アウター・リミッツの”The Mice”

アウター・リミッツの”The Mice”を観ました。地球から10光年離れた惑星のクロモから地球に通信が入り、地球との友好を求めて来ました。彼らは「転送装置」(スター・トレックのそれと同じ)の技術を地球側に伝え、地球側はその装置を組み立てます。ネズミでの実験は成功しましたが、地球からの使節団を送る前に、人体実験が必要になります。自分の妹の夫を殺害した罪で終身刑に服していたチノがその役目を志願します。チノを実験する前に、クロモ側からも犯罪者が一人先に地球に送られて来ました。それはクラゲにカニの手が付いた様なグロテスクな姿をしており、光合成により生きているので食物は必要ないと言います。チノは一度逃げ出そうとして窓にフォースフィールドが張り巡らせられていたため失敗します。しかしある日何故かそれが解除され、チノは今度は逃亡に成功します。しかしチノはすぐ警察官に捕らえられ、また研究所の近くの池で死んでいた研究所の科学者殺害の犯人と疑われます。ジュリアという女性研究者は、その池でクロモ人が何かを栽培していてそれを摂取している(食べている)のを目撃しました。チノは結局転送装置に入れられますが、その転送は何故か失敗しチノは気を失いました。ジュリアの証言で、クロモ人が光合成で生きているのは嘘だと分ります。研究所の科学者を殺したのもクロモ人でした。クロモ人は研究所に戻り転送装置で自分の星に戻ろうとしますが、この騒ぎで解放されたチノが戦い、何とか寸前でそれを阻止します。再度クロモ人の星と交信した所、彼らの星では既に食物生産が出来なくなっており、その解決のために地球が食物生産に使えるかの検証のためにクロモ星でもっとも優秀な科学者が送られて来たことが暴露されました。チノは今回の活躍で刑を軽減されることになりました。
というお話でなかなか良く考えられた話でした。しかしいつもながらアウター・リミッツのエイリアンはグロ過ぎで、今回のも気持ち悪さが先に立ちます。

NHK杯戦囲碁 山下敬吾9段 対 黄翊祖9段(2022年11月20日放送分)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が山下敬吾9段、白番が黄翊祖9段の対戦です。最近のNHK杯戦でかなりの確率でユニークな布石を見せてくれる山下9段ですが、今回は上辺で三連星の一つ左への平行移動というか、高い中国流の星を一路左へ寄せたかというまたも初めて見る布石を披露してくれました。その後白が右上隅の三々に入り、黒が左辺にも展開しました。白は左辺に打ち込み、ここから戦いになりました。白は変幻自在な打ち方で左辺を劫にしました。この劫はこの時点では価値が大きくなく、途中で保留状態になりました。しかし白から2線に切って本劫にして活きる手が黒にとって借金として残りました。白は劫立てで打った左上隅の白2子を利用して上辺右に手をつけました。この一団が活きると右上隅の黒も眼が無いので、ここが第二の戦線になりました。ここでは白が上手く打ち回し、中央の黒2子を取って活き形になったので形勢は白が盛り返しました。しかしその後黒が左辺一団を攻めようとしたのに白が反発して上辺に踏み込んだので乱戦になり、AIの形勢判断も一手ごとに有利不利が入れ替わるという状態になりました。そんな中、黒が中央の利きを利用して右上で取られていた黒2子を生還させたため、白の眼がまた無くなりました。しかし黒は無理にこの白を取りにはいかず、中央を厚く打ち白を活かし、上辺左から延びる白を攻めて、その余得で左辺の白を切り離しました。そこで白は2線を切って本劫を決行しましたが、回りの黒が厚くなっているため、劫に勝っても白の活きが無く、左辺に大きな黒地が確定し、黒の中押し勝ちとなりました。

トワイライト・ゾーンの”The Invaders”

トワイライト・ゾーンの”The Invaders”を観ました。ある田舎の一軒家で、電気もガスも来ていないような家の中で、初老の女性が一人で食事の準備をしていました。そこに突然耳をつんざくような高周波の音が聞こえ、何かがその家の屋根裏に侵入したのを女性は察知します。女性がロウソクを持って恐る恐る屋根裏部屋に上がってみると、そこには直径1.5mくらいの小型のUFOが不時着していました。やがてその中から手の平サイズのロボットのように見えるエイリアンが出てきました。女性は悲鳴を上げつつも、手持ちのものでそのエイリアンを攻撃します。何度か攻撃を繰り返した後も、エイリアンは続けて家の中を動き回っています。その内エイリアンは台所の包丁を取って、女性の手足を切りつけて攻撃して来ました。女性はエイリアンを一匹捕まえてシーツにくるんで床に叩きつけて殺しました。また斧を取ってきて屋根裏部屋に再度上がり、UFOをその斧で破壊します。すると男性の声で「攻撃されている。ここは信じられないような巨人の星だ。」という声が聞こえてきます。女性はついにUFOの全機能を停止させますが、そこに書いてあったのは「アメリカ空軍宇宙探査船1号」という文字でした。つまりエイリアンは地球人でした。何だかアーウィン・アレンの「巨人の惑星」みたいな話ですし、また前に観たエイリアンが核戦争になりそうな自分の星を捨て、地球にやってくるというのともちょっと共通性がある話でした。

