NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」7年目に突入

実践ビジネス英語、今日から7年目に入ります。この教材を毎月3回繰り返して学習して丸6年になりました。
この教材でいいのは
(1)語彙力の強化にとても良い、特にネイティブ的なイディオムなど
(2)アメリカとアメリカの会社の最新事情に詳しくなる。ミレニアム世代、ジェントリフィケーション、ポジティブ評価などはこの教材で知りました。
(3)杉田敏先生とヘザー・ハワードさんのその時々のヴィニエットについてのフリートークの面白さ。
もちろんこれだけでは不十分で、スピーキングとライティングの強化にはなかなか結び付かない部分がありますが、これまで使った教材の中では、リンガフォンの米語上級コースと双璧です。

小倉孝保の「100年かけてやる仕事 中世ラテン語の辞書を編む」+”Dictionary of Medieval Latin From British Sources”

小倉孝保の「100年かけてやる仕事 中世ラテン語の辞書を編む」を読了。今、ヴェーバーの「中世合名会社史」の日本語訳をやる上で、中世ラテン語が頻出するので何か中世ラテン語の適当な辞書は無いか探している過程で見つけた本。この本で取上げられている、”Dictionary of Medieval Latin From British Sources”も17分冊の内の第14巻だけを持っています。この辞書は全部揃えると10万円近くになります。最初それでも購入しようかどうか迷ったのですが、結局”From British Sources”というのが引っ掛かって、私が欲しいのは”From Italian Sources”です。このブリティッシュ版を作成するに当たって、他の欧州各国にもそれぞれの国版を作りませんか、と呼びかけたらしいのですが、残念ながらまだイタリア版は出来ていません。というか、イタリア語は要するに中世における俗ラテン語がベースなので、現代イタリア語の辞書が中世ラテン語をある程度カバー出来ているのだと思います。実際に、古典ラテン語の辞書で見つからなかった単語が、綴りが少し変わっている場合がありますが、現代イタリア語辞書で見つかるケースが多くあります。たとえば、stacioという単語、おそらくこれは古典ラテン語ではstatio(じっと立っていること、が原義)なんだと思いますが、現代イタリア語ではstazioneで、事業所という意味です。(英語のstationと同語源)またbottegaというのが出てきて、これも古典ラテン語の辞書にはありませんが、現代イタリア語辞書では出ていて現在でも通用する言葉であり、「店舗」という意味です。
小倉孝保の本に戻ると、興味深かったのはこのブリティッシュ版中世ラテン語の辞書の最初の編集者が、OEDのジェイムズ・マレー博士の子孫だということです。実際、この辞書のスタイルはOEDのそれをほとんどそのまま踏襲しています。この小倉さんという作者については、元々毎日新聞の特派員の方のようですが、残念ながらご本人がラテン語を勉強したことが無いため、全体に単に関係者に話しを聞いてまとめた、といういかにも新聞社的な作りで、実際に辞書の中身を読んでその特徴をまとめたりとか、古典ラテン語の辞書との違いについてもっと分析するとか、そういった所が非常に不十分です。今、実際に中世ラテン語を読まなければならないプロジェクトをやっている訳ですから、中世ラテン語辞書の現代における意義なんか説明してもらわなくても十分分かっています。この筆者は100年かけたことに感心していますが、OEDはもっとかかっていますし、ドイツのグリム辞書も同じです。後半1/3は日本の辞書作りの話ですが、間接的な知り合いが多く登場します。(仕事で大修館の辞書を作っていた人とお付き合いがあったので。)この中世ラテン語辞書とかOED、グリム辞書といったスケールで作られた辞書は残念ながら日本には無いです。まあ諸橋大漢和がそれにかろうじて近いですが。日本国語大辞典は現時点はまだまだ未熟です。また日本は国がお金を出した辞書作りが0ということで、私の知り合いの辞書に関する先生は「日本には辞書学が無い」と嘆いておられましたが、まあその通りの状況です。

TOEIC S&W 2020年1月19日受験分結果


2020年1月19日(日)に三度目のTOEICのS&W(スピーキングとライティング)を受けて来たのですが、本日結果が出ました。三度目の正直で、ようやくそれなりに納得出来る点数が取れました。特にライティングが満点に近くなったのはIELTS対策で英語のエッセイの書き方を徹底して練習した結果だと思います。L&Rテストとの換算表で見ても、L&Rの970点にほぼ見合う点数が取れています。今後はこのテストは受けるとしたらもうスピーキングの方だけになると思います。
なお、IELTSへの再チャレンジは今年の9月以降になると思います。

