ウルトラQの「五郎とゴロー」

ウルトラQの「五郎とゴロー」を観ました。まず、石坂浩二によるオープニングのナレーションが「そうです。ここはすべてのバランスが崩れた恐るべき世界なのです。これから30分、あなたの眼はあなたの体を離れて、この不思議な時間の中にはいっていくのです……」で、まさしく前半がトワイライト・ゾーンで後半がアウター・リミッツで笑えました。
お話は、両親を幼い頃に亡くし猿と一緒に育った五郎と、日本軍が残したアオバクルミを食べて巨大化した猿のゴローの話。ゴローはニホンザルが巨大化した筈なのに何故か見た目はゴリラで、おそらくキングコングの着ぐるみの転用だと思います。全体にストーリーは今一つです。最後も純真な五郎青年を騙してゴローに睡眠薬入りミルクを飲ませる(昔日本兵がいて、その兵隊が持っていたアオバグルミを食べてやはり巨大化した猿がいるイーリャン島に連れて行くため)というラストも、何だかいい感じはしません。

NHK杯戦囲碁 大竹優7段 対 高尾紳路9段


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が大竹優7段、白番が高尾紳路9段の対戦です。2人は初対局です。大竹7段は本因坊リーグにこの度入りました。序盤は左上隅で黒が左辺を重視した代償で白に封鎖されたのにすぐ動き、結果的に隅3子を白が取り、黒は中央に展開しました。しかし黒5子は眼が無く、大きく狙われていました。白は手厚い本手を打ち続け、にもかかわらず形勢は白が少しずつリードを拡大して行くという碁になりました。下辺から黒白両方の眼の無い石が絡み合う展開になりました。白は右辺下方の石と下辺から延びる石を連絡して右下隅を荒らすという作戦もありましたが、右辺であっさり外から利かせて1子を捨てて打ちました。この打ち方は明るかったと思います。結果的に中央は白が主導権を握り、左上の黒5子が飲み込まれ気味になりました。しかし左下隅から延びる白が攻められた時、下辺で白が1線に下がって眼を確保したのが緩着で、黒の左上隅の5子と中央が連絡気味になった時は、一瞬黒が逆転したかと思われました。しかし白は上辺には突入されましたが、黒4子を再度取り込み、これでコミガカリでしたが白の優勢でヨセに入りました。結局白の中押し勝ちとなりました。作れば2~4目半ぐらいの差だったと思います。

トワイライト・ゾーンの”A Penny for Your Thoughts”

トワイライト・ゾーンの”A Penny for Your Thoughts”を観ました。プールは銀行の会計マンでした。街頭の新聞売りから新聞を買おうとコインを投げたら、それは表でも裏でもなく何とエッジ部で立って止まりました。新聞売りはこの確率は100万分の1で、きっとラッキーなことが起こりますよ、とプールに言います。その瞬間から、プールは人々が心の中で思っていることが音として聞こえるようになります。銀行に着いて、上司が浮気旅行の電話をしているその内容を知ったり、銀行のある女性が自分に好意を持っていることを知ったり、またある融資申込者が借りたお金をギャンブルにつぎこもうとしていることを全部聴き取ります。その後、彼の近くに座っている、その銀行でもっとも長く働いている地位の低いスミザーズという男が、今日の4:30に銀行の金を自分のバッグに詰めてバミューダに逃げようとしているのを声として聞きます。プールは銀行の女性にも相談した上で、スミザーズの計画を上司に言います。しかし4:30に銀行を出ようとするスミザーズの鞄を調べても現金は出て来ませんでした。そのためプールは首を言い渡されます。スミザーズはしかし「どうして私の夢を知っていたのか?」と聞きます。実際にスミザーズはお金を盗むことを何度も夢として考えていましたが、臆病なのでそれを実行に移すことはありませんでした。その内上司がまたやって来て、さっきの融資の客が違法ギャンブルで逮捕されたことを伝えます。銀行の危機を救ったプールは復職を提案されますが、銀行の女性の声では無いアドバイスを聴き取って、その上司の副というポジションを勝ち取ります。そしてスミザーズのためにバミューダ旅行のチケットを銀行の費用で買ってやることを、上司の浮気をネタに脅して勝ち取ります。銀行の女性と銀行を出たプールはまた新聞を買おうとして自分が立てたコインを倒してしまいます。その瞬間、プールの心を読む能力は消え失せました。しかし彼には昇進と恋人が残されていました…
というストーリーで、まあほのぼの系でいいかな、と思いました。

