スタートレックのファーストシーズンの”Charlie X”

スタートレックのファーストシーズンのCharlie Xを観ました。いやー、やはりスタートレックは脚本がいいです。アーウィン・アレンのチープなお話とは格段の差があります。しかし、視聴率はアレンのドラマの方が良かったのですから、不思議なものです。このお話はCharlieというある惑星上のコロニーみたいな所で事故で他の人間が全員死んで一人生き残って17歳まで一人で育ったCharlieという少年がエンタープライズ号に連れてこられますが、それまで人間の女性を見たことなく、初めて会ったカークの秘書のジャニスに一目惚れするけど、女性へのアプローチの仕方が分らずなどでフラストが貯まり、やがてCharlieがテージアンという別の種族の超能力を身につけていることが分り、Charlieがその力を使ってクルーを消したり、宇宙船を爆破したり、ついにはエンタープライズ号のコントロールを全部支配してしまって、という話です。まあありがちと言えばありがちですが、そのCharlieを何とかしようとするカーク、スポック、マッコイの努力が見物という話でした。結末はちょっとあっけなかったですが。

ローランド・エメリッヒの「ミッドウェイ」

「ミッドウェイ」観てきました。なかなかの出来だったと思います。いつぞやの「パールハーバー」とは大違いで、どうでもいいラブストーリーなどは入らず、実在の人物を使った話が進行していきます。いきなりミッドウェー海戦になるのではなく、まずは真珠湾攻撃から始まります。山本五十六長官(豊川悦司)が「眠れる獅子を起こしてしまった」とつぶやくのは「トラ・トラ・トラ!」へのオマージュでしょうか。その「トラ・トラ・トラ!」と同じく、日本軍もそれなりの役者によって演じられていて、決して一方的な悪者という感じでは描写されていません。今回のゼロ戦は「パールハーバー」の時みたいに、緑色に塗られた52型とかではなく、ちゃんと灰緑白色の21型でした。ただ惜しむらくは戦闘中も落下増槽を付けたままだったのはイマイチ考証不足でした。間にドゥーリトルの日本空襲をはさみ、ミッドウェー海戦ではアメリカ側の情報部隊の活躍が強調されています。日本の敗因はこの情報戦で敗れたのと、開戦以来の連勝による奢りでしょう。特に事前の机上演習で空母二隻が撃沈されるという結果が出ていながら、そんなことは起こらないとしてそのまま戦いに入ってしまいます。今回の映画の撮影ですが、CGは使っていない感じで、もし使っているのならCGも大した進化だと思います。空戦と空母爆撃のリアル感は素晴らしかったです。しかし、アメリカ側も決して余裕があったのではなく、もしミッドウェーで敗れたら、アメリカ西海岸が爆撃されるのを心配していたのは初めて知りました。日本もドゥーリトル空襲のせいで、米軍の残存空母を撃滅しないとと思っていたのですが。

「巨人の惑星」の”The Bounty Hunter”

「巨人の惑星」の”The Bounty Hunter”を観ました。
今回は人間達に賞金がかけられ、それを狙ってハンター達がやって来ます。今回人間達は巨人のテントから拳銃を盗みだし、追いかけて宇宙船までやってきた巨人をそれで撃ちます。巨人は腕を撃たれて引き返しますが、途中出血で倒れます。それを人間達が手当してやります。しかし目を覚ました巨人が人間の女性を捕まえます。しかし、後を追いかけて来た巨人の娘に、手当を受けたことを指摘され、女性を放してやるという話です。まあ前の3話よりはちょっとマシですが、大体こちらの想像通りの展開です。

スタートレックの”The Man Trap”

スタートレックのファーストシーズンのエピソード1の”The Man Trap”を観ました。「巨人の惑星」があまりに詰まらないので、スタートレックと交互に観ることにしました。で、嬉しかったのが、登場した惑星考古学者の俳優が、原子力潜水艦シービュー号のUボートの幽霊艦長を演じた人でした。その惑星考古学者の定期健康チェックのため、その惑星に立ち寄ったエンタープライズとカーク艦長一行でしたが、その考古学者の奥さんはドクター・マッコイの昔の恋人でした。しかし、惑星に転送されたカークとマッコイともう一人のクルーが見た奥さんはそれぞれまったく別の女性に見えて、という話です。さすがに「巨人の惑星」よりはるかに面白いです。ちなみに、ジーン・ロッデンベリーは最初にこのスタートレックの企画をアーウィン・アレンに持ち込んだのですが、その時アレンは「宇宙家族ロビンソン」を始めようとしていてバッティングしたために採用されなかったというエピソードがあります。特撮にしても、アレンの作品よりスタートレックの方が上です。

「巨人の惑星」の”Trap”

ヴェーバーの翻訳が一段落したので、久し振りに「巨人の惑星」の第3話、”Trap”を観ました。何というかこの「巨人の惑星」のパターンとしては、巨人達は地球人の存在を既に知っていて、その科学水準が自分達より優れていることも分っていて、地球人を捕まえてその秘密を知ろうとします。という訳で今回も女性2人が巨人に捕まってそれを他の男たちが助け出すというだけの話です。ポイントは、宇宙家族ロビンソンで言えばドクター・スミス的な役割のフィッチュー中佐(多分イタリア系)が、いつも卑怯というか臆病なことをしていて、今回はしかし最初は貴重な燃料の残りを使って爆薬を作り、それで巨人をテントからおびき出して女性2人を救出するという案に反対していて、結局最後に協力してヒーローになるという話です。うーん、何というかありきたりで、やはりこのシリーズはイマイチですね。