Should smoking be allowed in public places in Japan? Why or why not?

The following is my essay that I wrote as an assignment for an English school AEON:

Topic: Should smoking be allowed in public places in Japan? Why or why not?
Style: Formal

Regarding this subject, there have been long-lasting controversies between smokers and non-smokers in Japan. Let me marshal points of both sides briefly:

Smokers – smoking should be allowed in public places:
– Smokers are paying a huge amount of tax. The annual amount reaches around 2 Trillion JPY ($18 Billion). Since smokers are contributing a lot to the national budget, they maintain the right to smoke wherever they want.
– Given that drinking alcohol is not prohibited at all in public places in Japan, why should smoking be prohibited? Please note that drinking alcohol in public is strictly prohibited in Australia, for example.
– Nicotine can activate the human brain and increase willingness so that we can prevent depression or other mental disorders and enhance working efficiency.
– Government should not control each individual’s taste. It is the start of fascism since Nazi Germany tried to promote “a healthy empire” by banning smoking.
– Many smokers are now shifting to an electronic cigarette that usually do not harm bystanders.

Non-smokers – smoking should be banned in public places:
– Secondhand smoke contains diversified toxic chemicals that harm bystanders who just breath in the vicinity of smokers.
– In restaurants, the smell of smoke damages the taste of served dishes.
– Smoking increases the risk of fire in public places.
– There might be people who are suffering from asthma or bronchitis in the nearness of smokers.
– Smoking induces many types of diseases including lethal one such as lung cancer so that it increases the cost of our health care insurance system.
– Children or young students might be lured to smoke by seeing some adults are smoking in public spaces.

Both sides have legitimacy in one way or another. It is clear, however, that the number of smokers has been continuously decreasing so that they are becoming a clear minority in Japan. Smokers must be louder in insisting their right otherwise they will lose places to smoke freely more and more.

NHK杯戦囲碁 許家元碁聖 対 小林覚9段

昨日のNHK杯戦の囲碁(先週に続き、今週もTOEICのため録画で視聴)は、黒番が許家元碁聖、白番が小林覚9段です。布石は両者星打ちという、最近では珍しいものでしたが、左下隅で競り合いが始まり、ほとんど見たことがない展開になりました。許碁聖が白に対して覗いたのに、白が反発しましたが、黒は下辺の黒に利かしてから、出切りを決行しようとしました。しかし白は途中で手を抜いて、覗いた黒を取り込みました。代償で黒は下辺で白4子を取り込みましたが、残った下辺の白は死んでおらず、この別れは白の小林9段が許碁聖の強烈なパンチをうまくかわしたという印象で、白が悪くなかったと思います。その後も白は黒のパンチをかわしたり、時には隠忍自重の手を打って我慢し、各所で地を稼いで白優勢な局面で進みました。黒は右上隅の石が弱く、また真ん中の石も左辺と切り離されると弱いですが、許碁聖は単につながるような手は打たず、上辺に踏み込んだ勝負手を放ちました。この勝負手はかなり無理気味で、黒ははっきり二つに分断され、両方をしのぐのはかなり大変そうでした。しかし許碁聖はその後も強手を連続し、結局左辺の白と中央の黒の振り替わりになりました。この振り替わりは白地の方が大きく、これで白勝勢かと思ったのですが、そこからの許碁聖の粘りが素晴らしく、結局中央の黒を攻め取りにし、左辺での白3子の抜きを先手にし、これで黒がかなり形勢を持ち直したどころか逆転したようです。その後ヨセで劫を含む小競り合いが続きましたが、黒地が優り、小林9段の投了となりました。