今回のサーバーのスペック

今回のサーバーのスペックです。ストレージはSSD 1TBで前回と同じ容量ですが、さすがに4年経つので価格は全体で5万円喰らい安くなっていました。

CPU インテル Core i7-12700 (2.10GHz-4.80GHz/12コア/20スレッド)
CPUファン 静音パックまんぞくコース (高性能CPUファンで静音化&冷却能力アップ)
CPUグリス ノーマルグリス
グラフィック機能 インテル UHDグラフィックス770 (CPU内蔵)
電源 550W 静音電源 (80PLUS BRONZE)
メモリ 16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
SSD [カスタマイズ] Intel 1TB NVMe SSD (670Pシリーズ, M.2,読込速度 3500MB/s,書込速度 2500MB/s) [納期10日程度]
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)
サウンド マザーボード 標準 オンボードHDサウンド
ケース EM041 ミニタワーケース (MicroATX)
リアケースファン 12cm リア 静音ケースFAN

これまでのサーバーOS履歴(更新)

自宅サーバーを始めたのは2002年ですが、現在のサーバーで7代目です。
これまでのサーバーOSの変遷は以下の通りです。
CentOSは開発が終了したので、今回から同じくRedHat系のAlmaLinuxに変えました。

2002年7月 2003年7月 Windows XP
2003年7月 2006年8月 Red Hat 9
2006年8月 2009年8月 FedoraCore 5
2009年8月 2012年8月 FedoraCore 5
2012年8月 2016年3月 CentOS 6
2016年3月 2022年11月 CentOS 7
2022年11月   AlmaLinux 8.7

 

新しいサーバーへの移設

このブログを新しいサーバーに移そうと奮闘中。1つのWordPressの移設が何とか95%くらい完了。しかしCount per dayという愛用していたプラグインが新しい環境で動かないので、最新版をダウンロードしようとしたら、なんと配布停止になっていました。
https://wp-customize.net/wordpress/7804.html

アウター・リミッツの”The Mice”

アウター・リミッツの”The Mice”を観ました。地球から10光年離れた惑星のクロモから地球に通信が入り、地球との友好を求めて来ました。彼らは「転送装置」(スター・トレックのそれと同じ)の技術を地球側に伝え、地球側はその装置を組み立てます。ネズミでの実験は成功しましたが、地球からの使節団を送る前に、人体実験が必要になります。自分の妹の夫を殺害した罪で終身刑に服していたチノがその役目を志願します。チノを実験する前に、クロモ側からも犯罪者が一人先に地球に送られて来ました。それはクラゲにカニの手が付いた様なグロテスクな姿をしており、光合成により生きているので食物は必要ないと言います。チノは一度逃げ出そうとして窓にフォースフィールドが張り巡らせられていたため失敗します。しかしある日何故かそれが解除され、チノは今度は逃亡に成功します。しかしチノはすぐ警察官に捕らえられ、また研究所の近くの池で死んでいた研究所の科学者殺害の犯人と疑われます。ジュリアという女性研究者は、その池でクロモ人が何かを栽培していてそれを摂取している(食べている)のを目撃しました。チノは結局転送装置に入れられますが、その転送は何故か失敗しチノは気を失いました。ジュリアの証言で、クロモ人が光合成で生きているのは嘘だと分ります。研究所の科学者を殺したのもクロモ人でした。クロモ人は研究所に戻り転送装置で自分の星に戻ろうとしますが、この騒ぎで解放されたチノが戦い、何とか寸前でそれを阻止します。再度クロモ人の星と交信した所、彼らの星では既に食物生産が出来なくなっており、その解決のために地球が食物生産に使えるかの検証のためにクロモ星でもっとも優秀な科学者が送られて来たことが暴露されました。チノは今回の活躍で刑を軽減されることになりました。
というお話でなかなか良く考えられた話でした。しかしいつもながらアウター・リミッツのエイリアンはグロ過ぎで、今回のも気持ち悪さが先に立ちます。