アウター・リミッツの”The Zanti Misfits”

アウター・リミッツの”The Zanti Misfits”を観ました。ザンティという星からエイリアンの乗ったUFOがやって来ます。地球側と通信した内容によれば、彼らは彼らの星の犯罪者・はみ出し者の流刑地として地球を選んだと言います。エイリアン側の兵力が不明なため、取り敢えずアメリカ政府はカリフォルニア州の砂漠地帯にある、「モルグ(死体置き場)」という名前のゴーストタウンを彼らのための着陸場所に定めます。そこは当然立ち入り禁止にされましたが、そこにおそらく銀行強盗か何かをして女性と一緒に車でやって来た犯罪者が、ゲートを突破して中に入ります。二人は岩山の上にUFOを見つけ、男の方がそれを調べにUFOに接近します。UFOの中からは蟻のようなエイリアンが出てきて、男の身体に取り付き、おそらく蟻毒かなんかで男を殺します。この侵入者のおかげでエイリアンとの交渉戦略が狂ってしまったアメリカ側は、スティーブ・グレイブという記録係としてそこにいた歴史学者を交渉のためUFOの着陸場所に送り込みます。そこでグレイブは蟻のようなエイリアンに襲われていた女性を助け、その時にエイリアンを殺してしまいます。グレイブと女性は急ぎ基地に戻りますが、そこに蟻のエイリアンの大軍が襲って来ます。アメリカ側はピストル、機関銃、手榴弾等の武器で戦い、結局数百匹の蟻型エイリアンを全て殺してしまいます。そこにエイリアンの母星から通信が入り、「我々は報復はしない。我々自身は犯罪者といえども自分で処刑することが出来ないので、『経験豊富な処刑人』である地球人に、彼らの処刑を委ねた。」と説明します。銀行強盗と一緒だった女性が「経験豊富な処刑人ね…」と自嘲的に笑う所で終わりになります。
このエピソードはTVガイドという雑誌の「ベストドラマ100」の98位に選ばれているそうです。私的には蟻型エイリアンがちょっとしょぼすぎると思いました。

マックス・ヴェーバー「中世合名・合資会社成立史」日本語訳久し振りの校正

中世合名・合資会社成立史の日本語訳ですが、久し振りにある程度まとまった校正を行いました。前の版からの校正箇所は65箇所くらいです。ほとんどが日本語として分りにくい表現をよりこなれた日本語にしたものですが、誤訳の訂正も数ヶ所含まれています。Web公開版は既に校正済みのものです。Amazonで販売されているペーパーバック版とKindle版は現在作業中で、おそらく11月18日ぐらいからの販売のものが今回の校正済みの版になります。

トワイライト・ゾーンの”The Whole Truth”

トワイライト・ゾーンの”The Whole Truth”を観ました。ハーヴィー・ハニカットという中古自動車屋のオーナーがいますが、口八丁手八丁で、実際はオンボロの車を上手く言いくるめて客に売りつけていました。そこにある上品そうな老人がフォードのモデルAという非常に古い車を売りにやって来ます。彼は例によって上手く言いくるめて、25ドルという安値でその車を買いました。しかしその老人は金を受け取った後、この車は呪われていて、その呪いから逃れるには、また別の者に売るしかない、と言います。ハニカットはそれを信じませんでしたが、その後ハニカットは車を売りつけようとしていた男女に対しては「ここに置いてある車は全部ガラクタだ。車を買いたかったらちゃんとしたディーラーに行け。」などと言ってしまい、奥さんから電話が掛かってきた時には、「今晩棚卸しで遅くなると言ったのは、単にポーカーをやるだけだ」などと言ってしまいます。そうです呪いとは、この車のオーナーは嘘を言うことが出来なくなる、ということでした。その後ある政治家が、このフォードのようなオンボロの車に乗っていると有権者に見せることは選挙の時に有利になるということでそれを買おうとします。しかし嘘の言えないハニカットはこの車を買うと嘘が言えなくなる、と伝えたので政治家は車を買うのを止めます。そして新聞を見せて、そこに載っている男に車を売ったらと勧めます。ハニカットはそれを聞いてどこかに電話し、車を買いに人がやって来ます。何とそれはソ連大使館の職員で、車を買って、アメリカの製品はこんなに非道いという宣伝に使おうとしていました。結局車は売れましたが署名のサインはおりから訪米中だった「ニキータ・フルシチョフ」とありました。それでハニカットはケネディ大統領に今ならフルシチョフは本当のことしか言えない、と連絡しようとします。
うーん、何というか、当時の時事ネタで今観てもイマイチですね。ハニカットの口八丁手八丁ぶりは面白かったですが。

