いい具合に茹で上がった白山村産のだだちゃ豆。今朝獲れの物で、鶴岡駅前の土産店で買って来たものです。塩加減も丁度いいです。香りがいいです!
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水無飴とボンタンアメ(山本夏彦の「二流の愉しみ」)
山本夏彦の「二流の愉しみ」を取り寄せて、「『水無飴』始末記」を再読。今村の水無飴は明治時代に、森永のキャラメルに遅れること数年で出たもので、元になっているのは熊本の朝鮮飴(求肥飴、今でも熊本で売っています)だということです。これでセイカ食品のボンタンアメと、水無飴が似ている理由が判明しました。ボンタンアメも元々、セイカ食品の社員が朝鮮飴を一口サイズに切って遊んでいた所から思いついたもので、ベースは朝鮮飴です。水無飴の説明は、「餅米と水飴と砂糖からなり、それをキャラメル大にかためて、それを一つ一つを白いかたくり粉でまぶして、蝋紙のかわりにオブラートで包んだもの。オブラートごと食べる。」とあり、ボンタンの果汁が入っていないだけで、基本的にボンタンアメと同じです。ボンタンアメの発売開始は大正年間ですから、オブラートで包むなどは先行していた水無飴を真似たのではないかと思います。
鹿児島の菓子「春駒」
高麗人参濃縮液
溝の口のカフェNADOCリオープン
富山ブラック
伊勢うどん
赤福
白ビール
ビールの本家ドイツには色々なビールがありますが、その中で私が好きなのが、この白ビール(Weissbier、またはWeizenbier=小麦ビール)です。
別名にあるように、通常のビールが大麦の麦芽で作られるのが、この白ビールは半分以上小麦の麦芽を混ぜて作ります。上面発酵のエールの一種です。色は薄めの黄金色ですが、酵母とタンパク質のせいで少し濁っています。味はスーパードライ系の味の対極で、まろやかでフルーティーな香りがします。
日本でも、キリンの「まろやか酵母」(現在はもう発売されていません)や銀河高原ビールが白ビールだと思います。
白ビールで乾杯する時は、繊細な泡を壊さないようにするため、ジョッキの底と底を「コチン」とぶつけるのだそうです。