VSCodeをインストール

私はプログラミングは昔のやり方のままで、未だにIDEを使わずエディターでプログラムを書いていますが、思う所あってVSCodeをインストールしてみました。生成AIによる楽々プログラミングにはまったので、GitHub Copilotを使ってみようかと思ってです。まあお遊びかもしれませんが、高齢プログラマーに生成AIは強力な武器になりますので。

レコードプレーヤーの回転数チェック

新しく買ったデノンのレコードプレーヤーのAmazonレビューを見ていたら、回転数がおかしくなった、と書いている人が複数いて、気になったので回転数をチェックしようとしました。プレーヤーの回転数のチェックの伝統的な方法は、ストロボシートという黒白の四角を円周上に並べたシートを使い、光を当て、黒白パターンが止まって見えればOKというもの。しかしその光源には電源の周波数でちらつく、要するに昔の蛍光灯などが必要です。でも今はLEDになっているとダメ、蛍光灯でもインバーター式はダメです。なのでそれ用の光源が必要でかなり前に買ってあるのですが、それが出て来ません。それで調べていたら何とスマホのアプリ(RPM Speed and Wow)で回転数のチェックが出来ることが分りました。最初使い方が分らずカメラでターンテーブルの回転を撮影するのかと思ったら、正解は何とスマホそのものをターンテーブルに載せて回す、でした。チェックの結果、デノンのはOKでした。ついでにメインのVPIのClassicというターンテーブルをチェックしたら、何と33.5rpm!これはベルトが古くなったからに違いないと思い、以前買ってあった予備のベルトに交換して、無事33.3rpmが出ました。

NHK杯戦囲碁 山田規三生9段 対 西健伸5段(2024年7月14日放送分)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が山田規三生9段、白番が西健伸5段の対戦でした。序盤は黒の実利、白の厚みと模様という感じでしたが、白が右辺に打ち込んでいってから競い合いになり、結局白の右辺からの石と黒が白の模様を消しに行った一群との戦いになりました。黒が中央から下辺に降りた一団から右に一間に飛んだのはごく普通の手かと思いましたが、白が考慮時間を使って割り込んでいったのが最強の手で結局黒は中央を諦めざるを得ず、代わりに下辺で実利を取りました。この結果やや白がリードしましたが、まだ中央から上辺が未解決で結局ここでも最後は攻め合いになりました。黒は中央でほぼ取られかけていた石を動き出して策動しましたが、残念ながらわずかに足りず、また上辺での攻め合いも白一手勝ちになり、黒は万策尽きてここで投了となりました。二人は以前もNHK杯戦で対戦していてその時は山田9段が勝っていますので、西5段がリベンジを果たしました。

塩野七生の「ローマ人の物語 最後の努力」

塩野七生の「ローマ人の物語 最後の努力」を読了。「最後の努力」というか「最後のあがき」と言うべきか、ローマの最終的な滅亡までまだ100年ありますが、既にかなりの末期症状を呈して来ていて、蛮族の侵入、ササン朝ペルシアとの戦い、により軍人皇帝の一人ディオクレティアヌスはついに「四頭政」という正帝2人、副帝2人で分割統治し、それぞれが担当の地域を防衛するという仕組みを導入します。これは防衛という目的では機能しましたが、代償として軍人及び官僚組織の肥大を招き、ローマ市民の税負担は増えて行くばかりになります。しかしこの四頭政はわずか2代しか続かず、その後は例によって正帝・副帝間の内乱になり、最終的にコンスタンティヌスが勝ち残ります。彼はコンスタンチノポリスという自分の名前を冠した新しい首都を作り、またキリスト教を公認します。こうなるともはやローマとは言えないので、通常のローマ史はこの辺で終わりですが、塩野七生のは「ローマ人の物語」で「ローマ帝国史」ではないため、まだ続きます。

ウルトラマンAの「怪談 雪男の叫び」

ウルトラマンAの「怪談 雪男の叫び」を観ます。北斗とダンと香代子は上越国際スキー場にスキーに来ています。今のスキーは私がやっていた頃とは板も滑り方も大きく変わりましたが、この頃のは私の頃と基本的には滑り方は同じで安心しました。(笑)北斗はスキー場で突然の吹雪に遭遇し、超獣の可能性を感じてTACに通報しますが、いつもだったら山中隊員が「北斗お前夢でも見たんだろう」的に否定しますが、今回は何故か信用され、TAC出動になります。しかしTACは超獣フブギララという雪男超獣にまったく歯が立たずホテルに引き返しますが、そこに避難していたスキー客から超獣が来るから出ていけと冷たく言われ、仕方なく出ていくとその間にホテルが超獣に襲われ、ダンも香代子も凍り付いてしまいます。TACはファルコンとアローで超獣を攻撃しますが通用せず、結局自爆攻撃をして、例によって北斗が脱出出来ず、エースが登場します。しかしウルトラ兄弟共通の弱点として寒さに弱いエースは苦戦しますが、最後になんとか切断技でフブギララを倒します。しかしタイトルの「怪談」はなんか看板倒れ。

兄の葬儀

兄の葬儀に参列して来ました。兄の死に顔があまりに亡父そのものだったのに驚きました。兄の死因は膵臓がんで4月に診断を受けた時は既にステージ4だったそうです。なんでもっと早く分らなかったのかと思って調べたのですが、膵臓がんは進行が速い上に自覚症状が出るのが遅く、膵臓がんと初めて診断された人の約8割がステージ4なんだそうです。全体での5年生存率も8%で、非常に死亡率の高いがんのようです。皆様もお気をつけください。

トワイライト・ゾーンの”Ninety Years Without Slumbering”

トワイライト・ゾーンの”Ninety Years Without Slumbering”を観ました。歌の「おじいさんの古時計」そのままのお話し。というかこの歌の元はイギリスの”My Grandfather’s Clock”だということを今回初めて知りました。サム・フォルストマンは76歳の元時計職人で、彼が生まれた時に祖父から贈られた時計をとても大事にしていました。しかしそれがあまりに度が過ぎて、夜中も寝ずに時計の調整をしているサムを孫娘夫婦が心配して、彼を精神科医に診せます。サムは時計が動かなくなると自分も死ぬと思っていて、精神科医は時計を手放すことを勧めます。結局時計は隣に住む孫娘の友人に売りましたが、彼は毎日時計の調整にその家に出かけます。しかしある日その家の者は一週間の旅行に出かけます。時計は2日に1回ネジを巻かないと止まってしまいます。サムは夜中にその家の窓を割って中に入ろうとし警察官に捕まってしまいます。結局時計は止まり、サムも危篤になりますが、その時にサムの霊魂が肉体を離れ、サムと対話します。ここでアメリカらしくハッピーエンドに変わり、サムはもうすぐ生まれてくる曾孫を楽しみに生きると言って、無事に危篤状態を乗り越えます。そして孫娘にあの時計は実は一度過去に止まったことがあるのを告白します。目出度し、というお話。日本だったら間違いなくサムは死んでいたでしょうね。ちなみに「フランダースの犬」の映画もアメリカで作られたものは、ネロとパトラッシュは死なずに幸せになります。