「栄冠は君に輝く」を何度も聴いて、そういえば良く似た感じの歌があったと思ったら「若い力」でした。この歌調べたら1947年の石川県での国体の時の歌です。「栄冠は君に輝く」の詞は1948年で、作詞家の加賀大介さんは石川の人です。おそらく加賀さんは「若い力」の歌詞に影響されてその野球版を書こうとしたのでは、という仮説。もっと言うと、「若い力」の作詞は佐伯孝夫で、古関裕而と組んで多数の名曲の詞を書いた西条八十の弟子です。古関裕而→西条八十→佐伯孝夫→加賀大介→古関裕而という円環を成す不思議な人の縁です。
P.S. 2020年5月30日追記
佐伯孝夫は、古関裕而の戦時中のヒットした軍事歌謡である「ラバウル海軍航空隊」の作詞者でした。古関裕而はコロムビア専属、佐伯孝夫はビクター専属なので、通常この二人が組むことはあり得ないのですが、元々NHKからの依頼で実現します。それで最終的にはレコードとしてはビクターから発売されるのですが、コロムビアはその代償としてビクター専属であった信時潔の作曲したものをコロムビアのレコードにすることを条件としたそうです。しかし「ラバウル海軍航空隊」が大ヒットしたのに対し、信時潔の曲はあまり売れず、コロムビアは悔しがったということです。


イプロスで「次亜塩酸水製造装置」で検索して出て来るメーカーで、コアテックという会社の
宇宙家族ロビンソンの”Deadliest of the Species”を観ました。ジュピター2号がエンジンの故障である惑星に着陸します。そのジュピター2号の後から小形のポッドみたいなのが追いかけて来てそれも大地に激突しました。更に、宇宙の警察みたいなのもやって来ます。宇宙警察はジュピター2号にそのポッドに乗っていたものを引き渡すように要求します。そのポッドに乗っていたのは、女性型ロボットであり、フライデーは一目でそのロボットに恋してしまいます。しかしその女ロボットの正体は凶悪犯で、かつて一つの文明を崩壊させたこともあり、その罪でポッドに閉じ込められて宇宙を彷徨っていたものでした。フライデーはそのロボットを修理し、かつウィルを人質にしてジュピター2号のバリアシステムからエナジャイザーを奪い、女ロボットにエネルギーを与えます。途中でフライデーもようやくその女ロボットの凶悪さに気がつき、女ロボットを破壊するためのおとりの役になります。しかし心の中ではまだ彼女を愛していて、葛藤の中でフライデーは女ロボットを破壊します。これまでフライデーがドクター・スミスを嘲笑するシーンは多く出てきましたが、泣くシーンは今回が初めてで、なかなか印象に残る回です。結局最後は飛び散った破片から女ロボットを再度作り、邪悪な心は除去してハッピーエンドでした。(といっても次回になったらこの女ロボットはもう消えていると思いますが。)