ジョー90の”Test Flight”

ジョー90の”Test Flight”を観ました。ある超高速旅客機の開発で何度か原因不明のトラブルが続きます。対策のため、開発チームで特殊なコンピューターを入れて、事故の原因が設計の問題なのか、それとも破壊工作かを突き止めようとします。そして今回の実験も失敗し、旅客機は離陸を止めたものの、エンジンが停止されずに開発棟のビルに乗り上げます。多くの職員は脱出カプセルで脱出しましたが、スレードというエンジニアが取り残されます。WINはジョー90にこのプロジェクトの責任者のブラッド・ジョンソン博士の脳波を移し、スレードの救出と、何が原因だったのかのコンピューターデータを取りに、開発棟に潜入します。そこではスレードが待ち構えていて、ジョー90がコンピューターデータの場所を突き止めるのを待っていて、銃でジョー90を脅します。しかしそこで旅客機がまた滑り初めて瓦礫が落ちて来て、スレードが頭を打って気絶します。ジョー90はスレードを抱えて脱出ポッドで危機一髪で脱出する、という話です。
うーん、何というかあまり捻りがなくて平凡なエピソードでした。唯一旅客機の発射シーンがちょっとサンダーバード2号みたいだったのが面白かったぐらいです。

トワイライト・ゾーンの”The Chaser”

トワイライト・ゾーンの”The Chaser”を観ました。
ある店の電話ボックスで、後ろに4人くらい待っているにも係わらず、若い男、ロジャー・シャックルフォースがリラという女性に何度も電話しようとします。しかしようやく電話に出た彼女は、ロジャーが今から行ってもいいか、というのをつれなく断り電話を切ります。なおも電話をかけ直そうとしていたロジャーに対し、緊急の電話をかけようとしている紳士がある名刺を差し出し、悩みがあるならここへ行って見ろ、と言います。半信半疑でその名刺の住所に行って見ると、そこには膨大な本を入れた本棚だらけの部屋で、一人の教授然の男がいました。その男はglove cleanerを買わないか、$1,000で、と言います。ロジャーは自分が欲しいのは、ある女性が自分を好きになってくれる薬だと言いますが、男はその薬なら1ドルでいい、といい小瓶を渡します。ロジャーはリラの家に行き、シャンパンの中に薬を入れてリラに飲まします。そうすると3分も経たない内にリラはロジャーにぞっこんになりました。それで万事目出度しかと思いきや、リラはロジャーに四六時中つきまとうことになり、ロジャーは次第に辟易して来ます。それでまた教授然の男を訪ね、この状況を改善する薬はないかと聞きます。男はそれこそがglove cleanerで1,000ドルだと言います。やむを得ずロジャーは有り金をはたいてそれを買います。男はこの薬は1回分しか無く、一度やり損なったら次は無い、と注意します。家に戻ってロジャーは早速リサにまたシャンパンに混ぜたglove cleanerを飲ませようとします。しかしじゃれついて来たリサにロジャーはグラスを落として薬を全部こぼしてしまいます。その後ろでは教授然の男(おそらく悪魔)が、「最初のドリンクを飲んだ者はすぐに次の飲み物(チェイサー)が欲しくなる」とうそぶいて姿をくらまします。

2A3ロフチンホワイトシングルアンプのハム問題が完全解決

2A3のロフチンホワイトシングルアンプで最後まで残っていたハム音がようやく解決しました。一番最初に出ていた盛大なハムは2A3のソケットの接触不良でこれはソケット交換で直ったのですが、それでもなお、音楽をかけていない時にボリュームを上げるとはっきりハム音が聞こえていました。これの解決のため、試しに2A3を1本ずつでテストしてみたのですが、右のがきちんとハムバランサーでハムが0に出来るのに、左のがハムバランサーを回してもハムに変化が無いどころか、一番左に回すと軽いポップ音がしました。これは多分左のハムバランサーに使っている東京コスモス電機製の可変抵抗器がおかしい、と思ってこれを新品に交換したらピタリとハム音が止まりました。以前東京コスモス電機のボリュームは耐熱性が弱いとどこかに書いてあったのを記憶しており、おそらく半田ごてを当てすぎたんだと思います。

