認知症予防の日々?

今日のオンライン英会話で、認知症の予防というテキストを読みました。
私はおそらくだけど、認知症にはならないと思います。理由は、

(1) 今でも複数の外国語の勉強を続けています。英語、ドイツ語(翻訳)、ラテン語(翻訳)、古典ギリシア語、イタリア語。この内英語は毎日90分最低限リスニングはしています。
(2) これも今でも仕事でサーバーのセッティングしたり、Webサイトを作ったりしています。
(3) 月に少なくとも3万~5万字くらいはPCでインプットしています。(ATOKのレポートで分ります。)
(4) 認知症の予防に良いという囲碁をやっており、対局はしていませんが、毎日簡単な詰碁を解くのと日曜日のNHK杯戦の囲碁を観ています。
(5) 月に5冊以上のペースで本を読んでいます。
(6) 毎日エアロバイクで45分程度運動しています。
ということで、認知症になる前に別の病気で死ぬと思います。

ムカデに刺された時

家の中にムカデがいて、誤って踏んで刺されてしまいました。多少痛むので水で洗って、取り敢えずいつもアレルギー性皮膚炎で使っているステロイド軟膏を塗りました。Webで調べたら、何とそれが正しい治療でした…
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ムカデに咬まれた時は、できるだけ早く咬まれた箇所を流水で洗い流しましょう。 咬まれた部位に腫れやかゆみ、痛みなどの症状がある時は、患部に炎症が起きているサインです。 ムカデの毒による炎症に対しては、市販のステロイド外用剤を塗って治療します。 市販のステロイド外用剤は、充分な強さのものを使用します。

兄の死

兄の奥さんから電話で兄が亡くなったという連絡を受けました。私より一つ上なのでまだ64歳でした。糖尿病から来る膵臓癌だったそうで、私の父方の家系は私を含めて皆糖尿病なので、ああ兄もそうだったのか、と思いました。これで直接の家族は誰もいなくなってしまいました。メメント・モリということはいつも頭に置いていますが、それでもちょっと人生を考えてしまいました。

本日の体重

本日の体重、40年ぶり(学生時代以来)に60Kgを割り込みました。J社時代の全盛期は80Kg近くありましたから、そこから20Kg減りました。
ただ体脂肪率は17.3%で一時期より上昇気味。最近分ったのですが、体脂肪率は甘いものを食べるとてきめんに上がります。なので体脂肪率と平均血糖値にはそれなりの相関があると思います。

姫野桂の「ルポ 高学歴発達障害」

姫野桂の「ルポ 高学歴発達障害」を読了。この「発達障害」も常々疑問を持っているもので、実際にこの本に出てくる実例を知っても、単なる性格のバリエーションとしか思えません。どうして皆が能力のレーダーチャートでどれも5段階評価で3.5以上でなければならない、みたいな考え方をするのでしょうか。私はそういうある意味何の尖った部分の無い人より、他は全て2以下でも、一つだけは5どころか10くらいある、人を評価します。しかし、同意するのは、今はやたらとそういう全外交的な能力要求の敷居があがってそういう人が生きにくくなっているというのは事実でしょう。また企業においてはかつての年功序列の時代は、それなりに従業員同士助け合ってというのがあったのを(私も若い時は先輩社員に色々助けてもらいました)、評価制度のおかげで自分のことしか関心が無く、同じ部署の出来ない人をフォローしてあげようとする奇特な人は激減したと思います。前の会社でそういう風潮を少しでも変えようと、社内で最初に自分の部署からいわゆるメンター制度を始め、それを他の部署にも広げて行きました。その時、「忙しいのにそんなことやってられるか!」という反応を半分予想していたのに、アンケートを取ったら、メンターからもメンティーからも「いい制度だから続けて欲しい」という反応があり驚いたことがあります。
それからこの本に出てくる多くの人が「大学時代は良かった」と回想しているのが目立ちました。前から思っていましたが、大学はある意味社会に適応出来ない人の「収容所」なんですよね。研究者にはむしろ発達障害の人が向いていると思います。

