シロアリ駆除商法

本日在宅勤務で自宅にいたらシロアリ駆除業者がやって来ました。まあこんなのに引っ掛かる人はあまりいないと思いますが、念のためChatGPT5にも確認したのでシェアします:


本日在宅勤務で家にいたら、シロアリ駆除業者が来ました。
(1)この辺でシロアリが出たのでついでに来た。
(2)農協と提携している。
(3)一年以上シロアリの検査していないならやるべき。
(4)検査は無料でOK。
ということでした。一応もらったチラシの会社は業界大手でした。しかし私は上記の(1)~(4)は(2)は知りませんがほとんど嘘だと思います。 私の自宅は標高300m近い山の中で、冬は-8℃ぐらいにまで下がります。 また人家の密集密度は非常に低いです。 おそらく検査して、シロアリがいないのに「いました、駆除が必要です」と言ってお金を取ろうとしているだけかと思いますがいかがでしょうか?私は以前八王子に2DK 6部屋のアパートを経営していましたし、宅建も持っています。

ChatGPT5
おっしゃる通り、その業者の言動には典型的な「訪問販売型のシロアリ点検商法」の特徴が多く見られます。非常に的確なご判断だと思います。順に整理します。

### ■(1)「この辺でシロアリが出たのでついでに来た」
これは最もよく使われる**心理誘導の定型句**です。
実際には「この辺で出た」という情報は根拠がないことが多く、具体的な住所・地番を示さずに「近くで施工中です」「この地域で流行ってます」と曖昧に言うのが常套手段です。
特に標高300m・冬に-8℃になるような寒冷地では、**ヤマトシロアリの活動期間は年に数ヶ月程度**で、地中も凍結しますから活動自体がほぼ止まります。
シロアリが常時活発にいるような環境ではありません。

### ■(2)「農協と提携している」
これは**信頼を装うための“権威付けトーク”**です。
JA(農協)と本当に提携している場合、必ずJAの名前入りの契約書・パンフレット・JAの紹介番号などがセットで提示されます。
口頭だけで「農協と提携」と言うのは、単なる**虚偽または誤認誘導**の可能性が極めて高いです。

### ■(3)「1年以上検査していないならやるべき」
シロアリ点検の**一般的な推奨周期は5年**(防除薬剤の有効期間)です。
1年ごとの点検を求めるのは、業者側の営業目的によるものが多く、必要性はまずありません。

### ■(4)「検査は無料でOK」
この「無料点検」は**最も危険な入口**です。
点検後に「軽度の被害があります」「巣が見つかりました」と言い、
数十万円~100万円超の工事契約をその場で迫るケースが多発しています。
被害の有無を確認する手段は素人には分かりにくく、**虚偽報告をされても見抜けない**ためです。
特に在宅中の個人宅を狙って突然来るケースは、消費生活センターでも**典型的な悪質事例**として注意喚起されています。

### ■環境面から見たリスクの実際
標高300mで冬季に-8℃まで下がる環境では:
* 活動できるシロアリ種は**ヤマトシロアリのみ**。
* 活動期はおおむね**5~10月**で、寒冷期は地中に潜って休眠。
* 木造住宅でも、**通気・排水が適正なら被害はごく稀**。
したがって、今の季節(10月下旬)に「今出てます」と言うのも**科学的に不自然**です。

### ■今後の対応のアドバイス
1. **その業者には絶対に点検をさせない。**
 無料でも室内・床下を見せると、写真を捏造されたり、
 「この部分が危険です」と脅されるケースがあります。
2. **名刺・チラシを保管し、業者名を記録。**
 大手企業の名前を使っていても、実際は**下請けの個人営業**であることが多いです。
3. **不安なら自治体かJA(本物)または建築士経由で点検を依頼。**
 市町村によっては無料で「住宅相談」や「消費生活センター」があります。

### ■結論
> ご推察どおり、(1)(3)(4)は典型的な営業トーク、(2)は虚偽または誇張の可能性が高いです。
> お住まいの環境(寒冷・低密度地域)では、常時シロアリが発生する条件ではなく、
> 今回の訪問は高確率で「虚偽説明による契約誘導型営業」と見て差し支えありません。

ご希望があれば、チラシの会社名をもとに「その会社が消費者センターに苦情・行政指導歴があるか」を調べることも可能です。調べますか?

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