば良いので、Web画面からの登録とか編集機能は不要ですが、一応学習しています。
それより欲しいのはオプションを選択して絞り込み検索なのですが、その際に機能1の選択がこれだったら機能2のこのオプションは無し、みたいな制御をどうしようか考えています。前の会社の時に外注に出してやってもらったのはJSONでルールを記述していました。Laravelでも似たような感じになるのではないかとおもいます。
https://zenn.dev/arsaga/articles/ad20f42ed399ed

スーパー並読法

現在、読みかけの本です。実に全部で24冊。1年くらい前に、マックス・ヴェーバーの「理解社会学のカテゴリー」の冒頭に言及されている多数の本を同時に読む、ということを始めて、その習慣が続いているもの。通勤中と、エアロバイクでの運動(45分~一時間/日)の間に読んでいます。1冊あたりの時間は、エアロバイク中のは短くて1分/日、長くて6~7分/日です。この方式のメリットは、例えばカントの「純粋理性批判」とかジンメルの「貨幣の哲学」とか旧約聖書が入っていますが、これらはそればっかり読み続けると疲れるのと飽きるので途中で挫折します。それが一日数分だったら我慢できて続く訳です。もちろんそれだけ一緒に読むと、理解という意味では落ちるでしょうが、それでも読まないより読んだ方がマシ、と思ってやっています。ついでにこれまで買っただけで読んでいなかったものも消化しようとして「アンナ・カレーニナ」とか「モーリス」(E.M.フォースター)、埴谷雄高の「死霊」などが含まれています。線形数学の本はさすがにこういう読書法ではきついですが、まあ何が書いてあるか分ればいい、ぐらいの気持ちで読み続けています。詰碁の本は今やっているので5冊目くらいです。

ヴェーバーの翻訳にChatGPT4は本当に役立ちます。

ヴェーバーのドイツ語の翻訳に、ChatGPT4は本当に役立ちます。というか木村相良の辞書のVerfassungの項の記述に「組織・体制」の意味が書いていないのがおかしいのですが。下記の回答見ても分るように、ChatGPT4はこの「ローマ土地制度史」の全体の内容をきちんと理解しています。現在日本にヴェーバーの研究者は掃いて捨てるほどいますが、「ローマ土地制度史」をこのレベルで読んでいる人は一人もいないと思います。(かつてはいたと思いますが。)

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User
以下のドイツ語はマックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史」の一部です。この文章でのFlurverfassungはどういう意味でしょうか?つまり耕地に対する法律の意味なのか、それとも耕地に関する記述でしょうか?
Mag die colonia, die »Bauernschaft« — nach Mommsens Ansicht — die verjüngte Projektion der gentilen Flurverfassung sein, so ist sie ausserdem doch auch eine Organisation zur Abwehr dritter in einem befestigten Ort, also einer Stadt.

ChatGPT
この文脈での「Flurverfassung」は、特定の耕地に関する制度や組織の枠組みを指す用語として使われています。ドイツ語で「Flur」は「耕地」「畑地」などの意味があり、「Verfassung」は「憲法」「制度」「組織の枠組み」などの意味を持ちます。したがって、「Flurverfassung」は直訳すると「耕地の制度」または「耕地の組織の枠組み」となり、耕地に対する法的または組織的な枠組み、つまり耕地に関する制度や管理の仕組みを意味しています。
この文章の中でマックス・ヴェーバーは、ローマの土地制度、特に「colonia」や「Bauernschaft(農民社会)」が、古代の「gentilen Flurverfassung(氏族的な耕地制度)」の影響を受けて形成されたものであると述べています。しかし、それに加えて、「colonia」は外部からの防衛を目的とした固定された場所、すなわち都市としての機能も持っていたと指摘しています。
従って、この文脈では「Flurverfassung」は、耕地に関する記述やその管理・運用に関する法的または組織的な枠組みを指していると解釈できます。この用語は、単に法律の意味ではなく、より広い意味で耕地に関する社会的・組織的な制度を含む概念として使用されているようです。

NHK杯戦囲碁 決勝戦 芝野虎丸名人 対 一力遼棋聖(2024年3月10日放送分)


本日のNHK杯戦囲碁は、いよいよ決勝戦で、黒番が芝野虎丸名人、白番が一力遼棋聖という名人対棋聖の対決でした。序盤で黒が上辺に模様を築き、白がそこに入って行き、ある意味開き直るような強い打ち方をしました。黒も目一杯の手で白を攻め、結局振り替わりのような形で右上隅が黒地となり白は右辺へと脱出しました。その白を黒が切っていっていた石がどうなるかが次の焦点で、結局右辺の黒は取られましたが、黒から中央の白に攻め取りでどれだけ締め付けが利くかが次の焦点でした。しかし白も巧みに中央で手数を伸ばして締め付けを避けました。そこで黒が一転して左下隅の星の白に付けて行き、そこから次のラウンドが始りました。その戦いの中で黒が白のハネに延びておけば良かったのに二段バネしたのがある意味打ち過ぎだったようで、中央の黒を脅かされつつ下辺に進出され、また一度取られていた白4子が復活する手が生まれ、さらには右下隅も攻めらました。更には左辺にもかなりの白地が付くことになり、ここの戦いで白が完全に抜け出しました。こうなると地合が盤面でギリギリということになり、黒の投了となりました。これで一力遼棋聖が4回目の優勝となりました。一力棋聖はNHK杯戦出場10回で、その内8回で決勝進出、そして4回優勝というとても信じられないような記録を作っています。まだ26歳ですから、この先どこまで優勝回数を伸ばすかが楽しみです。