中安信夫の「反面教師としてのDSM -精神科臨床判断の方法をめぐって-」

中安信夫の「反面教師としてのDSM -精神科臨床判断の方法をめぐって-」を読了。
これを読んだのは最近DSMというのに大いなる疑問を抱き始めたからです。(DSM{Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders}はアメリカの精神科医学会が出している、メンタルな症状の分類とその判定方法のマニュアルです。)それは、
(1) 最近やたらと発達障害とか、平均的な人に比べ若干劣っている部分があるだけで、病気にしてしまう風潮
(2) アンケート方式の安易な「うつ」(大うつ)診断、それによるうつ病患者の(表面的)増加
がDSMのせいではないかと思うようになったからです。
私が最初にDSMというものを知ったのは、2003年春に高校時代からの親友が、それまで「うつ病」ということで数年間服薬していたのに、そこにアルコール依存が加わり、また突然高揚状態になり、一日に何度も電話してきて、自作の支離滅裂なストーリーを勝手にしゃべってその後一方的に電話を切ったり、また隣人と諍いを起して暴力沙汰になりかねたり、と色々ありました。それで親友のは「うつ病」ではなく、「双極性障害(躁うつ病)」であろうと思うようになりました。その親友を診ていた医者は数年間に渡り、診察無しで代役で来た母親にうつ病の薬を渡していました。(双極性障害の患者には抗うつ薬ではなく、リーマスなどの気分安定剤を処方する必要があります。でないと躁状態の時に抗うつ薬でそれが更にひどくなります。)つまりは一種の医療過誤であり、徳島のその手の機関に相談に行ったことがあり、それで事前に「双極性障害」かどうかきちんと判定出来ないかと思ってネットで見つけたのがDSMでした。(結果的にその時に面談した精神科医も、後でメールでやりとりしたやはり高校の同期で精神科医になっていた者も、双極性障害であろう、ということで一致しました。)
DSMというのは要するに、精神的な病的症状を誰が診ても同じ結果が出るように、症状を細かく分類し、それぞれに判定の目安となる症状(エピソード)が列挙してあって、例えば大うつ病なら9あるエピソードの5つ以上だと該当、とかそういうものです。
まず著者の中安氏は日本精神病理学会理事長で、統合失調症の専門家です。中安氏はDSMを厳しく批判します。その理由は5つで、
(1)症状学というものを無視して、お互いに独立しているかどうか怪しいエピソードを羅列している。また「大うつ病」なら睡眠について「ほとんど毎日の不眠または過眠」とだけあります。しかし睡眠の障害には[1] 寝付けない [2] 何度も目が覚める [3] 早朝に覚醒してそのまま眠れない、などの種類があり、それぞれ別に扱うべきですが、DSMでは一緒くたです。
(2)択一式の診断方式を採っていて、それぞれのエピソードに当てはまるかどうかは○×であり、またその○が何個以上あるかで判定しています。これは私が考えてもおかしく、マハラノビス距離じゃないですが、エピソード間にどの程度相関性があるのかを考慮しないで、それぞれを同格に扱うのは統計学上も問題があります。
(3)Comorbidity(共存症)を認める。これは例えば大うつ病と統合失調症が同時に起こる可能性を認めているということです。
(4)NOS(Not Otherwise Specified)の採用。これは逆に「どれとも判定出来ない」というのを大分類と小分類の両方で認めているということです。
(5)成因論、何故その症状が出るようになったのかという点が考慮されない。

私は以上の5つの論点の批判はもっともだと思います。またもっと大きな問題として、このDSMを使って判定することで、本来精神科医がもっとも時間をかけて行わなければならない患者の「表出」(顔の表情、話し方、興奮度、身だしなみ、など患者について医者側から観察出来ること)の分析がまったく行われなくなる、という危険性も指摘されており、それは実際に日本で起きています。
この先生によるとアメリカは精神医学の後進国だそうです。(先進国はドイツとフランスだと言っています。)日本はその先進国に学んで来たのに、こんな後進国が作ったインチキなものを使うのは止めようという主張です。DSMは素人には便利ですが、専門家が安易に使うものではない、というのはその通りでしょう。
私の経験からおかしいと思っていることは、心療内科での「うつ」の判定が単なるアンケートであり、実際はそういう症状が無くても全部○を付ければほぼ確実に「大うつ病」であると判定されます。そして診断書をもらって会社だったら休職出来る訳です。最近「新型うつ」というのが増えているのですが、私はその大半はこうした主観的アンケートの回答で簡単に「うつ」と判定されることでそうなっているのだと思います。この先生も「うつ病の患者は決して増えていない」と主張されています。