TOEIC S&W 2回目の受験

TOEICのSpeaking & Writingのテストを終了。先週がL&Rで2週続けてのTOEICで中々ハードです。会場は第1回目の受験と同じ、京急川崎駅近くの外語学校です。
今回スピーキングは前回よりはかなりマシで後半の60秒しゃべらないといけない2問も時間が余ることなくむしろ足らない位で、十分しゃべれました。前回つまづいて途中でしどろもどろになった、ある問題を解決する提案は、「オフィスの紙のサプライヤーが突然15%の値上げを通告して来た。予算は決まっていて値上げは受け入れられない、どうしよう」というもので、そんなの社員を集めて相談するような話ではなく、さっさと別の業者を探せばいいだろうと、インターネットの価格比較サイトを使ったら、とか適当に述べて問題無し。最後の問題も問いが何だったか忘れてしまいましたか゛まあまあしゃべれて、点は前回よりは間違いなくいいと思います。
ライティングも大きな問題はありませんでしたが、最後の30分かけてのエッセイでは、最後にある個所をより良い表現に修正しようとしていて、残り時間を見てなくて、修正しきれなくておかしな表現が残ってしまいました。しかしお題は「就職希望者への面接を電話で行うことをどう思うか」で、全部で380語のエッセイ(要求は最低300語ですが、多少長いくらいが点数がいいと言われています)が書け、理由も3つ挙げそれぞれに具体的な例もつけたので、出来は悪くないと思います。
まあトータルでまずますです。今考えると前回の受験は準備不足だったと思います。

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Sky’s on Fire”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Sky’s on Fire”を観ました。映画版の「グローバルウォーミングエディション」と同じ話ですが、細部はかなり違います。(出ている俳優が違いますから、さすがのアーウィン・アレンも使い回しは出来なかったのでしょう。)映画版ではヴァン・アレン帯が燃え出すということでしたが、今回はガスが燃えている、ということになっています。(いずれにせよ酸素が無い宇宙空間でどうしてガスが燃えるのかの説明はありません。)また途中の経過はかなりはしょられていて、メインはネルソン提督と違う意見のかなりとち狂った科学者が、何とかネルソン提督が核ミサイルを発射するのを防ごうとして、かなり無茶苦茶なことをする話になっています。このとち狂った科学者は、ネルソン案に賛成する二人の科学者を殺し、またある種の薬剤を使ってシービュー号のクルーを正気ではない状態にしてネルソンに対する反乱を起こすように仕向けます。最後は拳銃と手榴弾を持ってコントロールルームに乱入し、ミサイル発射装置を破壊します。しかしクレーン艦長がダイビングスーツを着て外に出て、外から核ミサイルを発射させて(しかしこれが可能なのであればフェイルセーフシステムはほとんど意味が無いように思います)結局それが成功して火は消えます。しかし、映画版だと確か複数の核ミサイルを発射した筈ですが、今回のはたったの一発です。それで南半球全体に広がる火を消せるというのはかなり無理があります。

お札入れ

最近(ここ数年)、神社詣りが半分くらい趣味になってきていて、年間6~7回は行っていると思います。それで家に神棚を置こうかなと思いましたが、さすがに大げさなので、Amazonでお札入れがあったので、それを玄関の横の棚に置くことにしました。このお札入れは三種類のお札を入れるようになっていて、天照大御神と寒川神社の分は先日寒川神社にお参りした時にそこでいただいて来ました。残り一社は高校時代に奨学金をいただいていた福岡の宗像大社のにしたかったんですが、調べてみたら電話して頼んで、現金書留で代金を払うということで結構面倒でした。で他のを探したら鹿島神宮のがWebから簡単に申し込めたのでそれにしました。(代金は郵便振替)鹿島神宮の祭神の建御雷神は、地震避けの神様(大鯰を要石で抑えている)なので、丁度いいかなと思いました。
行きつけのスーパーで榊を売っていたので、取り敢えず略式ですがお供えです。一応Amazonでちゃんとした白い容器をポチっています。
(念のため。私はかなりの数の聖書のコレクションを持っています。イエス・キリストを「人生の教師」(ゲーテの表現)として尊敬していますが、旧約聖書に出てくる神様については、私はまるで信じる気になれません。私は別にまた神道イストという程のものではありませんが、自然と一体化するような神道の考え方が好きです。)

