昔の長岡鉄男が出ていたTV CMの正体判明

学生時代に、深夜のTVCMで長岡鉄男の自宅でD-77とかのバックロードホーンが派手に鳴っているCMがあったのを記憶しています。それであれは一体何のCMだったのか?と思っていたんですが、そのCMがYouTubeにあって、何と大成建設のパルコンのCMでした。納得。(D-77というバックロードホーンのスピーカー、中に砂利とか入っていて片側100Kgの世界。なので普通の木造住宅では使うの無理です。(笑)パルコンは個人住宅向け鉄筋コンクリート建築です。)

DENONのSACD/CDプレーヤーについて

DENONのSACD/CDプレーヤーをこれまで6台くらい買って、今も2台持っていますが、これが古くなると出るのが「(特に寒いときに)電源スイッチを入れてCDを入れてもReadingのまま認識しない」があります。部屋の温度も暖め、またプレーヤー自体も15分くらい電源入れたままにしておけばその内正常に読み取れるようになります。
ChatGPTに聞いたら、この原因は要するに読み取り用のレーザーの出力が落ちていて、CDのTOC(目次)情報を正しく読み取れないから、ということでした。特に温度が低い所ではレーザーの出力が更に落ちるようです。そしてDENONの特にSACD/CDプレーヤーは、読み取り精度を上げるためにレーザー出力を絞っているのでこの症状が出やすいということです。

なお、レーザーの出力の問題以外に、DENONのCDプレーヤーは全てトレイの設計に欠陥があり、CDが嚙んだり、(レーザーとは別で)正しく読み込めないのが頻発します。要するにトレイの形状が浅くかつ精度もイマイチであるため、ディスクが水平にセットされないということです。これは今まで使ったDENONのCDプレーヤー全てで出ており、知人のものもそうでした。これなんか金型修正して形状を直せば解決する話ですが、金型にお金がかかるし、直してもアピールポイントにはならないので、ずっと放置されているということだと思います。ちなみにアキュフェーズのDP-570も持っていますが、こちらのトレイでそんな問題が出たことはありません。

ハイレゾ音源のバックアップ

ハイレゾ音源のバックアップ。ハイレゾの音源がアルバム数で100を超え、容量的にも全部で320GBくらいになっています。現在これらのファイルはNASとそのバックアップ用のHDDの2箇所に入っています。問題は、その8割のダウンロード元であったe-onkyoが数ヶ月前にサービスを停止したことです。これまで一部のファイルを仮に無くしても、最悪もう一度金を払えば再ダウンロードは出来ましたが、それがもう不可能になりました。それで結局色々考えて、バックアップを2種類足しました。
(1)BD-R 以前Blue-rayへの書き込み可能なドライブを買っていたので、BD-R 50GBのディスク8枚に書き込みました。
(2)Amazonのセールで、SSD500GB(USBタイプ)が3,480円だったのでこれを買ってこれにもバックアップしました。
合計4箇所に保存になったので、さすがにファイルが無くなることは少なくとも私が死ぬまでにはないでしょう。

MQAはどこへ?

3~4年前くらいに、e-onkyoのハイレゾ音源にMQA形式というのが登場し、「音質がいい」「ファイルサイズが小さい」といった大キャンペーンやっていました。それで一応試したんですが、すぐに色々疑問を感じて音源としてMQAを買うのは止めました。そのe-onkyoが2週間前くらいに終了してしまったのに、最後にと思って3タイトルくらいハイレゾ音源を購入しました。その時に「あれ、MQAはどうしたんだろう?」と思いました。ファイル形式としてはまったく提供されなくなっていました。

それで今MQAがどうなっているのかを調べたら、
(1)提唱元が経営破綻(一応どこかに買収されたらしい)
(2)ストリーミングでMQAをやっていたTIDALは今年の7月でMQAによるストリーミングを終了しFLACに切換え
ということで「ほぼ」終了していました。ちなみに最近日本でサービスが始ったQobuz(e-onkyoを買収した)もFLAC他で、MQAは使っていません。まあMQAについては元々怪しいと思っていたので、どうでもいいんですが。

