PENTAX のQ10とQ7のQシリーズは撮像素子の関係で、昔の8mmカメラや産業用CCDカメラのレンズがアダプター(KIPONという中国メーカーのもの)経由で付けられます。8mmがDマウントで、産業用CCDカメラがCマウントです。ご覧のように私はDマウントのレンズを4本、Cマウントのレンズを2本持っています。ヤフオクや中古カメラ屋で買ったものです。カメラの棚卸しのついでに、久しぶりにこれらのレンズで同じ被写体を撮ってみました。一部のレンズではケラレが発生します。PentaxのQ10の時は丁度良かったようなのですがQ7になって撮像素子サイズが大きくなってケラレが出るようになったようです。KernのSwitarはピントリングが固まっていたのを暖めてなんとかピントリングを動かして撮影しましたが、現代レンズみたいにシャープではありませんが柔らかさがあり発色も良く好ましい描写です。素晴しいのは2本のcosmicar/PENTAXのレンズで、充分実用で使えるクオリティーで、さすがPENTAXと思いました。Schneiderの2本はやはりフレアっぽくてそれが全体をソフトフォーカス気味にしているようです。シネニッコールはケラレはあるものの、さすがにNikonでこの時代のレンズでもシャープさがありますね。
ChatGPT4oに聞いてみたら、Dマウントの4本は8mm時代の有名ブランドだったようです。ここに挙げた3社以外に、フランスのアンジェニューとか富士フイルムのフジノンレンズなどもあったようです。なお当時の8mmカメラではまだ安価なズームレンズが無かった関係で、装甲騎兵ボトムズのスコープドッグみたいに、標準、広角、望遠のレンズをターレットに付けて回して切り替えて撮影していました。
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コンデジも棚卸し
銀塩、デジタル一眼レフと来て、最後に残ったコンパクトデジカメの棚卸しもどき。PENTAX Q7はもう1台あるのですが、ちょっと探さないと出て来ません。Q7コンプリートキットというのも持っていて、トイレンズとか魚眼とかもあります。さらには昔の8mm映写機のレンズを中古で4本ほど持っていて、中国製のアダプターをかまして付けて遊びで撮ったりしています。
キヤノンのPowerShot S120は何と言うか普通のコンデジが欲しくて買ったもの。これを再度動かすためのバッテリーチャージャーが行方不明で、Amazonで売っていた中国製の互換チャージャーを買ったらこれが1回充電したら故障。仕方なく純正の中古を買ってようやく使えるようになりました。今回の雪の写真はこれで撮りました。
これ以外にリコーのGX100とデジスコに使っていたニコンとキヤノンの改造したコンデジが2台あります。もうデジスコやるのは体力的に無理(私が持っているスコープは100mmので重いし、それを付ける三脚もジッツオのアルミのでまた重い)です。
PENTAXの一眼レフ用レンズ棚卸し
純粋にPENTAXの一眼レフ用レンズの棚卸し。全部で53本でした。この他、シグマが3本、タムロンが1本、ケンコー(ミラーレンズ)が2本、リコー(リケノン M42)が1本、インダスター(M42)が1本、Q7用のPENTAXが8本、Q7にマウントアダプター経由で付けられる8mmカメラ用などのレンズが6本で総合計で75本でした。しかしここ数年はほとんど常用しているのは2~3本で、もっと撮りに行かないとダメですね。後コレクションに欠けているのは500mm、600mmといった超望遠ですが、これはケンコーのミラーレンズ(500mm、800mm)でカバー出来ているのと、また野鳥撮影ではこのクラスでもまだ足らなくてデジスコをやっていたので、そのクラスのは高いのもあって手を出していません。
このコレクションの中で、一番多用し愛着が深いのはA★85mm F1.4です。主に花の撮影に使いました。またDA35mmF2.8 Macro Limitedも私にとっては「神」レンズです。
デジタル一眼レフの棚卸し
銀塩フィルム用一眼レフに続けてデジタル一眼レフの棚卸し。
一番後ろがK-10Dが2台。このモデルがPENTAXのデジタル一眼レフとしては最初の本格的なモデルになります。この前に*ist Dというのがありましたが、私的にはイマイチで、K-10DでまたPENTAXに復帰しデジタル一眼レフを本格的に始めました。その前が左からK-5IIs、K-5IIとK-7が2台です。K-5IIとIIsの違いはローパスフィルターの有無です。
そして最前列がK-1とK-1 Mark IIです。