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Phantom Strikes”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Phantom Strikes”を観ました。このシリーズでは比較的珍しいオカルト物で、幽霊船や「さまよえるオランダ人」の伝説をふまえています。シービュー号がある海で、謎の潜水艦に遭遇します。それは第一次大戦中に撃沈したドイツのUボードの残骸でした。しかしシービュー号が近づくと、何故かシービュー号のエンジンは突然停止し、逆に残骸の筈のUボートが動き始めます。しかしUボートはシービュー号に接近すると、突然消えてしまいます。その場を去り浮上したシービュー号は海上に彷徨う人間を見つけ収容します。その男は潜水艦エーデルワイス号のクルーガー艦長だと名乗ります。しかし近くにそんな潜水艦がいた記録はありません。クルーガー艦長は艦内で不思議な動きを見せ、シービュー号のクルーを翻弄します。そしてネルソン提督の部屋に出現したクルーガー艦長は、自分が亡霊であり、若くて有能なクレーン艦長の肉体に乗り移りたいので、クレーン艦長を殺してくれるようにネルソンに頼みます。もしそれが聞き入れられなかったら、シービュー号のクルー全員を殺すと言います。クレーン艦長はシービュー号のコースが夜中に勝手に変えられているのを発見し、それをクルーガー艦長のやったこととし、クルーガー艦長を牢に入れ、なおかつフライングサブでハワイに送ろうとします。しかしフライングサブは突然発火して使えなくなります。クルーガー艦長は牢を抜け出し、艦内を逃げますが、結局倉庫に隠れた所を撃たれ、死亡します。クレーン艦長らは水葬でクルーガー艦長の遺体を海に流します。しかし、また謎のUボートの残骸が海上に現れ、それにはクルーガー艦長が乗っていました。そのUボートは海上を走りシービュー号との衝突コースを進んで来ます。クレーン艦長は霧の中赤外線サーチライトでUボートの位置を特定し、金属探知型魚雷でUボートを撃沈します。その後シービュー号の中にクルーガー艦長の亡霊が再び現れますが、クレーン艦長にどうやってUボートを撃沈したのか聞き、ようやく自分の潜水艦技術が時代遅れになったことを理解し、どこかに消えていきます。

西洋剃刀と日本剃刀の比較

日本剃刀での髭剃りは、既に10回くらい行いましたが、そうすると今度は西洋剃刀(両刃)の剃り心地はどうなんだろうか、と気になり、調べてみてゾーリンゲンのDovoというメーカーの西洋剃刀を試してみました。DOVO Solingen – Razor Pakkawood red, 1/1 full hollow ground, 141583というのです。(hollowというのは刃の断面のカーブの付け方の急さ加減を言う物です。)
まず、髭を剃る道具としての完成度は、西洋剃刀の方が長い歴史があるだけ若干優れていると思います。刃渡りが日本剃刀よりも長く、また刃の厚みが若干日本剃刀よりも太い感じがし、その分剛性感があります。日本剃刀だと力を入れすぎると、刃が歪んであらぬ所を切りそうな気がして恐る恐る剃っている感じですが、西洋剃刀だとある程度力を入れても平気な感じです。なので結果としてその分日本剃刀よりも剃り残しが少なかったです。でも深剃りが利く、という程ではないのは日本剃刀と同じです。また刃渡りが長い分、もみあげ部を剃るのが速いように思います。更には柄がついているということも、全体の重量のバランスが取りやすく、悪くありません。刃が若干太く感じるといってもそれは多分片刃と両刃の差で、刃の鋭さが日本剃刀に比べて落ちるということはなく、十分なシャープさを持っています。
また、両刃で方向性がない、というのも自分で剃る時は大きなメリットです。しかしだからといって、顎部のような所は直線的な刃では剃りにくいのは日本剃刀と同じです。
日本剃刀でも西洋剃刀でも単刃のメリットというのは、皮膚が傷つきにくいということかと思います。私は元々剃刀負けしやすく、安ホテルの備え付けの安全剃刀で剃った時は血だらけになったこともあります。日本剃刀でも西洋剃刀でも、若干血が滲んだり、また軽く切ってしまうことはありますが、ほとんど痛みはない感じです。また剃った後がヒリヒリしたりもしません。その意味で一枚刃の剃刀は多枚刃や電気シェーバーより肌には優しいんではないかと思います。
日本剃刀も西洋剃刀も、剃るのに時間がかかるのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、実際には5分くらいしかかかりません。結構最近お風呂で剃るのが楽しみになっています。

