スペース1999の”Mission of the Darians”を観ました。月に一つの都市ごと収用した超巨大な宇宙船が接近します。そこからSOSメッセージを得たコーニックらはイーグルでその宇宙船に向かいますが、コーニックとバーグマン教授は宇宙服を着た人間にスタンガンで撃たれます。ヘレナらは原始人のような人々に捕まります。コーニックが意識を取り戻すとそこは宇宙船の中で隔離された場所で、そこに残っていたわずか14人のダリアン人の説明によると、彼らの惑星はもう無く、いわばノアの箱船として脱出したのがこの宇宙船だけど、ある日エンジンの一つが核爆発を起こし、14人を残して、残りは被爆して生き残りが野蛮人になっていました。しかしコーニックが調査を続けていくと、その宇宙船には人間が必要な栄養素のストックが無く、それを野蛮人を殺してその人体から摂取していました。更には宗教をでっち上げて野蛮人を騙し、放射能汚染の少ないきれいな個体からは臓器を採取して生き延びていました。しかしカーターがその宗教のインチキを暴いて、野蛮人が14人のいる隔離区画に侵入し、ダリアン人の保存遺伝子を破壊します。絶望にくれるダリアン人にコーニックは、野蛮人と一緒に生きるように言い置いてαに戻ります。良く考えると色々矛盾がありますが、まあこんなものでしょう。
投稿者: kanrisha
ウルトラマンレオの「飛べ!レオ兄弟 宇宙基地を救え!」
ウルトラマンレオの「飛べ!レオ兄弟 宇宙基地を救え!」を観ました。しかし最初からストーリーをばらしているタイトルってどうなんでしょ。まあレオの中ではそれなりに良く出来た話で、マックが新しいマック・ウランというエネルギー源を開発します。ウルトラセブンの超兵器R1号みたいな話ではなくて、そのエネルギーで宇宙ステーションの観測範囲が広くなるというだけですが。それをアトランタ星人が利用して、そのマックウランを運ぶマッキーを宇宙ステーションにぶつけて宇宙ステーションを破壊しようとする話です。ちょっと面白いのがその星人の正体が最初からゲンとダンにはバレていることで、逆に星人が二人の正体をばらすと脅します。でその星人が化けているのがMacの長官の娘の恋人ということで、話がややこしくなりますが、ゲンに変わってマック・ウランを運ぶパイロットになったアトランタ星人を阻止するため、ダンがウルトラ念力でその娘を危篤状態にする、という、とてもウルトラセブンとは思えない裏技を使います。結局はダンが操縦するマッキーを星人が追っかけて来てマッキーごとステーションにぶつけようとして、それをレオが阻止しようとしてもがいている所に颯爽とアストラが登場し、大団円。
NHK杯戦囲碁 横塚力7段 対 井山裕太碁聖(2025年12月7日放送分)

本日のNHK杯戦囲碁は黒番が横塚力7段、白番が井山裕太碁聖の対戦です。(井山さんもついに碁聖だけになりました。感慨があります。)
対戦は下辺での黒の打ち方が一応振り替わりでしたが損を先にしたようなもので、それ以降はずっと白のリードで進みました。しかし上辺での折衝で白は黒の戦いの誘いに乗った感じで打ち過ぎてしまい、白がかなり損をし、黒は中央がかなり厚くなって形勢は互角になりました。その後中央の黒地を白がどう値切るかの戦いが続きましたが、ここでも黒は上手くしのいで、形勢はやや黒有利で進みました。しかし黒が左辺2線を先手のつもりで押さえたのが、白の黒6子取りと換わり手拍子で、これでまた形勢不明になりました。しかし双方でヨセにミスが出て、結局は白が何とか半目勝ちとなりました。全体に井山碁聖らしさがあまりない碁でした。横塚7段は大きなチャンスを逃しました。
スタートレック・TNGの”The Mind’s Eye”
スタートレック・TNGの”The Mind’s Eye”を観ました。ここしばらく地味な話が続いていましたが、今回はロミュランの陰謀によりラフォージュが洗脳され、バイザーを通じて直接脳をコントロールされる、というなかなかスリリングな回でした。クリンゴンのある星が反乱を起こそうとしていて、そこに対して連邦が武器を送っているという疑惑が持ち上がります。ラフォージュはある星でのセミナーに行く途中でロミュランの宇宙船に拉致され、そこで洗脳されます。嘘の記憶を埋め込まれたままラフォージュはエンタープライズ号に戻り、そこでこっそりエンタープライズ号から武器をクリンゴンの星に転送しようとしてそれがクリンゴン側に察知され、エンタープライズ号は危機に陥ります。データが活躍しエンタープライズ号の中から怪しげな電波が出ていることを突き止め、結局はそれがラフォージュのバイザーから出ていることを察知し、クリンゴン側の責任者をフェイザーで撃とうとしていたラフォージュを寸前で止め、クリンゴンの大使がラフォージュを操っていたことも突き止めます。まあまあのエピソードでした。