アナログ用機器超バブル

私はレコードが好きで今でもほぼ毎日聞いていますが、最近のアナログ用機器の超バブルにはまったくあきれます。写真は最新のAnalogという雑誌に出ていたものですが、レコードプレーヤーが6千2百万円!ポルシェとフェラーリを買ってもお釣りが来ます。カートリッジはそこまで行きませんが、それでも214万円!(ちなみにカートリッジは1000時間くらいしか使えない消耗品で、針を交換出来ないMC型は元の7~8割くらいのお金を払って新品を再度買う必要があります。)大体オーディオ業界を支えているのは高齢者であり、そんなお金が払える人はほぼいないと思います。

ハイレゾ音源の購入先

今までハイレゾ音源の主な購買先であったe-onkyo musicが16日のお昼でサービス終了で、それを引き継ぐフランスのサービスが使えるのかと思ったら、まだサイトすら無くいつから始るか不明。それで今後のハイレゾ音源の購入としてmoraを試してみました。以前何回かは買ったことがあります。ダウンローダーが心配だったのですが、Music Center for PCの中からmoraにアクセス出来、そこからまとめてダウンロード出来ました。価格も似たようなものでした。

ハセヒロのブックシェルフ型バックロードホーンキットについて

FE203Σ-REと、FE208-Sol用のバックロードホーンエンクロージャーでやっと「ああ、これがバックロードホーンの本当の音か」というのを日々体験しています。
これまで聞いてきたバックロードホーンは、ハセヒロのキットを組み立てたもので、MM-171+FE166En、MM-151S+FE103Eの2台です。(ユニットはどちらも後にNVに変更)
実は16cmのユニットは最初はFE168EΣを使おうとしていたのですが、発注先であるコイズミ無線からMM-171に168EΣは合いません、という連絡があって166Enに切り替えたものです。
何が合わないかというと、これらのブックシェルフ型はホーンの長さがせいぜい1.6mくらいしかなく、低音が非常に不足します。(長岡鉄男によると2~2.4mくらいのホーン長がお勧めだそうです。)なので磁気回路が強力で低音がより出にくいΣ系はダメ、ということになります。しかしEnで低音が出たかというと、こちらでも低音は非常に不足しており、特にクラシック音楽のオーケストラには非常に不十分です。それで仕方なくフォステクスのサブウーファーのCW250Aを2台追加して組み合わせ、クロスオーバーを100Hzくらいにして、それなりにボリュームを上げてやっとクラシック音楽が聞けるものになりました。
もう一つ短いホーン長の欠点として、おそらく100~170Hzぐらいの間で、盛大なホーン鳴り(ブォーといったホラ貝を吹いているような音)が発生します。特に16cmの方はこれがとても目立ちました。おそらくはハセヒロ特有の曲線ホーンも、これに関しては悪い方に作用しているんじゃないかと思います。私の愛聴のCDに、ジブリの「コクリコ坂から」のサントラがありますが、この中の1曲に非常にこのホーン鳴りが目立つものがあります。
またEnやNVが非力なユニットという訳では必ずしもありませんが、Σ系に比べるとやはり音のダンピング性ということでは若干落ちます。
以上をまとめて、ハセヒロの「ブックシェルフ型」のバックロードホーンキットは、バックロードホーンの雰囲気は味わせてくれるものの、今FE203Σ-REと90cm高さのエンクロージャーで聞いているバックロードホーンの音とははっきり言って別物です。もしどうしてもハセヒロのキットが、というなら高さが90cm程度あるものにすべきと思います。(そちらの音は聞いたことはありませんが。)ただその大きさになると、かなりの価格になりますので、はたしてハセヒロのキットを買う意味があるか、とも思いますが。色々ハセヒロのキットの悪口を書きましたが、作るのが非常に簡単とか、ボルトで締め上げるので剛性が高い、とか良い所ももちろんあります。