アウター・リミッツの”Tourist Attraction”

アウター・リミッツの”Tourist Attraction”を観ました。
ある中南米の、マーキュリオという独裁者が支配する国で、デクスターという大金持の傲慢な探検家が、その国のある湖に棲んでいるといわれる謎の水棲生物の調査をしていました。ソナーと水中カメラによって、半魚人のようなモンスターを発見したデクスターは、水中で格闘してそいつを生け捕りにします。独裁者のマーキュリオはしかし、それに自分の名前にちなんだ名前を付け、外国人観光客を呼び寄せる目玉に使おうとします。モンスターは一度閉じ込めていた容器の温度調整が外れて蘇生し、超音波で鉄のドアに穴を開け逃げ出そうとします。しかしデクスター達が何とかまた網をかぶせて捕まえ直すことに成功します。デクスター達はマシンガンを持ったマーキュリオの部下を倒して、モンスターをアメリカに輸送しようとします。しかし車に乗せようとした所、湖から10匹以上のモンスターが仲間を助けようとやって来て、デクスターのマシンガンも効果がなく、結局捕まえたモンスターを解放せざるを得ませんでした。仲間を助けたモンスター達は今度は協力して、マーキュリオが湖に築いたダムを超音波で破壊します。その国の首都はそのため洪水になり、マーキュリオも溺死します。彼が作った道路も街もすべて水に漬かって破壊されてしまいました。
まあ半魚人のようなモンスターの造形は面白かったですが、デクスターの性格がどうの、はあまり本質に関係のない、ちょっとまとまりが無い話だと思いました。

NHK杯戦囲碁 辻󠄀篤仁3段 対 鶴田和志6段(2022年11月13日放送分)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が辻󠄀篤仁3段、白番が鶴田和志6段の対戦です。布石は4隅平行対抗の星というものですが、その後黒がダイレクト三々というのが現代風です。序盤はどちらかというと黒が実利に付いていましたが、上辺の競い合いで白が2手左上隅にかけてそこを大きく地にした関係で白の余し作戦になりました。黒はまず上辺の白を攻めて中央に厚みを築き、それから左下隅から延びる白を攻め、更に右下隅の白を攻めました。白は結局3つとも活きましたが、黒が少しずつ得をし、黒の打ちやすい局面になりました。大ヨセに入った時、AIは黒が中央を守る手を第一の候補に示していましたが、黒は優勢とはいえ、守りだけの手は打ちにくかったのか、左上隅の大きなヨセに回りました。白は左辺で2手利かしを打ってから中央をハネだし、黒の上辺からの石、中央左の石、下辺からの石を分断しました。この結果形勢は混沌とし、白にもチャンスが生まれました。上辺の黒と中央から上辺左方に延びる黒の連絡を巡って大きな劫争いになりました。ここで白の劫立てで中央の黒を脅かした手に黒が劫を解消した手が機敏で、黒は切断された下辺の黒を活きる好手を用意しており、白の劫立てが不発に終わりましたので、黒が大きくリードとなりました。白は諦めずにヨセを続けましたが、結局投了となりました。

ウルトラQの「ゴメスを倒せ」

ウルトラQの第一話「ゴメスを倒せ」を観ました。アメリカ・イギリスの60年代SF系ドラマと比べて、日本の特撮の方が優れているのは怪獣やエイリアンの造形です。まあゴジラを創り出したのは日本の円谷プロですから当然ですが。このゴメスがウルトラシリーズの怪獣1号になります。ゴメスのデザインはまあ明らかにゴジラの変形ですね。でも感心したのは顔に毛が生えていることで、最近の研究では恐竜は従来考えられていたのと違い、体毛があったとされています。
それに比べるとリトラは何か鶏みたいで可愛いです。尻尾は孔雀の羽でした。このお話では卵から孵ったばかりの幼鳥(?)のリトラが、トンネル工事でぶち当たった洞窟から出てきたゴメスと戦い、その強力な溶解液でゴメスを倒すも力尽きて自分も死ぬ、というものです。
ちなみに、ウルトラQ放映時に私は5歳で、かろうじて内容を記憶している世代です。