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ウルトラマンレオの「おいらは怪獣大将だ!」
ウルトラマンレオの「おいらは怪獣大将だ!」を観ました。うーん、これもウルトラマンタロウ調のほのぼの系で、お仕置きで壺に入れられて宇宙に放り出された怪獣タイショーの話。怪獣大将という割りには宿題をやりたくない宮坂君に頼まれて誰もいない学校を壊したりとかで、やることがショボいです。結局タロウが元の星に返してやるというだけ。まあ次回辺りから最終回までやっとシリアス路線に復帰します。
スペース1999の”The Infernal Machine”
スペース1999の”The Infernal Machine”を観ました。ムーンベースαに奇妙な宇宙船が接近して来て、通信で支援を要請して来ます。向こうはαのコンピューターを全部支配してしまい、コーニック司令官、バーグマン教授、ヘレナの3人に来るように言います。3人が宇宙船に入るとそこに居たのは死にかけている老人で、彼はグェントという宇宙船そのもの、つまり機械と人間の意志が合体したものに仕えているコンパニオンでした。グェントはコーニックに物資の提供を依頼します。コーニックは応じる振りをして攻撃を命じますが、全て反撃されてしまいます。そうこうしている内にコンパニオンは死んでしまいます。グウェントは高齢のバーグマンはαに戻してコーニックとヘレナを代わりのコンパニオンにしようとします。しかしそうこうする内にコーニックはグェントがセンサーの当たった所しか見えないのと、そのエネルギーが尽きかけているのを悟ります。そしてわざとグェントを怒らせてエネルギーを消費させます。その作戦は成功しグェントは動かなくなりましたが、今度はドアが開かずまた酸素の供給もストップし3人は死にかけます。コーニックはエネルギーを少しだけグェントに供給し酸素の供給とドアの開放を頼みます。その願いは聞き入れられ3人は無事脱出し、グェントは残ったエネルギーで自殺行動を取ってクラッシュします。うーん、ちょっとありがちな話でもう少し捻りが欲しかったと思います。
ウルトラマンレオの「ウルトラ兄弟永遠の誓い」
ウルトラマンレオの「ウルトラ兄弟永遠の誓い」を観ました。今回も視聴率対策のサービス回で、帰って来たウルトラマン、郷秀樹と新マンが変身出来なくなったダンに持って来た新しい「カプセル怪獣」じゃなくてカプセルロボットのセブンガーまで登場。そのセブンガーが見た目はカエルでまったく強そうじゃないのに、キングジョー並みの強さを発揮して一時はアシュランを倒しかけますが、一分間しか活動出来ず、しかも一回使うと50時間経たないとまた使えないという制限付き。仕方なく郷秀樹が怪我を押して新マンになり、月蝕の暗闇を利用としてレオと二人でなんとかアシュランを倒します。
スタートレック・TNGの”The Host”
スタートレック・TNGの”The Host”を観ました。第4シーズンも終わりに近付き、予算が無くなって脚本だけで勝負しようとする話が続いています。前の2エピソードはなかなか良かったですが、この話はイマイチ。「恋するベバリー」の話で、オダンという大使と恋仲になりますが、実はこのオダンの正体が寄生生物で、宿主が死んでしまうと自分も死ぬということで新しい体が必要でしたが、届くまで時間がかかるので、志願したライカーの体を使います。という訳で世にも奇妙なライカーとベバリーのラブシーンになるのですが、オダンの調停によるある二つの星の間の戦争回避は成功し、新しい宿主が届きますが、今度は何とそれが女性というオチです。いくらなんでもビジュアル的に地味過ぎです。それに寄生生物があまりに映画のエイリアンのそれでグロ過ぎ。
NHK杯戦囲碁 河野臨9段 対 芝野虎丸十段(2025年11月30日放送分)

本日のNHK杯戦囲碁は黒番が河野臨9段、白番が芝野虎丸十段の対戦です。序盤で白が4手目で右上隅にかかり、変形秀策流のような布石で始まりました。右上隅で黒は中央にケイマで顔を出し、右辺を押していって白地を確定させるという河野9段としては珍しい打ち方をしました。その後上辺と左上隅、左辺にかけてお互いに切り合って戦いが始まり、黒が白のダメヅマリを利用した上手い手で上手く中央に顔を出しました。そうすると残された中央の白がどうしのぐかという所ですが、白は下辺に黒に付けて行き、そこと絡めてのしのぎを目指しました。ここで黒が下辺を優先して中央の黒5子を捨ててしまったのが少し追及不足という感じで、白は黒を取って治まり、形勢としては白のリードになりました。その後黒が右辺の白地に踏み込む勝負手を見せましたが、結局は白有利の攻め合いで、少し締め付けが利いた程度で形勢の逆転にはならず、白の中押し勝ちとなりました。芝野十段の戦い上手が目に付いた対局でした。


