ウルトラマンレオの「吸血鬼!こうもり少女」を観ました。前回に続いてまたも吸血鬼もの。しかも前回の狼男は単に血を吸って殺すだけだったけど、今回のは血を吸われたものも吸血鬼になるという伝統的ドラキュラ路線。不評によって路線を変えたのかここ数回はダンのパワハラもワンパターンの特訓も登場せず、またレオも光線技をそれなりに使い、トドメはほとんどライダーキックみたいなレオキックです。しかも吸血怪獣バットンの血で血清を作る必要があるということでレオがいきなり巨大注射器を出したり、結構ウルトラマンタロウ的演出が戻って来ています。それはまあレオの演出方針が行ったり来たりしているということですが。
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スタートレックTNGの”First Contact”
スタートレックTNGの”First Contact”を観ました。要するに地球にUFOとかエイリアンがやって来るというのの逆パターンで,連邦がワープ技術を取得する初期段階にあるマルコリアンの星と接触する話です。矛盾しているのはこの星まだ宇宙探査もやったことなくロケットも打ち上げたことないのに、いきなりワープ技術を開発しようとしていることで、連邦が接触するには尚早もいいところじゃないのと思いますが、何とライカーが既にマルコリアンに化けて潜入して、怪我をしてマルコリアンの病院に入れられて、エイリアンであることがばれてしまいます。結局ピカードはそのワープ技術を開発しつつある女性技術者に接触して協力を求めますが、いきなりエンタープライズ号に転送して最新の宇宙船を見せたりして、それはPrime Directiveに違反しているのでは?と思います。結局その星のリーダーは、連邦と正式につきあうことをやらない決定をし、女性科学者だけがエンタープライズ号に移ります。と言うわけで私にはかなり不満が残るストーリーなんですが、何故かトレッキーの評価は高いんですよね。前回のCluesもそう。
ウルトラマンレオの「狼男の花嫁」
ウルトラマンレオの「狼男の花嫁」を観ました。第2期ウルトラシリーズ恒例の「真夏の怪奇話」路線の一話目。狼男風のウルフ星人が登場しますが、何故か狼男なのに若い女性の血を吸います。猛の恋人の冴子(体操選手)がこの狼男に乗り移られてしまいます。それで冴子の得意技の風車という回転技をウルフ星人も出来るようになります。それでレオがダンのアドバイスもあって、この風車が出る前にキック技でウルフ星人を倒します。(最近特訓はあまりやらなくなりました。)それでレオが冴子を元に戻して目出度し、ということで、まったく新しさのないお話でした。
スペース:1999の”Voyager’s Return”
スペース:1999の”Voyager’s Return”を観ました。これまで観た12話の中ではこれが一番良く出来た脚本でした。ある日ムーンベースαが宇宙船の接近を発見しますが、それは地球から宇宙探査に飛び立ったボイジャーでした。(このドラマ放映時点ではまだ計画だけでした。)しかし接近したイーグルは何かの衝撃波を受け、1台は爆破してしまいます。ボイジャーは普通のロケットエンジン以外に、外宇宙航行用のクェラーエンジンというのを積んでいて、核廃棄物を使って中性子線を撒き散らしていました。コーニック司令官は何とか外からボイジャーのクェラーエンジンを止めて、中の貴重な記録を手に入れようとします。しかしバーグマン教授の外からの指令は全てボイジャーに拒否されます。そこにリンドンという男が自分ならボイジャーを操作出来ると言います。実はリンドンの本当の名前はクェラーで、クェラーエンジンの開発者でした。(この辺りはちょっとご都合主義)しかしボイジャー2号の発射の時に大事故が起きて200人が犠牲になり、実はリンドンの助手のジムの両親はその事故で亡くなっていました。リンドンの正体を知ったジムは彼を殺しかけますが、それは失敗し、クェラーはボイジャーのクェラーエンジンを切り、無事ムーンベースαにボイジャーを着陸させることに成功します。しかし、ボイジャーの後を3機のエイリアンの宇宙船が追跡して来ており、それはシドンという文明圏からでした。そのエイリアンによると、ボイジャーを歓迎しようとしたが、クェラーエンジンの自動OFF機能が働かず、その文明圏の2つの世界の人間が皆殺しになったといい、ムーンベースαを破壊しようとします。クェラーはボイジャーに一人乗り込み、シドンのエイリアンに自分だけを罰するように言います。しかしシドン側がそれを聞かなかったため、クェラーエンジンを始動させ、かつ自爆して3機のシドンの宇宙船を破壊します。というかなりシリアスかつ良く出来た話でした。しかしスタートレックの映画版でもボイジャーが異星人に改造されて怪物的存在になったというのがありましたが、近い発想です。ちなみにバーグマン教授は今回もクェラー博士に科学者ポジションは全部取られて相変わらず能天気なことしか出来ていませんでした。
ウルトラマンレオの「真夜中に消えた女」
ウルトラマンレオの「真夜中に消えた女」を観ました。今回はアトラー星人という敵で胸から出る光線で人も物も蝋人形のようにしてしまいます。例によって一度戦ったレオですが、足を蝋人形にされかけて敗れます。それで特訓してまた新しい技を開発するのかと思ったら、ダンと二人でMac機でアトラー星人の弱点の胸を攻撃してゲン機が突っ込んだ後、レオに変身するという特攻作戦でようやくアトラー星人を倒します。どうでもいいけど、全体にレオは暗いんですよね…(写真の赤は、ダンがウルトラ念力を使用中)
