ドゥニ・ビルヌーブの「ブレードランナー2049」

「ブレードランナー2049」観てきました。脚本がひどいの一言。全く以てお勧めしません。画面的には全体に渡って美しくお金もかかっていましたが、ともかくストーリーが全てをぶち壊しています。何というか映画の基本文法をぶち壊しているような台本でした。私の想像ですが、この台本は最初に予定されていたものから、途中で変更が入ったんじゃないかと思います。その変更が全てを台無しにしています。この映画、3時間近く続くのですが、結末を見た時には脱力感しかありませんでした。「何これ?」状態です。

それからこの映画で初めてMX4Dというのを体験しました。通常の3Dに加えて、椅子が揺れたり傾いたり、光が出たり、主人公がシャワーを浴びるシーンではミストが降ってきたり、あげくの果ては匂いまで出てきます。しかし、ミストは3Dメガネが濡れてしまいますし、また匂いは最初に出てきた時は驚きましたが、2回目は同じ匂いが使われていたので白けました。(最初のシーンは主人公が花の匂いをかぐシーン、2回目はハリソン・フォードがウィスキーを飲む場面で、この2つが同じ匂いというのはあり得ないのです。)椅子が動くのも程々にしておけばいいのに、大げさすぎて、多分車に弱い人は酔ってしまうでしょう。

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