従来のデータセンターって要するにStorageが中心でHDDが主役でしたが、今爆発的に増えているデータセンターは、超GPUアレイみたいなもので、Storageはほんのオマケらしいです。それで一つのGPUの消費電力が700~1000Wでそれを数千から場合によっては万単位で使うので、だから本当に専用発電所が必要なレベルになります。これの電気を作るのに化石燃料がまだまだ大量に使われており、地球温暖化を加速しています。地球温暖化の本当の障害はトランプ政権ではなく実は生成AIバブルです。しかも変なのはそれだけお金をかけてデータセンターを作りまくって今の所誰もそれに見合う利益を上げていません。
カテゴリー: IT
AIバブル
AIバブルでどんどこGPUデータセンターが世界中で増殖しているのにどこも儲かっておらず、競合先がやっているから自社もやる、完全にレミングの集団自殺か1950~60年代の核兵器開発競争と同じです。
また現状の生成AIでちょっとした翻訳とかプログラム作りには便利だけど、目に見えて効果が出るような使われ方はまだほとんどされていないと思います。個人的に今60歳台で良かったと思います。20歳台だったら何を目指して働けばいいか全く分からなくなったと思います。
AIチャットボット・エージェントの自作にトライ
結局AIエージェントもAI チャットボットも既存製品はイマイチそうだったので、自分で作る方向を検討しており、Difyを試しています。最初クラウド版をテストしましたが、細かな環境設定が出来ないのでLinuxのスタンドアローン型を入れました。なかなかインストールが面倒で苦労しましたが、何とか動きました。
IT Week(秋)
幕張メッセでの2025年秋のIT Weekの展示会に行って来ました。 AIエージェント関係で何か使えそうな製品があるかなと思いましたが、期待外れでした。(元々期待していなかったけどその通りだった、という方が正しいですが。) 3日間開催の最終日の午後であったにもかかわらず、見学者より売り手の方が多いという感じで、「とにかく資料だけでも持っていってください」と言ってバーコードをスキャンしたがるけど、それが目的化していて、本当のセールスリードはほとんど取れていないと思います。大体Webで入手させればいいのに今時何でわざわざ高い金払ってブース出して紙の資料を配るんでしょうか。デモもWebに試用版か動画を置いておけば済む話だし、メインの客層がIT部門なんだからそのくらい何でもないでしょう。またブースの人と話しても本当に詳しそうな人はほとんどいませんでした。ということで、もうIT系の展示会、特に幕張メッセで行われるものには今後よっぽどのことがない限り行くことはないと思います。
ChatGPT5による秋の虫の鳴き声分析
切り上げ処理の穴
今Laravelで作っている代理店向けの価格と在庫確認サイトで、私は代理店向けの個別価格の計算結果(標準価格*掛け率)を四捨五入でやっているのですが、本日の打合せで営業から切り上げにしてほしいと言われました。PHPにもceil関数という切り上げ関数があって当初それを使ったんですが、ごく一部の価格で手計算だとぴったりの価格になるのが1円増えてしまうという現象が出ました。調べたら要するに浮動小数点演算で計算すると誤差が出て、例えば本当は2555が正しいのが、2555.000001とかになっていると、ceil関数はバカ真面目に切り上げて2556にしてしまう、というものでした。対策としては小数の掛け率を一定倍(10,000倍とか)して整数にしてから計算するというのでやりました。これってよく考えたらExcelのRoundup関数とかでも同じだよな、と気付いて調べたらやはりExcelでも出ていました。しかしそのMSのお勧め対応が超強引で笑いました。
=TEXT(ROUNDUP(D2,1),”0.0″)*1
要するに無理矢理表示されている値でテキストにキャストした後、1倍してまた数値に戻すという…(笑)
Laravelでの検索サイトの実装(2回目)
またLaravelで検索サイトを作りました。(勤めている会社がある事業を買収したのでその関係)
前回はLaravel9で今回は11です。バージョン違いでの差異がちょっと不安だったのですが、昔の5から6への大幅変更みたいなことはもう無くなっていて、それほど大きな問題は無かったです。また作り方も前回はLaravelの推奨手順通りに作りましたが、今回は出来るだけ手抜きをしてデータベースはphpMyAdminで先に作って後から、migrationとmodelファイルをツールで自動的に作るなどをしました。これで非常に開発が早くなりましたが、ただ自動ツールも完全ではなくて、手直しもそれなりに発生しました。まあそれでもデータ自体の作成の期間を除くと、正味2週間程度で出来ました。最初作った時に参考にした本は今回はほとんどが出番無く、多くをChatGPT4oに相談して開発しました。
PC関係色々と新調
45年間でのPCのメモリーの増え方
今回買ったPCのメモリーが32GB、良く考えたら1980年に私が最初に買ったPCであるNECのPC-8001のメモリー(RAM)は増設後で32KBで、45年間で丁度100万倍になっていました。(正確には104.8万倍)当時16KBの増設メモリーが18,000円弱だったと記憶していますが、当時もし32GB買ったとしたら、なんと370億円!
でも、もし1980年当時の私が今回買ったPCを見たとしたら、「メモリー100万倍でこの程度??」と多分思うと思います。この100万倍増えた分は一体どこに浪費されたんですかね?😌
PCの買い換え
メインのPCを買い換えました。ノートを止めてスリムタワーにしました。今回買ったスリムタワーのスペックは最近自宅勤務で自分のPCでAdobeの各種ソフトを使うことが多いのもあって、
(1)ストレージはSSD 1TB
(2)メモリーは32GB
(3)プロセッサーは別に最速でも何でもないですが、それなりのもの
(4)これが今回の決め手で20年ぶりにグラボを入れました。GeForce RTX 3050という3万円弱のもの。目的はグラフィック系のアプリの高速化です。20年前はRadeonの9800とかをマイクロソフトのフライトシミュレーター用に買いましたが、今回は目的がまるで違います。
これで4年くらいはまあ遊べるかなと。電源が300Wと非力ですが、グラボは追加電源無し、HDDではSSD、光学ドライブも付けていないので十分保つと思います。