バックロードホーン、ローカットフィルター変更

20cmバックロードホーンに付けたT900Aというフォステクスのスーパーツィーター、リスニング位置だと角度が付いて弱いような気がしたので、ローカットフィルターを0.47㎌だったのを、手持ちのアムトランスの0.22㎌(元々カップリングコンデンサー用)をパラって、0.69㎌に。かなり高域がはっきりして来ました。クロスオーバーを計算すると28.8KHz(0.47㎌の時は42.3KHz)になってしまうんだけど、コンデンサー1個のネットワークはアッテネーター的に使って、容量を減らすと音圧が全体的に下がり、逆は上がるということのようです。
(クロスオーバー周波数の計算は、10^6/2/3.14/スピーカーのインピーダンス/コンデンサーの容量。KHzでいいなら157/スピーカーのインピーダンス(Ω)/コンデンサーの容量(㎌)。)

FE203Σ-REの第一印象

FE203Σ-REの第一印象。エンクロージャーはヤフオクで入手したもので、元々FE208-Solという今回入手したのより更に強力な磁気回路を持っているユニット向けの、フォステクスの推奨箱(を個人が製作されたもの、材質はシナアピトン合板)です。(下図)なので、SolよりはQ0がやや高い(磁気回路がやや弱い)203Σ-REがこの箱をきちんと鳴らせるかが最初の懸念点でしたが、その点はほとんど問題が無いように思います。このSol用の箱が、横幅を拡げて内容積を上げていると言っても、実は板取りの関係とかで、必ずしもSolに最適な大きさではなかったようで(この推奨箱でも低音不足だったようです)、むしろ203Σ-REにピッタリなんじゃないかと思うくらいです。低域もそれなりに力強くドライブ出来ており、内部容積を減らす必要はなさそうです。
スーパーツィーターはT900Aを、0.47㎌のフィルムコンデンサー1個だけで逆相でつないでいます。(その後0.22μFを追加でパラって0.69㎌にしました。)
FE206NV2と比べると、FE203Σ-REの磁気回路の強さは、磁石2枚重ねと言っても、BI値(力係数、N/A)で比べると実はせいぜい13%アップぐらいに過ぎませんが、しかし音はかなり違います。音のダンピングというか制動が非常に強力で、ピアノの強打とかは本当にグランドピアノをすぐ側で聴いてるかのような(あるいはそれより更に誇張された)力強さです。何だか脳がマッサージされる感じで、これはこれで快さがあります。ただ能率が高いのも良い点ばかりではなく、様々な雑音も良く再生するので、ソースによっては全体に少し音にほこりっぼさやザラつきめいたものを感じます。前の投稿で紙臭くはないと書きましたが、ボーカルの艶とかは例えばポリプロピレンのコーンとかに比べるとやはり紙は紙という感じです。
特筆すべきは音像の明確さで、今PCで朝のNHKのニュースをNHK+で観ていますが、普通映像があると音像はそちらにあるように引っ張られて感じがちですが、このFE203Σ-REのバックロードホーンの音像は、そういった錯覚を吹っ飛ばして、かなりはっきりした音像を再生します。
バックロードホーンの最大の欠点である、低音の特定の周波数でのボンつきは、ハセヒロのキットでの16cmユニットのバックロードホーンほどではないですが、やはりボリュームを上げるとそれなりに目立ちます。ただそのハセヒロのと違って開口部は下の方にあるので、実際のリスニング位置では多少ハセヒロのキット(ブックシェルフ型なのでスタンドに載せると開口部が高くなる)のよりはマシです。なお50Hzレベルはやはり苦しいので、フォステクスのサブウーファーでクロスオーバーを50Hzにして、ほんの少しだけ補っています。
ともかくバックロードホーンというのは強烈な長所も持つ一方、低域を中心として大きな欠点も持っている方式であり、これだけあれば、というのとは違うように思います。私自身は密閉型とバックロードホーンという両極端の間で揺れており、メインは密閉型(KriptonのKX-5PX)にしながらも、バックロードホーンの音も好きです。今までハセヒロのキットでバックロードホーンを2台作りましたが、それはホーン長が短いとか、磁気回路がそこまで強力ではないユニットなどのせいで、本当の意味のバックロードホーンの音になっていなかったように思います。そういう意味で今回初めて本当にバックロードホーンらしい音が聞けたように思います。