「原子力潜水艦シービュー号」の”Deadly Creature Below!”

「原子力潜水艦シービュー号」の”Deadly Creature Below!”を観ました。シービュー号がいきなり核ミサイルを発射する場面から始まります。何か新しいミサイルの制御装置のプロトタイプが出来てそれを実験しています。その実験のさなかにシービュー号は海上を転覆したボートの上につかまって漂流している2人の人間を発見し、彼らを収容します。しかしその2人はバハマの刑務所を脱走してきた囚人で、シービュー号がダイビングベルを降ろしているワイヤ装置のクラッチ装置に油を注入し、クラッチが滑って大騒ぎになった隙に、シービュー号の武器庫に忍び込んで武器を盗みます。結局コントロールルームで撃ち合いになり、銃弾がバラストタンクのコントローラーを壊しシービュー号は沈下し始めます。囚人の2人はフライングサブに乗り込んで脱出を図りますが、飛行機+潜水艦のフライングサブをうまく操縦出来ず、そしてたまたま遭遇した海の怪物(第1シーズンのCondemnedで白黒で登場した怪物)に捕まり、おもちゃにされます。2人からのSOSを受信したシービュー号は2人を救出するためというよりフライングサブに積み込んである核ミサイルの制御装置を取り戻すためが主目的で怪物に立ち向かいます。第1シーズンでは近距離の敵には効果的な武器がありませんでしたが、今回はいつの間にかシービュー号にレーザー光線発射装置が付いていました。結局フライングサブは回収出来ましたが、再びバラストタンクが故障し、シービュー号は怪物に捕まって振り回されます。最後は何と核ミサイルまで使ってようやく怪物を倒します。しかしこの怪物何かへドラみたいですが、順番としてはこちらの方が早いです。

