冠水車その後

冠水車は幸いなことに、浸水しても嫌な臭いとかはありません。多分ほぼ純粋な雨水だけだったんでしょう。ただ後部座席のフロアマットの下がぐっしょり濡れてますから、この数日は吸水シートやキッチンペーパーを使って、水を吸わせています。また室内の湿度が上がって、エアコンのフィルターなどにカビが生える場合もあるとのことなので、窓を少しだけ開けた状態にしています。また今日この屋外用の電源コードリール(20m)が届いたので、家のドア近くまで車を持ってきて、このコードで家の中から電源を取り、1200Wのヘアードライヤーでマットレスを乾かしました。ちょっとやそっとじゃ全部乾かすのは無理ですが、触ってみてちょっと濡れてる、ぐらいにはなりました。
そうこうしている内にディーラー(ネッツトヨタ)から修理の見積りが来ました。フロアマットとカーペットの交換、ワイヤーハーネスの交換、ボディ下部のチェックで、21万円くらいとのことでした。向こうが一応保険会社と相談してみたら、ということでソニー損保に電話してみました。電話に出た人の話だと、車両保険で115万円くらいまではカバーされているので、台風被害ということで全額保険でカバー出来るのではないかということでした。なお、保険処理の時はダメージを受けた箇所の証拠写真が必要ですが、幸いなことにそれは先日車を持っていった際にディーラーの方で撮影してくれていました。もし保険OKなら一件落着でヤレヤレです。この程度で済んだのならマシでしょう。車の査定が下がる件は、元々乗り潰すつもりで買った車なので問題はないです。

白井喬二の「富士に立つ影」読み直し 帰来篇

白井喬二の「富士に立つ影」の読み直し、帰来篇を読了。この巻では、登場時はあれほど輝いて見えた佐藤兵之助が、結局伯典の娘と深い仲になり公職をないがしろにしたり、その動静を探りに来た武士を切り捨てたり、また自分への使者二人が山賊に馬を奪われたのを、きちんと幕府に報告せずごまかそうとしたり、そんなこんな小手先の微茫策や失策が重なり、ついには日光の霊城の城師の職を解かれています。一方で熊木伯典が指揮した富士山麓愛鷹山の調練城も、この巻で結局建設されないで終わってしまっていることが明らかにされます。江戸時代の新築の城の建築は裾野篇の感想で書いたように実際にはほとんど無く、白井がフィクションで2つでっち上げたのですが、結局その2つとも実現しません。しかもこの篇での佐藤兵之助の独白にあるように、両派の築城術は、黒船の大砲といった西洋式新兵器の時代にはもはや古すぎて無意味になっています。そうなると熊木と佐藤の両家は一体何を争っているのか分からなくなりますが、その関係だけはもつれにもつれます。この篇では、裾野篇の花火師竜吉がどこか富士山麓の岩牢に終身刑として捕らわれていて、その捕らわれていた時の調書が熊木伯典の旧悪の証拠として重要になるため、熊木公太郎と佐藤兵之助がそれを手に入れようと争います。日光の霊城勝負では兵之助の圧勝でしたが、その後那須での山賊狩りの時の真剣勝負では公太郎は兵之助の刀を曲げてしまう程の実力差を見せつけます。この篇でも兵之助を出し抜き、伯典の入れ知恵で菊太郎の息子であると偽って調書を先に手に入れます。その後腕尽くでそれを取り返そうとした兵之助に、またも剣技で勝ち兵之助に怪我をさせます。この辺り二人の運命は対照的で、兵之助の方は何もかもうまくいかなくなっていき、逆に公太郎は大器晩成という訳ではないのですが、やることなすことがうまく行き出します。このことは女性関係でもそうで、兵之助は前篇でこともあろうに敵の家の娘と恋仲になり、妊娠させてしまいます。しかも酷薄なことに、自分の出世のため、お園とそのお腹の子を秘かに切り捨てようとします。逆に公太郎の方は、那須で知り合った錦将晩霞の妹の貢(みつぎ)と何ともほほえましい感じで恋愛関係になり、伯典と小里の両親にも認められて一緒になります。貢はお園に比べると描写が少ないのですが、美人で明るく朗らかな女性として、小里が一目で気に入ってしまう女性として描かれています。
後はこの篇で面白いのは、裾野篇での伯典と菊太郎の対決に巻き込まれた人々の、約25年後が描かれていることで、伯典側についた人も、その後伯典が築城を放棄して富士の裾野を離れてしまったため、不幸に陥ったことが描写されます。例えば牛曳きの源六の孫の文六などで、この文六は伯典側に協力した者の孫ということで村人から疎まれた結果、すっかりひねくれて誰にでも喧嘩を売るようになり、最後は兵之助に刺されて死んでしまいます。ある意味無くてもいいようなキャラクターですが、しかしこういう人物を登場させることで、両家の対立が両家だけに留まらず様々な人の運命を狂わせていくことが描写され、物語の重厚さを増すことに成功していると思います。

