イタリア語と古典ギリシア語の新しい教科書

去年の4月から続けていたイタリア語と古典ギリシア語の勉強、英語の合間にイタリア語が月に30分X2日、古典ギリシア語が30分X3日という極めて限られた勉強でしたが、約10ヵ月とちょっと経って目出度くどちらの本も最後までやり終えました。今日からは新しい教科書に変わります。イタリア語はそろそろ初級卒業でもいいかなと思い、中・上級と題された教科書です。古典ギリシア語の方は、これが3冊目の教科書で、実は大学の授業で使われていたものです。これを敬遠してきたのは、まず活字が小さくつぶれていて見にくいのと、練習問題に解答が付いていないという理由からです。しかし、活字の件は大きな活字の版が出て良くなりました。また練習問題の解答はKindle本として販売されていたものを購入済みです。ともかく語学の勉強は諦めずに続けることが一番大事だと思います。

イタリア語の継続と古典ギリシア語のやり直し

これまでの3年間、月に4日ほどNHKラジオのイタリア語講座をやってきましたが、今月から2日は続けてイタリア語の文法書、後の2日は「CDエクスプレス古典ギリシア語」で古典ギリシア語のやり直しをすることにしました。後者については、古典ギリシア語ながらCDが付いているのがミソです。実は「イーリアス」を朗読したLPレコードを持っていますが、それ以外で古典ギリシア語を音声として聴いたことがありません。なのでなかなか楽しみです。
また、古典ギリシア語を学ぶことは英語の語彙力を上げてくれます。英語でxenophobiaという単語がありますが、実はxenos + phobia で、xenosは「外国の、外国人」、phobiaは古典ギリシア語ではphobosで恐れるという意味ですから、この単語が「外国人嫌い」であることは容易に 想像がつきます。

古典ギリシア語のやり直し

古典ギリシア語をやり直そうかどうか、ちょっと考えています。古典ギリシア語は2008年ぐらいから、写真の左上の”teach yourself ancient greek”という独習用の英語の教科書をやり始め、少しずつやっていて教科書の大体86%くらいまで進みました。しかし、2010年の秋に「うつ」を発病して続けられなくなり、それきりになっています。「うつ」の方は症状が治まった後も、抗うつ薬の副作用に悩まされ続ける日が続き、一昨年ぐらいからやっと全ての薬を止めることができました。また、「うつ」からのリハビリとして英語力強化を目標に挙げてこの4年間かなりやってきて、ようやくここの所、成果を感じられるようになってきています。という訳で中断していたギリシア語を再開しようかなと。といっても、前にやっていたことはほとんど全部忘れています。なので前と同じ英語のテキストをもう一度最初からやるか、あるいは別の教科書にするか思案中です。ちなみに大学などで良く使われている教科書は左下にある岩波書店の全書版のものです。これはいい教科書なのでしょうが、練習問題に解答がついていないという欠陥があり、独学でやるのはちょっと厳しいです。写真のようにその他も色々持っています。また、Amazonで「エクスプレス古典ギリシア語」という、敷居の低さでは定評のある教材もポチってみました。