K-10Dはバッテリーが今のものと仕様が違って動作確認が出来ませんでしたが、後のは全部問題なく動きます。各シリーズで2台ずつなのは、レンズが沢山あるので一々レンズ交換するのではなく、2台持っていくことが多かったのと、後はPENTAXというブランドがいつまであるか不安だったので保険的な意味で2台買ったのと両方です。
これ以外にミラーレスのK-01がありこの撮影に使用しています。
その他コンパクトミラーレスのQ7も2台あります。
銀塩フィルム用一眼レフの棚卸し
年に1回のカメラ保管庫用の乾燥剤の交換ついでに棚卸し。手持ちの銀塩フィルム用一眼レフ。全部PENTAXで5台あります。左奥からK2、これは最初に使った一眼レフ。若い時に売ってしまってこれはヤフオクで買い直したもの。奥の真ん中がSPFでベストセラー(400万台売れた)の名機SPを開放測光にしたもの。付いているタクマー55mmF1.8はいわゆるアトムレンズで微量のウランを使っています。奥右がZ-1で1990年だったと思いますがカメラオブザイヤー受賞の名機で電子化が進んだ銀塩フィルム用一眼レフのピーク。手前左がMXでオリンパスのOMシリーズに対抗して、当時世界最小の一眼レフでした。そして手前右がK1000で、K2の弟機のKMからセルフタイマーとプレビュー機構を除いて価格を安くした輸出用モデル。
K2の露出計が故障している、Z-1がバッテリーが入手出きるかどうか不明、K1000のミラーの一部が黒くなっている、というのを除いてZ-1以外は全部シャッターが切れ、撮影出来ます。といってももう銀塩フィルムでの撮影をすることはまず無いと思いますが。
InDesignの画像生成AI
会社で製品のデータシートを作り直すためにAdobeのCreative Cloudのコンプリートプランを契約してDTPソフトであるInDesignが使えるようになりました。早速試しに初期画面にフレームを追加したら、「テキストから画像を生成」(画像生成AI)というのが出て来たので試してみました。テキストは「日本の首都圏の朝のほぼ満員の電車の中、季節は真冬、2人の17歳くらいの女子高生が立った状態でおしゃべりをしている。二人の学生用カバンにはそれぞれ3つの5cmくらいの小さなぬいぐるみぶら下がっている。二人は学校の制服である紺のブレザーを着ている。足は素足で革靴を履いている。」です。このぐらいかなり詳細に指定しないと目的の画像になりませんが、この場合でも「カバンに小さなぬいぐるみがついている。」というのが理解してもらえないようです。最初にやったらまったく女子高生風ではなくOLになってしまったので、制服まで指定していますが、同じ学校の友達という所までは理解しないようで制服の長さとかネクタイの色が違います。
科特隊メンバーの写真
Facebookで円谷プロの投稿で出て来た科特隊メンバーの写真ですが、あまりに電球色かぶりがひどいので補正しました。(おそらく昼光色用のリバーサルフィルムで、電球色の照明の室内を撮影したのかと。)
Photoshopによる写真の切り取り
連休の合間に2日在宅勤務して会社の商品の撮影をしたもののレタッチがやっと終りました。こういうカタログとかWebで使う商品写真はそのまま使うことはあまり無く、Photoshopで背景から切り取って使います。その作業は昔は磁石選択ツールとか投げ縄ツールとかで地道に手作業で輪郭をなぞって選択して切り取っていて、なかなか大変でした。しかしいつのPhotoshopから入ったのか知りませんが、最近のPhotoshopにはオブジェクト選択ツールというのがあって、これを使うと完全では有りませんが8割ぐらいの確率で一発で切り取れ楽になりました。ただそれで分割して選択されたり、選択もれがあったりして、手動作業が無くなった訳ではありませんが。
P.S. Photoshopに「オブジェクト選択ツール」が登場したのはPhotoshop 2020からでした。
猿橋
電子部品(小さなもの)の撮影
4月30日と5月2日は、在宅勤務にして、Webサイト用の会社の製品(電子部品)の撮影をしました。この手の撮影については前の会社でもやっていて私が撮った写真が一部ですがカタログに掲載されていましたし、またイベント用にも使われたことがあります。この手の製品の写真は撮ったそのままを使うのではなく、Photoshopで背景から切り抜いて改めて白バックに貼り付けます。このために背景と本体のコントラストがはっきりしていることが必要で、逆光で撮ります。私の場合は撮影台の下からLEDランプを当てています。後はメインのライトは上からトレーシングペーパー経由で拡散させた光を当てます。これは天トレ(天井からトレーシングペーパーの意味)と言います。