NHK杯戦囲碁 山下敬吾9段 対 黄翊祖9段(2022年11月20日放送分)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が山下敬吾9段、白番が黄翊祖9段の対戦です。最近のNHK杯戦でかなりの確率でユニークな布石を見せてくれる山下9段ですが、今回は上辺で三連星の一つ左への平行移動というか、高い中国流の星を一路左へ寄せたかというまたも初めて見る布石を披露してくれました。その後白が右上隅の三々に入り、黒が左辺にも展開しました。白は左辺に打ち込み、ここから戦いになりました。白は変幻自在な打ち方で左辺を劫にしました。この劫はこの時点では価値が大きくなく、途中で保留状態になりました。しかし白から2線に切って本劫にして活きる手が黒にとって借金として残りました。白は劫立てで打った左上隅の白2子を利用して上辺右に手をつけました。この一団が活きると右上隅の黒も眼が無いので、ここが第二の戦線になりました。ここでは白が上手く打ち回し、中央の黒2子を取って活き形になったので形勢は白が盛り返しました。しかしその後黒が左辺一団を攻めようとしたのに白が反発して上辺に踏み込んだので乱戦になり、AIの形勢判断も一手ごとに有利不利が入れ替わるという状態になりました。そんな中、黒が中央の利きを利用して右上で取られていた黒2子を生還させたため、白の眼がまた無くなりました。しかし黒は無理にこの白を取りにはいかず、中央を厚く打ち白を活かし、上辺左から延びる白を攻めて、その余得で左辺の白を切り離しました。そこで白は2線を切って本劫を決行しましたが、回りの黒が厚くなっているため、劫に勝っても白の活きが無く、左辺に大きな黒地が確定し、黒の中押し勝ちとなりました。

トワイライト・ゾーンの”The Invaders”

トワイライト・ゾーンの”The Invaders”を観ました。ある田舎の一軒家で、電気もガスも来ていないような家の中で、初老の女性が一人で食事の準備をしていました。そこに突然耳をつんざくような高周波の音が聞こえ、何かがその家の屋根裏に侵入したのを女性は察知します。女性がロウソクを持って恐る恐る屋根裏部屋に上がってみると、そこには直径1.5mくらいの小型のUFOが不時着していました。やがてその中から手の平サイズのロボットのように見えるエイリアンが出てきました。女性は悲鳴を上げつつも、手持ちのものでそのエイリアンを攻撃します。何度か攻撃を繰り返した後も、エイリアンは続けて家の中を動き回っています。その内エイリアンは台所の包丁を取って、女性の手足を切りつけて攻撃して来ました。女性はエイリアンを一匹捕まえてシーツにくるんで床に叩きつけて殺しました。また斧を取ってきて屋根裏部屋に再度上がり、UFOをその斧で破壊します。すると男性の声で「攻撃されている。ここは信じられないような巨人の星だ。」という声が聞こえてきます。女性はついにUFOの全機能を停止させますが、そこに書いてあったのは「アメリカ空軍宇宙探査船1号」という文字でした。つまりエイリアンは地球人でした。何だかアーウィン・アレンの「巨人の惑星」みたいな話ですし、また前に観たエイリアンが核戦争になりそうな自分の星を捨て、地球にやってくるというのともちょっと共通性がある話でした。