宇宙家族ロビンソンの”The Cave of the Wizards”

宇宙家族ロビンソンの”The Cave of the Wizards”を観ました。この辺りひどい話が多いシーズン2の中ではかなり良く出来た話で楽しめました。ただ、原子力潜水艦シービュー号のキャラが沢山出てきた(化石男、宇宙から来た巨大脳、ミイラ男など)には辟易しましたが。ドクター・スミスが岩石採集の時に突然爆発に遭遇し頭を強く打ち、自分の名前も忘れてしまいます。やがてエイリアンの出すビープ音に操られて洞窟に誘い込まれます。そこには宇宙をかつて支配していたドラコニアンの一族のマシンがあり、それらを統率し、ドラコニアンの過去の知恵を集約する人間を求めていて、それにドクター・スミスが選ばれたものです。ドクター・スミスはついうっかりエイリアンのメダルと帽子を身につけすっかりエイリアンに操られてしまいます。一方でロビンソン博士とドンはいよいよジュピター2号の修理と燃料の採取が終わり、この星から飛び立とうとしていました。一度は博士とドンはドクター・スミスとロボット(エイリアンに金色にされ、ゴールデンボーイと名乗っている)を連れ戻しに行きますが、無駄でした。しかしウィルは諦めきれず一人で二人を連れ戻しに行きます。それでもドクター・スミスはウィルの願いをはねつけますが、ウィルがこれまでの楽しかった思い出を話し、それによってドクター・スミスの感情が復活し、エイリアンの催眠術が解けて、という話です。結局一家はこの惑星を出発出来ませんでした。

宇宙家族ロビンソンの”Rocket to Earth”

宇宙家族ロビンソンの”Rocket to Earth”を観ました。今回は魔法使いが登場です。とにかくSFとある意味正反対の者が次から次に登場します。最初はドクター・スミスにしか見えなかった魔法使いが実は洞窟の中に住んでいることが分かります。彼はロケットを持っていて、ドクター・スミスがまた例によってうまくごまかしてそのロケットを使って地球に戻ろうとします。実は魔法使いの側もドクター・スミスを騙していて、そのロケットに積まれていたのは宇宙用の花火ではなく核ミサイルでした。手違いでウィルも一緒に乗ったロケットは地球に向かいます。しかし地球から未確認ロケットとして確認の通信が来ても、こちらから返答することが出来ません。それなら花火を出せば敵では無いと分かってくれるとドクター・スミスは考え、それを打ち出すと実際は核ミサイルですから、すっかり地球側からは敵のエイリアンとみなされ、地球からミサイルが飛んできます。ウィルがロケットを何とか反転させて元の星に戻ります。しかしこの話別に魔法使いでなくて他のエイリアンでも良かった筈ですが、もうすっかりそういうカラーの番組になってしまっています。

小泉志津男の「日本バレーボール五輪秘話③ 松平全日本の奇跡」

小泉志津男の「日本バレーボール五輪秘話③ 松平全日本の奇跡」を読了。最初ちょっとタイトルに引っ掛かりました。というのはミュンヘンオリンピックの時の男子バレーの金メダルは、ある意味予定されていたという感じで捉えていたからです。でもこの本を読むと、準決勝のブルガリア戦での大苦戦と「奇跡の」逆転、それからやや苦手だったソ連を東ドイツが破り、決勝は日本が予選で楽勝している東ドイツだったり、とある意味運も味方していて、「楽勝」的なイメージは、TVでやっていた「ミュンヘンへの道」というアニメドキュメンタリーで刷り込まれたイメージかもしれません。それからこの本でもう一つ知りたかったのは、あれほど輝いていたミュンヘンでの男子バーレが何故あっという間に凋落したのかということです。男子バーレはオリンピックの2年後の世界選手権では、ポーランドとソ連に敗れ3位となり、その2年後のモントリオールオリンピックでは、4位となり、東京オリンピック以来のメダル取得の歴史もストップします。そしてその後はさらに凋落し、オリンピックにすら出場出来ない場合も多い、という惨状になっています。
この本によると、金メダル取得後、森田、大古、横田といったスター選手が少年漫画誌に手形付きで載ったり、また選手の結婚式がTV中継されたりし、そういった行動が「アマチュアリズムに反する」という批判が巻き起こったようです。その当時日本のアマチュア規定は世界一厳しいものでしたが、ですが男女とも日本バレーが強かったのは要するに企業が自分のチームに投資を続けて強化してきた結果であり、最初からアマチュアリズムとは矛盾するものでした。
また、そのアマチュアリズム批判と同時に、金メダルへの原動力となったバレー協会の前田会長と松平康隆監督のコンビに対する、やっかみをこめた反対派が現れ、と内紛続きだったようです。それに更に輪をかけて、森田が本人の希望で全日本からは引退し、また大古は日本鋼管から、新しく作られたサントリーに移りますが、そうした行動の結果、全日本から外される、というおかしなことになります。
そういったゴタゴタで、日本の男子バレーの実力はミュンヘンの時に比べ上がるどころか低下しており、それに対して東欧諸国が日本式のコンビネーションバレーも積極的に取り入れ、それがポーランドの躍進につながるということになります。
そうこうしている内に、東京オリンピックの後はメキシコとミュンヘンの両方でソ連に敗れて銀メダルに終わった女子チームが、今度は山田重雄監督の率いる日立武蔵中心の全日本チームで、1974年の世界選手権で東京オリンピック以来の金を取り、更にモントリオールオリンピック、ワールドカップの両方ともで金を取り、「新・東洋の魔女」と称されます。男子バレーはそうした女子の大活躍に完全に置いて行かれてしまいます。

宇宙家族ロビンソンの”The Space Vikings”

宇宙家族ロビンソンの”The Space Vikings”を観ました。何とブリュンヒルデが「ハヨトホ ハヨトホ」と叫びながら登場。いいのか。でもワーグナーと北欧神話がゴチャゴチャになっていて、雷神はドンナーではなくトールです。何故かそのトールの手袋とハンマーがドクター・スミスの元に降ってきて、ドクター・スミスはトールと決闘しなければならなくなります。もちろん腕力でかなう筈がないので、ドクター・スミスは言葉巧みにごまかして、トールをすっかり弱気な男にしてしまいます。そうした所に巨人族が攻めてきて、唯一の頼りのトールはドクター・スミスのお陰で腑抜けになって…というお話です。例によって無茶苦茶ですが、でもまあそれなりには楽しめました。もうこの辺り何でもありですね。このブリュンヒルデを演じている女優は後でアーウィン・アレンの奥さんになったそうです。

宇宙家族ロビンソンの”Mutiny in Space”

宇宙家族ロビンソンの”Mutiny in Space”を観ました。解説本によると映画の「バウンティ号の反乱」の低レベルのパロディーみたいです。というかやってくるエイリアンが皆なんらかの地球の人間の格好をしていて英語も最初から喋る、というのが暗黙ではなくて公然の前提になってしまっていて、SFらしさがまるで無くなっています。元の映画を知っていれば多少は楽しめるのかもしれませんが、そうじゃないと本当に観ているのが馬鹿馬鹿しくなる子供だましのレベルで、シーズン2の低レベルのお話の典型です。唯一楽しめたのは例のドクター・スミスのロボットへの罵倒語が今回は7、8種類くらいも沢山出てきたこと。