原武史の「大正天皇」

原武史の「大正天皇」を読了。これを読んだ理由は、平成の時代が後4ヵ月弱で終わろうとしている今、その平成の30年ちょっとのわずか半分しか続かなかった大正の御代について、もう一度振り返ってみたかったのと、大正天皇のお人柄を知りたいというのが動機でした。以前自分で漢詩を作るのにはまっていた時があり、その時読んだ色々な漢詩に関する本に、大正天皇作の漢詩が出ていました。昭和天皇も明治天皇も漢詩は作らず、昭和天皇は和歌だけですが、歌会始などで一般に公開される昭和天皇の和歌は、正直な所「ああそうですか」というレベルで、芸術性というものはあまりなかったように思います。それに比べると大正天皇作の漢詩は、私にはかなりの水準に達したものだと感じられました。
この本によって、色々と大正天皇について知ることが出来ました。
・実母は柳原愛子で(あの柳原白蓮の叔母に当たります)、明治天皇の側室の子でした。しかし当時の皇室の習慣に従って実母とは切り離されて育てられ、暖かい家庭とは無縁の状態で育ちました。柳原愛子は下の女官に対してお土産を買ってきたり気を遣う人で、下の者から慕われていたということです。
・何故病弱な大正天皇が即位したかですが、他の明治天皇の子供はすべて生まれて一歳以内で死んでしまっており、唯一生き残ったのが大正天皇であり、他に選択肢はありませんでした。しかし大正天皇も死んだ他の皇子達と同じく幼い頃脳膜炎を患い、それが最終的には治りきらず後でまたたたります。
・貞明皇后(九条節子)と結婚してからは、側室を複数持った明治天皇とは違い、初めて一夫一妻制を貫きました。(この本の後書きによると、女官に手を付けたりしていたみたいですが、形式的には一夫一妻制でした。)
・病弱でありながら皇后との間に、4人の皇子(昭和天皇、秩父宮、高松宮、三笠宮)を設け、皇室の安泰に大きく貢献しました。子煩悩な父親であり、御幸の時には4人へのお土産を忘れなかったり、一緒に将棋に興じたりしていました。
・病弱なイメージにも関わらず、皇太子時代はほぼ全国を巡啓し、その先々で人々と気楽に交わり、しばしば饒舌な程色んな質問を発し、時には警備の人間を振り切って独自で町を歩いたり、など活発に活動されています。
・韓国に行啓した後、李朝の皇子とコミュニケーションを取るため、朝鮮語の勉強を始め、それは天皇になってからも続いていて、それなりのレベルになっていたようです。
以上のようなエピソードから浮かび上がってくる大正天皇の実像は、明治天皇の近づきがたいいかめしいイメージとはまるで正反対で、気さくで率直なお人柄のように思われ、私には非常に好ましく思われました。
しかし、天皇に即位してからは激務に追われ、皇太子時代のように気さくに全国を旅して一般庶民と交わる機会も少なくなり、やがては幼少期の脳膜炎の後遺症のような脳の病気(失語症、記憶失調など)に襲われ、治世の後半の5年間は摂政となった昭和天皇が実質的に天皇の仕事をこなし、ついに回復することなく、1926年の12月25日に亡くなります。(大正15年から昭和元年になりますが、このため昭和元年は実質的には6日間しかありません。)

NHK杯戦囲碁 伊田篤史8段 対 村川大介8段

昨日のNHK杯戦の囲碁(TOEIC受験のため録画で視聴)は、黒番が伊田篤史8段、白番が村川大介8段の対戦です。この2人はどちらも7大タイトル経験者ですが、何と今回が初手合だそうです。名古屋と大阪で拠点は違いますが、このクラスで今まで当たったことがない、というのはかなり珍しいと思います。対局は、右下隅で黒の二間高開きに対し、白が裾からかかり、黒が手を抜いたので、星に付けていって、そこで争いが始まりました。白は隅で活きにいくかと思っていたら、黒の手に対し反発して黒を切り離したので、難しい局面になりました。右辺で黒は這って手数を延ばし、隅の白に当てていって劫が発生しました。白は左辺上部に劫材を打ちましたが、黒は右下隅の劫を継いで、右下隅にはかなりの大きさの黒地が出来ました。しかし白も左辺の連打で、左上隅がほぼ確定し、また右下隅にも大きな地が出来そうになっており、互角の別れでした。その後白左辺から中央で切り離された黒を攻めつつ左下隅からの地を拡大しようとした時に、黒が跳ね出していって白が切った後、黒がかけたのが上手い手で、ゲタで白を取る手を見せながら利かし、普通に囲い合いをするよりはるかに下辺から中央にかけての黒模様が大きくなり、黒が一本取りました。しかしその後白は下辺で取られていた石から跳ね出したのが鋭く、黒も予想外で戸惑っていました。しかしその後、取られていた石を動き出して、黒2子をウッテガエシで取るぞ、とやったのに、黒が継がずに他を打ったのが好手で、白は黒2子を取っても欠け眼で全体で2眼ありませんでした。元々取られていた石なので、大きく損をした訳ではありませんが、ちょっと誤算があったようです。白はその後も取られている石を最大限活用して利かそうとしましたが、あまり上手くいきませんでした。その後白が上辺を囲おうとした後、黒がそれを制限に行った後、白はその石と黒の中央の本体とを切り離しました。しかし黒は右上隅の白に上手く利かせながら、上辺を楽に活きることが出来、ここで白が投了となりました。しかしながら両者の持ち味が良く出た好局だったと思います。