宇宙家族ロビンソンの”Lost Civilization”

宇宙家族ロビンソンの”Lost Civilization”を観ました。今回はドクター・スミスは最後にちょっと出るだけです。ロビンソン博士とドンとウィルは飲料水を求めてチャリオットで遠征に出かけます。途中で火山の噴火に出くわします。それを回避した後、気温が上がりはじめますが、チャリオットの空調が動きません。昨晩ドクター・スミスがチャリオットの空調の部品を盗んで自分の部屋の空調に使ったためでした。暑さを避けてチャリオットの空調を修理するために一行は大きな洞窟に入ります。ロビンソン博士とドンが修理している間にウィルとロボットは洞窟の奥に進みますが、そこで地震が起きて、井戸のような穴にウィルが落ち、その後ロボットも落ちます。二人でその中を調べていると、それは信じられないような地下帝国で、二人はジャングルの中に眠っている少女を見つけます。ロボットがウィルにその少女にキスするように言い、そうすると少女は目を覚まし、自分は王女であると言います。そしてウィルに自分の軍隊を見せようとします。それは何千年も前から計画されていたものであり、宇宙全体を征服しようとする狂気に満ちた計画でした。ウィルの王女へのキスがその計画を発動させてしまいます。しかも最初のターゲットは地球です!結局色々あって地震を利用してその王国の装置を壊し、追いかけて来たロビンソン博士とドン、ウィルとロボットはその王国を脱出します。王女は再び眠りに入り、再度誰かがやってきてキスで目を覚まさせてくれるのを待つと言います。ちょっと王女に心が残るウィルでした。

宇宙家族ロビンソンの”All That Glitters”

宇宙家族ロビンソンの”All That Glitters”を観ました。タイトルは、All that glitters is not gold. で「光るものすべてが金ではない」ということわざの略。ドクター・スミスが宇宙の警察に追われていた大泥棒のオーハンから、触るものすべてをプラチナに変えられる不思議なリングを奪い取ります。で、そこから先はギリシア神話のミダス王の話そのもので、最初は触るものすべてがプラチナに変わって喜んでいたのですが、食べるものも飲むものもすべてプラチナに変わってしまい、何も食べられなくなります。またミダス王は自分の娘を金の彫像に変えてしまいましたが、ドクター・スミスはペニーを間違ってプラチナに変えてしまいます。しかし今回のドクター・スミスはそこからが殊勝で心から自分がやったことを悔い、ペニーをなんとか元に戻してくれるようリングの霊みたいなのに頼みます。ドクター・スミスが反省しているのを見て取った霊がペニーを元に戻して、リングもドクター・スミスの首から取れて一件落着。

半水没車のチェック結果

半分水没した車をネッツトヨタで見てもらった結果。
(1)どこまで水没したかは写真で見せましたが、見せるまでもなく、バックシートのフロアマットの下は浸水で現在もベチャベチャ状態でした。
(2)一度でも水に浸かった車は「水没車」扱いになり、査定は付かないのだとか。元々乗り潰すつもりで買った車なのでまあいいですけど。(現在6年半使用)
(3)取り敢えず当面乗る分には問題ないけど、将来はどうなうかは分かりませんとのこと。まあそれを言うなら車は元々そういうものなのでいいですが。
(4)一応部品類を交換する場合の見積りを後で送りますとのこと。でもそういう場合は保険では下りないでしょう、とのこと。まあそうでしょうね。

まあ後3年半乗ったら10年なので、それまでは車検等でチェックしつつ気を付けて乗っていく、ということになりそうです。
取り敢えず濡れたフロアマットの下は、キッチンペーパーを何枚も敷いて水を吸い取らせるようにしました。