クマ対策スプレー練習用

出没するクマに対しての有効な対応策として、唐辛子スプレーがあります。私も一応持っています。但し、いざツキノワグマに遭遇した時にちゃんと使えるか自信がありません。(唐辛子スプレーは風向きを考えて噴射しないと自分にかかって悲惨なことになります。)という話をChatGPT5にしていたら、練習用スプレーがあることを教えてくれたのですが、何と6,480円!ちなみに中身は水です。大体本物が通常だと一本1万円くらいし、私は昨年のブラックフライデーの時の割引で6000円くらいで購入しましたが、それより高いとは…馬鹿馬鹿しいので購入は止めて、現在持っているスプレーの安全装置の外し方とどこを押せば噴射するかを確認しました。

クマ出没→ドングリの不作は本当か?

夏に続きまたも自治会の草刈りに駆り出されたけど、ドングリ(おそらくマテバシイ)を多数発見。他にも栗のイガも多数。ドングリが不作だからクマが人里に出てきているって本当なんでしょうか。少なくとも丹沢山系(私の住んでいる所は丹沢山系の北端、標高280mくらい)はそれは違うようです。もしドングリの不作が原因なら、この冬眠の直前の時期にクマの出没情報がもっとも多くなる筈ですが、神奈川県によるツキノワグマの目撃情報を見る限り、11月くらいに目撃情報が増えているということはなく、むしろ5月から夏にかけての方が多いです。また、クマ対策スプレーを販売している東京銃砲店のブログでも、「ドングリやブナ等の豊作凶作はあまり関係がなくなっております。」と述べられています。
そもそも私の住んでいる相模原市の緑区は昔からツキノワグマは出没しているのですが、昨今のヒステリックともいえる報道にはちょっとうんざりしています。きちんとした科学的な調査・議論をした上で対策を考えるべきで、短絡的にクマを捕殺せよ、という議論にはまったく賛成出来ません。大体クマが人間の領域を侵しているというより人間がクマの領域を荒らしているのですから。

NHK杯戦囲碁 富士田明彦8段 対 鶴山淳志8段(2025年11月23日放送分)


本日のNHK杯戦囲碁は、黒番が富士田明彦8段、白番が鶴山淳志8段の対戦です。この碁は終始戦っており、特に下辺での激しい折衝が中央から左辺にかけて延びて行き、黒が攻められていた中で、左下に覗きを打ってそれに白が反発しという展開で、結局左下隅は黒地になりましたが、その代わりに下辺から中央に延びた黒石がかなり危なくなりました。しかし白の攻め方が若干まずい所があり、黒は取られていて左上隅の石を利用して上手くしのぎました。しかし白も中央が厚くかなりの地が見込めそうで、黒の右辺がどのくらいまとまるかが勝負でしたが、白が右下隅に付けて黒に受けさせた後、右辺上方に利かして打った打ち方が巧妙で、右上隅の黒は手を抜くと眼が無くなるのでやむを得ず受けになり、それから右下隅のさっき付けた石を動き出したのが巧妙でした。これで白が右辺を上手く割り、白の優勢になりました。その後右辺で劫が発生しましたが、勝敗には関係なく、結局白の3目半勝ちになりました。

Space:1999の”Space Brain”

Space:1999の”Space Brain”を観ました。またもワースト記録更新?の支離滅裂なお話。Space Brainというよく分からない小型ブラックホールみたいな物体が月と衝突コースに入り、向こうは勝手にαのコンピューターにアクセスして、回避行動を取ろうとするけど、α側は侵略されていると感じて、核兵器入りイーグルをその物体に向けて発信させます。ケリーというクルーが向こうとつながっていて、コーニック司令官はその脳と自分の脳をつないで、向こうが何とかこちらを助けようとしていることを理解し、核兵器入りイーグルを回収に行きますが、Uターンさせたイーグルがαにぶつかりそうになってギリギリ回避。結局衝突は不可避ということになったのですが、その衝突というのが何と洗剤の泡みたいなの(実際にスタジオに余っていた洗剤を使ったらしいです)に包まれるだけで、緊迫感ほとんど無し。そして例によって無事にすり抜け目出度し、でBlack Sunと同レベルの駄エピソードでした。

AIバブル(2)