ジョー90の”Mission X-41″

ジョー90の”Mission X-41″を観ました。先日は敵国のモデルが日本でしたが、今回は明らかに中国。そこではコンクリートでも鉄でも分解してしまう細菌のX-41と、それの作用を失わせる抗体の開発に成功し、それを使った世界支配を目論みます。一方西側(本来WINは世界的な組織の筈ですが)もX-41の培養自体には成功していますが、抗体が出来ていないので、それを使うことが出来ません。しかも悪いことにそれを開発していた博士が過労なのかX-41にどこかやられたのか倒れてしまいます。そこでジョー90の出番で例によって博士の脳波パターンと、WINのベテラン諜報部員の脳波を移して、抗体の製造方法を盗みに敵の基地に出かけます。金属缶に入ってパラシュート降下して基地の近くに降り、わざと捕まります。向こうはこんな子供がエージェントの筈はなくて囮だと思って、ジョーを基地内の牢屋に入れただけで、もう一人のエージェント探しに集中します。ジョー90は何無く鍵を壊して研究室に潜入して、抗体の設計方法を盗みます。その後、見つかりそうになったジョー90ですが、以前からこの基地を見張っていたエージェントが基地の燃料タンクを爆破し、その騒ぎの間にジョー90はそこにあった敵の最新鋭戦闘機で脱出する、という話です。
まあ中国が敵国なのは原子力潜水艦シービュー号でも良くありました。まあソ連、キューバ、中国がこの当時の西側のTVの3大敵国ですね。

トワイライト・ゾーンの”A Stop at Willoughby”

トワイライト・ゾーンの”A Stop at Willoughby”を観ました。
ガート・ウィリアムズは38歳である広告代理店の重役です。しかし、その日ガートは大口のクライアントを競合に取られてしまい、社長から”push, push”と罵られます。それでつい「黙れ、デブ」と言ってしまいます。疲れ切った彼は家に戻る列車の中でついウトウトしましたが、目を覚ますと車掌が「次はウィルビー」と言います。そんな駅は無い筈と思って外を見ると、11月で雪が降っていた筈が、太陽の降り注ぐのどかな田舎で、馬車や自転車が行き来しています。車掌によれば今は1888年の7月だと言います。彼は興味を引かれましたが、そこで目が覚めます。家では奥さんからこんな男なら結婚するんじゃなかったと罵られ、なんとか首にはならなかった会社では仕事に追われます。列車の中で再度居眠りして、またウィルビーの駅に着きます。今度はそこで降りようとしましたが、彼が降りる前に列車が発車してしまい、車掌を呼んだ所で目が覚めます。最後に会社で仕事の途中で抜け出し、奥さんにも見放されて、再度居眠りしてウィルビー駅で、今度こそ彼は駅に降り立ち、釣り帰りの子供達に話しかけます。こここそが彼が求めていた生活のある場所でした。
次のシーンで車掌が雪の上のガートの死体を見つめています。それによるとガートが突然走行中の列車から飛び降りて、即死だったということです。ガートは葬儀社の車で搬送されますが、その葬儀社の名前がウィルビーでした…
という悲しいお話でした。ロッド・サーリングはこの話がシーズン1の中で一番好きだったんだそうです。おそらく彼も仕事に追われる生活に疲れていたのかなと思います。彼は50歳で心臓を悪くして亡くなっています。彼もウィルビーに行ったのかもしれません。

手持ちの出力管棚卸し


手持ちの出力管の棚卸しをしました。17種類になっています。同じタイプは1ペアだけにしています。ポイントは単にコレクションしているのでなく、この内これからアンプを作るRCA50とEL84(これは300Bシングルの前段として使われていたものですが、出力管としても使えるので入れました)以外は、全部ちゃんと音を聴いていることです。整流管や電圧増幅管も入れると総数では200本を超していると思います。