2014年4月以降の英語学習の記録

2014年4月よりの英語学習の記録。もうすぐ丸6年です。第3ステップの達成はまだまだ遠いですが、我ながらここまでよくやったなと思います。
ちなみにこれは英語だけを書いていますが、この間にイタリア語の新規学習と古典ギリシア語のやり直しもやっています。
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0.2014年4月時点の目標
第1ステップ:Toeic900点超え
第2ステップ:Toeic950点超え
第3ステップ:国連英検特A級合格

→2020年1月時点で、第1ステップ、第2ステップは完了。第3ステップは正直な所国連英検というものの汎用性を疑問に思うようになったため、現時点ではIELTSのバンド8に変更。

1.NHK「実践ビジネス英語」2014年4月号~継続中
毎月のテキストを3回通して学習しています。
2.CNN English Express 2014年4月号~継続中
1回通して聞き、その後2回シャドーイングしながら精読しています。
3.English Journal 2014年4月号~継続中
同上。
4.NHK「ニュースで英会話」 2014年4月号~2015年3月号
5.CNNやBBC、NBC、CBC、FOXなどのニュースのPodCastでのリスニング
2014年4月~2015年6月までは30分弱/日、2015年7月~継続中 は50分/日
6.NewsWeekまたはTimeのリーディング、20分/日、2018年1月~継続中
7.TOEIC L&R 2014年7月以降6回受験
8.TOEIC S&W 2018年8月以降2回受験
9.IELTS 2019年5月、9月の2回受験
10.オンライン英会話 EF English Live 2017年8月に6回ほど利用
11.オンライン英会話 Eigox 2017年9月~2019年11月まで、309回のレッスン。
12.オンライン英会話 MyTutor (IELTSスピーキング対策)2019年5月~2019年11月まで、48回のレッスン。
13.オンライン英会話 DMM 2019年10月~継続中 これまで31回のレッスン。
14.英会話学校AEON ディスカッションコース、2017年8月~2019年7月、88回のレッスン。
15.英会話学校AEON ライティングコース、同上期間、61回受講。
16.ILETS Advantage(IELTSライティング対策コース)、2019年5月~2019年9月、15回受講。
17.発音矯正 Hummingbird、2019年8月~継続中(現在20回受講)
18.英語字幕のDVD、ブルーレイの映画・TVドラマ視聴 2017年7月~継続中、1時間=1本として220本程度視聴済み。
19.Fruitful English(英作文添削):2019年9月~継続中:11回提出。
20.その他:TOEIC、IELTS対策本多数(20冊以上)、各種英語参考書(25冊以上)、英語の本のリーディング(5~6冊)。

A man called Devil and Oriental Witches

Did you know that the female Japanese volleyball team won the gold medal at the first Tokyo Olympics in 1964? The final match with the Soviet Union team, which was ranked No.1 in the world at that time, was broadcasted by NHK on TV and had a viewing rate of 66.8%, which is still the record in relay sports in Japan. The Japanese team, with an average height of just 171 cm while that of the Soviet team was 183 cm, overwhelmed all the other nations’ teams with incredibly new tactics such as “the rolling dive receive” and “the floating change-up service”, and they were called Oriental Witches by Americans and Europeans at that time.

The head coach of the team was Hirobumi Daimatsu. The national team of Japan was actually a private company, Nichibo’s, team and he was also an employee of the company. He showed quite strong leadership skills with the players of the team and forced them to train extremely hard. All the players worked in Nichibo’s office from 9 to 4, and then they started training every day, usually until 12 o’clock or sometimes until 2 to 3. His nickname at the time was Daimatsu, the Devil, and he was harshly criticized by many people, including the labor union of the company, as he was bullying the players. The players, however, did not complain about his training and followed him and even called him a master. Mr. Daimatsu was a survivor of the alleged worst operation during World War II, the Imphal operation that killed more than 20,000 Japanese soldiers through battles and starvation in Myanmar. His belief from this harsh experience was that victory is everything, and his team recorded 175 successive victories both in domestic and international matches. Nobody condemned him any more after such tremendous results.

Not only did he force ultra-hard training on the players, but he really thought rationally about how his team could defeat the Soviet Union team in the face of more than a 10 cm difference in height. He invented “the rolling dive receive” in order to receive all attacks by the Soviet team, by jumping to a ball and soon standing up by rotating the body in order not to interfere with other players and come back to the attack immediately. He also developed many new serves since the height of a player is almost irrelevant in serves. While a normal straight serve was popular at that time, his team developed many breaking ball serves, including no-rotation serve that almost nullified the receivers of the opponent team.

Mr. Daimatsu is now enshrined in the hall of fame of the Word Volleyball: https://www.volleyhall.org/specialawards/hirofumi-daimatsu. Nobody can follow his style at present, but he was actually a tremendously strong leader and encouraged many Japanese people 19 years after the ceasefire of World War II.