ビールの本家ドイツには色々なビールがありますが、その中で私が好きなのが、この白ビール(Weissbier、またはWeizenbier=小麦ビール)です。
別名にあるように、通常のビールが大麦の麦芽で作られるのが、この白ビールは半分以上小麦の麦芽を混ぜて作ります。上面発酵のエールの一種です。色は薄めの黄金色ですが、酵母とタンパク質のせいで少し濁っています。味はスーパードライ系の味の対極で、まろやかでフルーティーな香りがします。
日本でも、キリンの「まろやか酵母」(現在はもう発売されていません)や銀河高原ビールが白ビールだと思います。
白ビールで乾杯する時は、繊細な泡を壊さないようにするため、ジョッキの底と底を「コチン」とぶつけるのだそうです。