従来のデータセンターって要するにStorageが中心でHDDが主役でしたが、今爆発的に増えているデータセンターは、超GPUアレイみたいなもので、Storageはほんのオマケらしいです。それで一つのGPUの消費電力が700~1000Wでそれを数千から場合によっては万単位で使うので、だから本当に専用発電所が必要なレベルになります。これの電気を作るのに化石燃料がまだまだ大量に使われており、地球温暖化を加速しています。地球温暖化の本当の障害はトランプ政権ではなく実は生成AIバブルです。しかも変なのはそれだけお金をかけてデータセンターを作りまくって今の所誰もそれに見合う利益を上げていません。

AIバブル

AIバブルでどんどこGPUデータセンターが世界中で増殖しているのにどこも儲かっておらず、競合先がやっているから自社もやる、完全にレミングの集団自殺か1950~60年代の核兵器開発競争と同じです。
また現状の生成AIでちょっとした翻訳とかプログラム作りには便利だけど、目に見えて効果が出るような使われ方はまだほとんどされていないと思います。個人的に今60歳台で良かったと思います。20歳台だったら何を目指して働けばいいか全く分からなくなったと思います。

ウルトラマンレオの「さようならかぐや姫」

ウルトラマンレオの「さようならかぐや姫」を観ました。何と言うかタイトル通りのかぐや姫そのままでした。出てくる月の怪獣が「キララ」で名前も外見もウルトラマンの「キーラ」にそっくり。キララがかぐや姫を連れ戻しに来るのは、ある意味正当な権利なのに、「生みの親より育ての親」という論理でゲンとレオがそれを妨害しようとするのは、とても変。次のエピソードはまたアストラが登場します。

スタートレック・TNGの”Half a Life”

スタートレック・TNGの”Half a Life”を観ました。いつもお騒がせのトロイの母親のルクサナが、今回はなかなか味のあるいい役を演じます。カエロンIIという惑星の科学者ティムシンがエンタープライズ号にやって来ますが、その目的は彼らの太陽が死にかけているのを、エンタープライズ号の光子魚雷を使って再活性化させる実験を行うことでした。たまたまトロイに会いにやって来たルクサナですが、何かとティムシンにつきまといます。ある太陽を使った実験はしかし、その太陽が爆発することになり失敗します。実はカエロンIIでは一種の姥捨山システムがあって、人は60歳になると自殺を強いられます。実験に失敗したティムシンに残されていたのはカエロンIIに戻ってお別れの儀式をした後自殺するだけでした。しかしルクサナはティムシンを愛するようになり、ティムシンにそんな野蛮な風習に従うことを止めるように言います。悩んだティムシンはピカードに亡命を申し入れますが、カエロンIIから宇宙船2隻が攻撃のためにやって来ます。結局エンタープライズ号にやって来た自分の娘にも説得され、ティムシンはカエロンIIに戻ることになり、しかしルクサナがお別れの儀式に参加するために同行します。という訳で前回同様地味な話でしたが、脚本としては良く出来ていたと思います。

ウルトラマンレオの「地球を守る白い花」

ウルトラマンレオの「地球を守る白い花」を観ました。今回は「花咲かじいさん」です。仲谷昇演じるバーミン星人が子供達の前で灰みたいなものを撒いて花を咲かせ、その花を子供達にプレゼントするけど、その花の匂いをかぐと皆寝込んでしまいます。カオルが助けた白い花の精が、そのバーミン星人の正体を暴き、星人が巨大化します。ちなみにその花の精を演じているのは杉田かおるです。ウルトラ同窓会で次は団時朗かな、と思っていましたが、普通の話でした。(団時朗さんと帰ってきたウルトラマンはもうちょっと後に登場します。)

NHK杯戦囲碁 本木克弥9段 対 志田達哉8段(2025年11月16日放送分)


本日のNHK杯戦囲碁は、黒番が本木克弥9段、白番が志田篤8段のどちらも7大タイトルの挑戦経験者同士です。(志田8段は今年の天元戦で一力遼天元に挑戦しましたが、惜しくも3連敗でタイトル奪取はなりませんでした。)この碁はがっぷり四つという感じで、最後まで微細な形勢が続きました。上辺左でいわゆる「鶴の巣ごもり」の形が出来て、それで白が守らずに黒に取らせたのも珍しいことでした。左辺で黒が白地を侵略して活きた代わりに中央がかなり白っぽくなったのですが、黒が下辺の白を脅かしつつ中央を上手く侵略して大きな白地を作らせなかったのが黒の勝因になりました。また最後の方で上辺の劫争いをしている時に、左辺を劫に弾いて新たな劫を作ってそれを劫立てにしたのも上手く、最後白の左下隅に置く手があり、白が一手手入れが要るということで、結局黒の1目半勝ちに終わりました。