Laravel再学習

会社のHPに製品検索機能を付け加えようと思って、PHP/Laravelを勉強しなおしています。Laravelについては2019年~2020年頃、Udemyというオンライン学習で2つのプログラムを受講して一通り勉強しています。ただその頃のバージョンは5.6くらいで現在最新バージョンは10なので、最新版の理解と復習を兼ねて入門書をやり直しています。画面は書籍データベースの一覧を表示させたもの。

ウルトラマンAの「復讐鬼ヤプール」

ウルトラマンAの「復讐鬼ヤプール」を観ました。視聴率低迷対策なのか、今回初めてヤプール人が地上に隕石でやって来て、人間に化けて作戦を行います。TAC基地潜入は失敗しましたが、追跡して来た山中隊員と美川隊員の乗るTACパンサーを崖から墜落させ、美川隊員が死んでしまいます。と思ったら山中隊員が助けを呼びに行っている間にヤプール人が化けた青年が美川隊員を蘇生させます。美川隊員はその青年をすっかり好きになってしまいますが、その青年はブラックサタンという超獣の模型を幼稚園の子供達と美川隊員の手伝いで作ります。そして北斗がその青年の腕輪が基地に潜入したヤプール人と同じことに気付きますが、その青年の策謀で脚立から落ちて足を捻挫します。結局青年は人間でないことがバレますが、それはTACを呼び寄せるための罠で、子供達を人質にされ武器を捨てたTACの隊員の前にリアル化した超獣が現れます。ヤプール人のサポート付きの強力な超獣にAは苦戦しますが、女の恨みは怖いで、ヤプール人は美川隊員に倒されます。それでAは石油タンクの石油を超獣にかけ、雷を落して火を点け、燃え上がる超獣にトドメはメタリウム光線となかなか凝った倒し方でした。

トワイライト・ゾーンの”In Praise of Pip”

トワイライト・ゾーンの”In Praise of Pip”を観ました。このエピソードからシーズン5に入ります。放送は1963年9月で、そのためかベトナム戦争に関する話です。ピップと呼ばれる若い兵士がベトコンの罠にかかって重症を負います。医者の診断は死は時間の問題でした。ピップの父のマックスは競馬のノミ屋をやっていましたが、ピップのことは溺愛していました。マックスはジョージという若者に言葉巧みに誘って賭けさせますが、当然その若者は外します。賭けたお金はマックスの親分のところから借りたお金で返せないジョージは痛めつけられ、刑務所送りになりかけます。しかしその時にマックスに軍から電話があり、ピップが危篤であることを知ります。これまでの生き方を反省したマックスはジョージを助け、親分をナイフで刺して逃亡しようとしますが、自分も子分に撃たれます。マックスがよろめきながら昔ピップを週末に良く連れてきた遊園地の前に来ます。そこには何故か10年前の10歳のピップが彼を待っており、狂喜したマックスはピップと遊びます。しかしピップはもう死ぬのでサヨナラだと言い、姿を消します。マックスは神に対して自分の命を取って、その代わりにピップを助けてくれるよう祈り、そして倒れます。次のシーンでは杖をついているものの、無事に戻って来た20歳のピップが、遊園地で死んだ父を懐かしがっていました…
ということで良い話ですが、あまりに捻りがなさ過ぎです。ちなみに10歳のピップはトワイライト・ゾーン2回目のビル・マミー(宇宙家族ロビンソンのウィル役で有名)が演じていました。

ジェイコブ・ソールの「帳簿の世界史」

ジェイコブ・ソールの「帳簿の世界史」を読了。筆者は会計学と歴史学の専門家で、この本は「複式簿記」と国の繁栄をセットにして書いた歴史書です。しかし歴史書としては質が低く所々間違ったことが書いてあります。というか主題は「複式簿記をきちんと採用した国は栄え、そうでない国は駄目になった」ということの繰り返しです。私見では複式簿記というかお金の管理はもちろん必要なことでしょうが、それが十分条件では無い訳で、いくら帳簿をきちんと付けていても、歳出が歳入より大幅に多ければその国はいつかは破綻します。というか大体戦争とインフレでチャラになるんですけど。それとこの本で良く分る別のことは、複式簿記は常に複複簿記というか二重複式簿記になりやすい、平たく言えば常に表帳簿と裏帳簿が使われてきたということで、複雑で元帳とか仕訳帳が多数あるので、ごまかしやすいというか、簿記の歴史は粉飾の歴史でもあります。今会社で内部統制の手伝いをやっていますが、こんなのがうるさく言われるようになったのも、最近の粉飾決算によるスキャンダルが原因です。これについては今後も無くなることが無いどころか、フィンテクとかのIT技術の進歩で財務情報がますますブラックボックス化し、もっと状況が悪くなるような気がします。ある生成AIが粉飾決算情報を作り出し、別の生成AIがそれを暴こうとする、といった世界がもうすぐ来そうだと思います。まあまとめて、暇つぶしにはなりますが、学術的な本ではないです。