光線療法用のLEDライト

ここ1年ぐらい、またメンタル面でうつっぽく、特に最近は調子が悪く調べてみたら「冬期うつ」の症状そのまま(過食=特に甘いもの、過眠、悪夢を見る)でした。その治療のための光線療法用に買った10,000ルーメンのLEDライトが到着しました。(朝強い光を浴びることで体内にセロトニンが作られて気分が安定化する効果があります。)ただ強烈な明るさでこれを直視すると間違いなく眼を痛めるため、安いサングラスも取り寄せ中。ルーメンは光束=光の量=明るさの単位ですが、100Wの白熱電球が大体1,500ルーメンですから、単純計算でその6.7倍です。これで消費電力は100Wですから、LED様々という感じです。ハロゲンランプでこの明るさを実現しようとしたら、かなりのW数になると思います。本当は中でどうやって高輝度LEDを駆動しているかにも興味がありますが、取り敢えずは治療優先で分解したりはしません。

コロナの抗原検査キット

コロナの抗原検査キットについて調べました。
コロナの検査には
(1)PCR検査(コロナウィルスのDNAを検出)
(2)抗原検査(コロナウィルスに特有なタンパク質{抗原}に対する抗体反応を見る。定性(陰性か陽性かだけ)と定量(陽性でもどの程度感染しているかまで分る)がある。
(3)抗体検査(過去に感染した結果としての体内の抗体をチェック)
があります。Amazon等で売られているのは(2)の抗原検査の定性検査です。この抗原検査キットには、「一般用」という厚労省が承認したものと、「研究用」という未承認のものがあります。臨床試験で精度が確認されているのは「一般用」で、研究用は精度についての保証はありません。ちょっと聞くと逆のように思いがちですので注意して下さい。ちなみに価格は一般用は研究用の10倍くらいしますし、入手もより困難です。(一般用は一回分が3,000円以上します。)
抗原検査キットは、検体(試料)に「鼻腔ぬぐい液」か「唾液」を使います。鼻腔ぬぐい液の方が精度が高いようですが、採取がちょっと面倒なのと鼻の奥に綿棒を突っ込んで回転させるので、痛みやくしゃみなどが出ることがあります。唾液は簡単ですが歯磨きや食事の後はしばらく時間を空ける必要があるようです。
なお変異型については、それに対応した検査キットを使用する必要があります。即ち時間が経った検査キットは最新の変異型に対応していない場合があります。
判定の原理は、イムノクロマト法を使います。いわゆるクロマトグラフィーと同じような特殊なペーパーを使い、その一端に検体を接触させます。検体の液体が浸透していって、まず検出対象のウィルスのタンパク質と反応する抗体があるエリアを通過します。陽性であればここで色が出ます。そしてさらに検体が浸透して行って必ず反応する抗体のエリアに達すると、ここで色が出ます。なので陽性であれば線が二本、陰性は奥の一本だけです。線が一本も出ないのは検査に失敗しています。
抗原検査は感染2日目から9日目くらいまでの間が比較的検出精度が高いようです。感染初期の段階ではウィルス量が少ないため、陰性が出てしまうことがあるようです。
ちなみにAmazonで買った2種類の研究用抗原検査キットはどちらも中国製でした。その意味でも信頼性は割り引いて考えるべきでしょう。まあ気休めです。

新型コロナ抗原検査キット

コロナの抗原検査キットについては、既に半年くらい前から持っていて、2回ほど検査してどちらも陰性でした。ですが、良く考えたら最近の変異型に対応しているのだろうか、という素朴な疑問が湧き、最新の変異型に対応したキットを買ってみました。(厚労省に承認されたのではなく研究用です。)2022年11月時点の変異型まで対応しているようです。検査自体も、2分間下の上に載せた状態でくわえて、その後10分程度で(実際は3分くらいで)結果が分ると、検査の簡便さも改良されています。結果は今回も陰性でした。Cの所だけに線が出るのが陰性、CとTの両方に線が出るのが陽性、Tだけに線が出るのは検査エラーです。

抗原検査キット

会社で私の部署で感染者が2人出て、私もワクチン4回打ったとはいえ、いつ感染してもおかしくないので、その時に備えてAmazonで抗原検査キットを購入。試しに一度やってみましたが、写真のように陰性でした。まあこのキット中国製だし、抗原検査自体の精度も低いそうなので気休めにしかなりませんが、いざ症状が出た時に会社に行って抗原検査キットをもらうのではなく、自宅で検査できるようにしました。
検査用の体液の取得、鼻腔と喉とがあって、鼻腔でやったんですが、ただでさえアレルギー鼻炎があるので、くしゃみが出て大変でした。検査時間は15分ほどです。このキットのAmazonでの価格は2,500円です。今の所、他にも色々あってAmazonでは問題無く購入出来ます。