久しぶりにニホンジカのオスと遭遇

先ほど(15日19時半頃)、帰宅のため車の運転中に、自宅から1Kmぐらいの坂道の途中で立派な角を持ったニホンジカのオスが道路の中央にぬっと立っていて、車で近付いてもまったく逃げようとしません。20秒くらいにらみ合いしていて、埒が明かないのでそろそろと車を動かしたら、ようやく逃げました。運転中なので写真は撮りませんでしたが。夏場はシカもイノシシもタヌキもまったく見ませんでしたが、実りの秋になってまた目撃が増えるんじゃないかと思います。(調べてみたらニホンジカのオスは今が発情期らしいです。)

ワイルドな相模湖周辺

JR藤野駅から車で自宅に帰るのに、昨晩(10日)はイノシシ、今晩(11日)はメスのシカを目撃。写真は私が撮ったものではありませんが、どっちも大きさ的にはこんな感じでした。どうも獣道というか、いつもほぼ同じ場所で目撃している感じです。元々獣道を後から道路が横切ったんだと思います。

アルバート・ペイスン・ターヒューンの「名犬ラッド」

アルバート・ペイスン・ターヒューンの「名犬ラッド」を読了。もしあなたのお子さんが小学校高学年から中学生くらいで、動物好きなら、夏休みの読書に是非ともこの本をお勧めします。日本語訳は絶版で新品では手に入りませんが、古書や図書館で入手出来ると思います。きっと一生の宝となることを保証します。もっとも読んだ後で、コリー犬を買って欲しい、と言われても知りませんが…その時はこの本にある「人は犬の所有者になることは簡単に出来る。しかし犬の主人になることが出来るのは選ばれた人間だけである。」と言ってごまかしましょう。私は日本語訳と英語のオリジナルを両方買いましたが、その理由は日本語訳ではオリジナルの第7章と第9章が翻訳されていないからです。
日本語訳の訳者はコリー犬の雄であるラッドをこう描写します。「愛するもののためには命を投げ出し、死をも恐れない勇気があり、小さいもの、弱い者に同情し、掟を守り、平和を愛し、誇りをもち、不正を憎み、誠実で、人なつっこく、寛大で、しんぼうづよく、しかも強い大きな美しい体を持ち、主人を絶対的に敬い、敏感で、人間の気持ちをよく理解し、ご愛嬌にチョッピリちゃめっ気まであり、大好きな女主人の前では子犬のようにじゃれ…」まったくこの通りの犬であることがこの本を読むと分かります。しかも架空の犬ではなく、正真正銘のアルバート・ペイスン・ターヒューンの実在の愛犬でした。
このラッドの話は世界が第1次世界大戦で戦火の中にある時に雑誌に連載されました。16年の生をラッドが全うした時には、子供たちからの悲しみの手紙が殺到したそうです。
この物語には、ラッドの主人と女主人とは対照的な人物として自称「ウォール街の農夫」というのが登場します。この人こそ、お金で様々な高級な犬を買い込んで、それをコンクールに出して名誉を得ようとしますが、結局本当の意味での犬の主人にはなっていないため、いつもボロを出して失敗し、結果的にラッドの引き立て役みたいになっています。日本語訳で省略されている2話もこの男がからみます。
名犬ラッシーの最初の映画は、別の飼い主に売られたラッシーが逃げ出して元の主人にまた会うためにはるばると旅をする話ですが、ラッドの中の話でも、ラッドがニューヨークの品評会で優勝して車で家に帰る時、口輪をはめられた状態で車から振り落とされ、主人にはぐれてはるかな距離を旅する話があります。また別のコリーが前の飼い主に会うためにはるばる旅した例があったことが紹介されており、名犬ラッシーはやはり名犬ラッドを元にした話だと思います。
色々いい話がありますけど、ラッドの若い奥さんのレイディとか、息子のウルフの話も感動的です。

「名犬ラッシー」の元は「名犬ラッド」?

アルバート・ペイスン・ターヒューンの紹介をしましたが、良く考えると「名犬ラッシー」の元は「名犬ラッド」なんじゃないでしょうか?ladは少年、lassieは少女の意味で、ラッドが雄のコリー犬、ラッシーが雌のコリー犬です。

「名犬ラッシー」の最初の話は映画の「家路」で事情があって別の飼い主に売られたラッシーが遠く離れた長い旅をして元の飼い主の所にたどり着くという話ですが、「名犬ラッド」に同じような話があるみたいです。

犬に襲われたら…

この記事は、大日本雄弁会講談社の「少年倶楽部」(昭和一桁生まれの人には涙が出るほど懐かしい子供向け雑誌)の昭和8年1月号にあった「犬に襲われたら」の記事。昔、J社で仕事をしていた時、監修の仕事でお付き合いのあった作家・評論家の紀田順一郎さんが、HP(今は無い)でこの記事を紹介していて、昔の子供雑誌の記事は役に立ったと書いていました。何かと言うと、紀田さんが終戦後に野犬に襲われたことがあり、この記事を思い出してこの両肘を外に突っ張るポーズをやったら、効果覿面で野犬が逃げていった、と書かれていました。そこまでは紀田さんの思い出で、その時のHPで紀田さんは末尾にある「アルバート・テルーン」って誰なんだろう、と疑問を呈されていました。そこで私が登場するのですが、インターネット検索を駆使して、結局この「アルバート・テルーン」というのは、アルバート・ターヒューンであることを突き止めました。アルバート・ターヒューンは、大の犬好きの作家で、「名犬ラッド」という、名犬ものの走りのような作品を書いています。「名犬ラッド」は岩波少年文庫で出ていました。現在でも古書で入手可能です。アルバート・ペイスン・ターヒューン(Albert Payson Terhune)であり、Terhuneをテルーンと読んだのは分からなくもないです。(今考えて見ると、「名犬ラッシー」はこの「名犬ラッド」がベースになっているんじゃないでしょうか。ladは少年、lassieは少女の意味です。ラッドが雄のコリー犬、ラッシーが雌のコリー犬の話です。)
ところで、このポーズが犬に効果あるのは、おそらくゴリラか何かを思い出させるのかな、と思います。犬猿の仲、という言葉があるように、犬と猿はお互いに中が悪く敬遠しているんじゃないかと思います。

旭川市旭山動物園

2017年5月1日に、旭川市の旭山動物園に行ってきました。予想していたより、ずっとこぢんまりした動物園で、パンダのような客寄せの動物がいる訳ではなく、それどころかゾウすらおらずまたライオンはトラと午前と午後で交代で見せるといった感じで、規模的にはまるで大した動物園ではないのですが、ペンギン館を始め、ともかく見せ方がうまいなと思いました。多くの動物舎でぐるっと回りを回れるようになっていて、色んな角度から動物を見られたのが良かったです。撮影機材は、PENTAX K-1+SMCペンタックスFズーム70-210mmF4-5.6です。PLフィルターを使用しています。

ハクビシン

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以前、野鳥用のエサ台を設置していて、そこにリンゴを置いていたら、近所の方から、夕方にタヌキみたいなものがリンゴを漁っている、という情報をいただき、待ち構えていたら、やってきたのはハクビシンでした。知らないうちに、人家の屋根裏などに住み着いているみたいです。元々は、中国南部・東南アジアなどから持ち込まれた外来生物ですが、最近多摩川周辺で目撃情報増えているみたいです。

麻薬犬

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2008年10月に仕事でフィンランドに行った時に、ヘルシンキの空港で見かけた麻薬犬です。トレーナーのお姉ちゃんに付き添われ、けなげに仕事しているのが可愛かったです。