猿橋

山梨県大月市の猿橋に行って来ました。広重の浮世絵で有名です。刎橋(はねばし)と言って、両岸の下から斜め上に支えとなるものを構築し、その上に更に下のものより長い支えを置いて、それを3段くらいにしてその上に橋を架けたもの。橋そのものも面白いですが、周りの景色が新緑で絶景でした。自宅から33Kmの近場ですが、期待よりもずっと良かったです。最後の写真は新猿橋です。今回の連休は何故か橋巡りになりました。

西島三重子聖地巡礼2:池上線

西島三重子聖地巡礼のその2で、千渡世橋と同じ日に池上線の池上駅に行って池上線に乗って雪が谷大塚まで行ってまた池上に戻って来ました。(雪が谷大塚は以前の会社の上司が住んでいた街なので興味があった。)首都圏に住むようになって44年になりますが、これまで池上線に乗ったことがなく、今回が初乗車です。本当に小さな3両編成の最高速度80Kmの電車で、これなら上京してから44年乗ったことが無いのもうなづけます。ちなみに今は最新のステンレス電車で、「古い電車」「(ドアの所の)すきま風」という趣は全くなかったです。(池上)駅を歩いて商店街を抜けて踏み切りを渡って、というのも確かに池上駅周辺の風景であることが納得出来ました。

センチメンタル・ジャーニー

センチメンタルジャーニー:上京して最初に住んだ雑司ヶ谷2丁目の賄い付き下宿の「○○荘」。千登世橋を訪れた後に、その場所を探してみました。当時既に相当年数が経った木造だったので、もう残っていないだろうとは思っていました。しかし大体の場所に記憶のままに行ってみて、そこにいらしたお婆さんに聞いて見事場所を突き止めました!ちなみに当時は斜め向かいが銭湯でしたが、その銭湯はもう廃業になったようです。「○○荘」の跡地はおそらく相続で土地を半分売ったんだと思いますが、現在は前が賃貸、その後ろに元の大家の○○さんがまだお住まいでした。すぐ近くの鬼子母神にもお参りしました。最初の写真は目白通りで記憶よりも狭かったです。

西島三重子聖地巡礼:千登勢橋(千登世橋)

連休ですが、今年は遠出はしない方針で、最近はまっている西島三重子の聖地巡礼?で目白の千登世橋へ。実は大学に入って上京して最初に住んだのが豊島区雑司が谷の下宿で、千登世橋は目白駅まで行くのに毎日通っていました。「電車(都電荒川線)と車が並んで走る それを見下ろす橋の上」が確認出来ました。西島三重子は小学校から短大まで目白にあった川村学園の出身です。

信州割

先週4泊した立派な温泉付きの諏訪湖岸のホテル、一泊6,600円(4人の平均)で朝食付き。何かの旅行支援が出ているようです。更にそれに加えて信州割というクーポン券が、1枚2,000円のを一人4枚、合計8,000円分ももらいました。この手のクーポン券って一人が1回に1枚しか使えないのが普通ですが、この信州割は何枚でも何人でもOK。先週のある晩は4人で飲み屋に行って、全部で24,000円も飲み食いしましたが、全部このクーポン券で払って一銭も現金で払いませんでした。もうこんなに支援しなくても観光客は来ると思いますが。ただ欠点は使い方が面倒で、スマホでQRコードを読み取ってあるページにアクセスし、そこに券上にある銀を剥がして書いてあるコードを入力しないといけません。また3枚のクーポンを合わせるのも、前のクーポン券が登録された時のURLを入れなければならないなど、高齢者でITが苦手な人にはまず無理です。

諏訪湖

2023年6月1日から新しい会社に入りましたが、その関係で今週は諏訪湖付近に一週間行っていました。標高が760mくらいあるので涼しく快適でした。諏訪湖に来るのはこれで三度目です。

仁科神明宮

信濃大町での最後の訪問地は仁科神明宮でした。大きな神社ではありませんが、祭神が天照大神(のみ)で、神社本体の造りが神明造りという伊勢神宮と同じというのが珍しいです。ただ神明造りと言っても、細かい点は伊勢神宮にしか許されない仕様があるみたいでまったく一緒ではありません。この辺りは仁科氏という武士の領地で、伊勢神宮の御厨(神饌を供給する土地)だった関係で、仁科氏が伊勢神宮から分社させてもらったということのようです。一部が国宝になっています。

青木湖

大町観光は、黒部ダム見学が10時過ぎには終ってしまって大幅に時間が余りました。それでまず信濃大町駅周辺に行き、その後山岳博物館を見学し、それでもやっと12時ぐらいだったので、仁科三湖で一番大きな青木湖に行って来ました。キャンプ場が湖畔に沢山ありましたが、今のシーズンはまだガラガラで人気が無く寂しいくらいでした。しかし非常に澄んだ水の美しい湖でした。冬に野鳥を見に来るのがいいかもしれません。

ライチョウ

以前野鳥の写真に凝っていて、結局100種類くらい(日本で見ることが出来るのは約200種)は撮影したと思います。しかしライチョウだけは、登山をやっている知り合いから「撮ったことないだろう」と馬鹿にされたのが悔しかったのですが、ようやく撮影出来ました。もちろん重たい望遠レンズとカメラをかついて登山をするなんていう趣味はないので、飼育しているものです。大町市の山岳博物館の付属施設の自然園です。地味な方がメスです。ちなみに予想よりもサイズはかなり大きく、卵は鶏の卵より少し小さいくらいです。先祖は北米の七面鳥に近いそうで、それならサイズが大きいのは理解出来ます。高山地帯など寒いところに住むようになってサイズが小さくなったんでしょう。

黒部ダム(2)

そういう訳で黒部ダムの写真です。たどり着くのに苦労しましたが、実際に見たら「なーんだ」という感じは否めません。
なお、小学校の時の国語の教科書に黒部ダムの建設の苦労話が載っていましたので「破砕帯」という言葉は知っていました。今回電気バスでトンネルの中を走り、その「破砕帯」の部分を見ましたが、わずか80mで通り過ぎればあっという間でとてもそんな難工事の場所だったという感じではありませんでした。