スタートレック・TNGの”Clues”
スタートレック・TNGの”Clues”を観ました。自分達の存在を知られたくないあるエイリアンが、ワームホールを偽装してやって来た宇宙船を追いやってごまかしていたのが、エンタープライズ号の場合はデータだけが気を失わないので、そのエイリアンは代わりにエンタープライズ号全員の記憶を消すということになり、それに1日かかりました。しかし意識を取り戻したクルーにデータは皆が気を失っていたのは30秒だけだったと嘘を言います。クラッシャーが育てていた苔が一日分成長していたとか、ウォーフが手首を骨折していたとか、いくつか矛盾する証拠が出て来て、結局ピカードはその謎を追って、元の状況に戻ります。またエイリアンが出て来て、記憶を消すやり方は失敗したのでエンタープライズ号を破壊すると言いますが、ピカードが手がかりを残したのがまずかったので、もう一回やれば上手く行くと言い逃れて結局無事に済む、という話です。本来は嘘をつけないデータが業務として嘘をつくというのが面白いですが、如何せんビジュアル的には地味過ぎて私にはイマイチでした。
ウルトラマンレオの「くらやみ殺法!闘魂の一撃」
ウルトラマンレオの「くらやみ殺法!闘魂の一撃」を観ました。出てくるフリップ星人が得意技が分身だけど、それがバルタン星人そのまま、しかも声まで「フォフォフォ」のバルタン星人のもの。(実際にバルタン星人の声を早回ししただけみたいです。)
それでゲンは分身するフリップ星人に翻弄されたけど、盲目の空手家の津山は実体は一つだと見抜いて互角に戦います。ダンの命令でゲンは津山に教わりに行きますが、ユリ子がその津山と仲良くしているのに嫉妬して教わりには行かず、再度星人に敗れMacの隊員が一人犠牲になります。激怒したダンに厳命され今度こそ津山に教わって心眼を開く特訓をします。それは何とかマスターしたものの、実際のレオと星人の戦いではその極意を忘れて苦戦するのをダンが泡でレオの目を見えなくして極意を思い出させる、という内容です。しかし今さらウルトラマンの星人の真似というのは引きました。
スペース:1999の”The Last Sunset”
スペース:1999の”The Last Sunset”を観ました。何だかSFと宗教ものの混ぜ合わせで、月がある惑星と太陽の軌道に入ろうとして、イーグルが例に拠って調査に行くと、その惑星からミサイルみたいなのが飛んで来たけど、それは単にイーグルにくっついただけで爆発はせず。それをαに持ち帰って調査中にそれは突然ガスを吐き出したけど、結局それは大気そのもので、他にも多数の同様の装置が空から降ってきて、月面に大気で青空が!その後その装置からの電撃で雨も降り出し、全員狂喜します。しかし調査に出たイーグルが途中で墜落して乗っていたサンドラが頭を打って重傷、でも砂嵐で救助も来ないという危機に陥ります。サンドラのために水を探しにいったポールは岩場の陰にキノコみたいなのを見つけて、それを食べ「ここはエデンの園で、サンドラと俺が新しい人類を作るんだ」みたいなことを言い出します。要するにそれはマジックマッシュルームみたいな幻覚成分が入っていたということで、結局はその惑星のエイリアンが大昔から人間のことを知っていて、αの連中に自分の星に来て欲しく無いから仕組んだことで、実は旧約聖書の神がこのエイリアンだったのでは、と思わせて終わります。
ウルトラマンレオの「必殺拳!嵐を呼ぶ少年」
ウルトラマンレオの「必殺拳!嵐を呼ぶ少年」を観ました。まだ14話くらいだと思いますが、早くも主題歌が変更になりました。おそらく視聴率低迷の梃子入れでしょうか。しかし話としてはまた例のワンパターンで、怪獣にやられたレオが特訓して技を身に付け怪獣を倒すというものですが、今回新しいのは怪獣が少年に化け、ゲンと空手で戦って倒そうとすることです。それでサソリの怪獣なので毒針のある尻尾の攻撃があり、それをゲンがどう破るかが焦点になります。どうでもいいけど、ゲンの空手着はいつも黒で、これは伝統的には悪い空手家のイメージなんですけど…それからいつも思うのは、レオにおいては宇宙人も怪獣も単独攻撃が多く、一体何を目的に地球に来ているのかが不明です。一対一でゲンと戦っても仕方ないと思いますが。
スタートレックTNGの”Devil’s Due”
スタートレックTNGの”Devil’s Due”を観ました。エンタープライズ号はヴェンタックスIIという星の連邦の科学チームから緊急救助要請を受けます。それによるとその星は1000年前に非常に混乱して破滅しかけていた所に、アードラという悪魔が現れ、1000年間の平和を約束する代わりに、1000年後にはその星の人々はアードラの奴隷になるという契約を交わしていました。そして1000年が経ち、アードラが現れ、神話通り地震を起こしたり、自身の姿を現したりします。アードラが見せる色々な力にヴェンタックスIIの人々はすっかり信じ切ってしまっていました。しかしピカードだけはアードラがただの詐欺師だという確信を持ち、1000年前の契約に対して裁定を要求し、データが裁判官としてそれを裁きます。裁判はピカードの不利に進みましたが、ジョディがその間にアードラの「魔術」がロミュランのクローキングの程度の落ちるコピーに過ぎないことを突き止めます。エンタープライズ号はアードラの宇宙船を制圧し、今度はピカードが先にアードラがやったことを再現し、彼女が単なる詐欺師であることを証明します。
ということでファウストのSF版で、ピカードの活躍が光る回でした。