NHK杯戦囲碁 田中康湧3段 対 佐田篤史7段(2022年8月28日放送)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が田中康湧3段、白番が佐田篤志7段の対戦です。この碁は終始地味な応酬が続きました。しかし右辺の攻防で白が2箇所の断点の内、上を継ぎ、黒が下を切ってきた時にあっさり切られた右側の石を捨てたのは、ちょっと淡白な打ち方で、黒の右辺の地が大きく黒がややリードしました。しかし白も右下隅に潜り込んで下辺に展開して活きたのでやや挽回しました。しかし地合いでは黒のリードが続いていました。その後左辺の攻防から白が上辺左に展開しましたが、白に見落としがあり、取り込まれていた黒1子を逃げ出す手があり、ここに大きな劫が残りました。白は黒からの劫材を無くす手を打ってから劫を仕掛け、右下隅で損劫を打ってまでして劫に勝ちました。これで形勢は微細になり、半目勝負になりました。しかしその後の中央の攻防で黒に疑問手が出て、2目損しました。これが決勝点となり、白の2目半勝ちとなりました。佐田7段の形勢の悪い碁をヨセでひっくり返すという、得意のパターンの勝ち方でした。田中3段もヨセが得意ということでしたが、佐田7段に一日の長があったようです。

レコードクリーナーの修理

レコードクリーナーを久しぶりに点検したら、2つあるトグルスイッチの右側ののレバーが折れていました。開けて確かめたら私が勤めている会社のM-2203(ON-OFF-ONタイプ)でした。操作中に折れたのではなく、このクリーナーを床に置いている時に上から本が落ちたことがあり、その時折れたんだと思います。
まあ真空管アンプの組み立てで鍛えているので、このくらいの修理は何でもありませんが、スイッチを交換ついでに、穴を12.5φにし、スイッチをS-333-Jという何と20A 125VACのスイッチ(やはりON-OFF-ON)にしました。このスイッチで駆動しているはモーター2つと真空ポンプ1つで、典型的なモーター負荷ですので、この位のスイッチの方が安心であり、またレバーも丈夫さがまるで違うので、今度本が落ちても多分平気だと思います。

ジョー90の”Breakout”(脱走)

ジョー90の”Breakout”(脱走)を観ました。マクレーン教授とジョーは雪山に休暇に来ており、ジョーは例によってボブスレーの世界チャンピオンの脳波パターンを得ていて、スノーモービルを快速で飛ばしていますが、失敗して転倒してしまいます。一方そこには刑務所があり、二人の囚人が、その国の首相がある会議に来るのをチャンスとして、その首相のお祖父さんである将軍の銅像と昔の本物の大砲が置いてあるモニュメントを利用して、脱獄して首相を人質にしようとします。それは首相が乗った汽車が鉄橋にさしかかった時に、大砲で鉄橋を撃って列車を橋の途中で孤立させてしまうことで、それは成功します。犯人が要求した身代金をジョーがスノーモービルで犯人の所へ運びます。子供が来たと思って油断した犯人達はジョーのWINのアタッシェケースの中身を銃も通信機もオモチャだと思います。そこで撃ち合いになり、ジョーは一人を倒しましたが、もう一人に銃を打ち落とされます。犯人が要求したジェットヘリが来て、ジョーを含む3人はジェットヘリで逃げますが、操縦していた一人が怪我をしたもう一人を介抱している間にジョーが操縦席に移り、ヘリを上下左右にゆさぶりながら操縦して、もう一人の犯人も頭を打って気絶してしまいます。戻って来たジョーに、マクレーン教授は何でジョーがヘリの操縦が出来たのかいぶかりますが、ボブスレーの世界チャンピオンの説明を良く読んでみたらヘリの免許も持っていることが書いてありました、というしょうもないオチでした。
しかしこのジョー90で一番多いパターンはジョーが何かを運転するというものですね。

RCA50を入手

古典直熱三極管、2A3、45と来れば後は50です。でもこの50はヴィンテージ管があまり出回ってなくて、eBayだとペアで12万円以上する上に写真を観てもかなり使い古されたものしかありませんでした。それがヤフオクで何故か本家のRCAのが一本ずつ3万3千円で出ていました!2本買って今日届いてetracerという測定器で測定したら、2本ともプレート電流、Gmともほとんど新品同様でした!最初あまりに状態がいいんで、中国製をベースにした偽物かとも疑いましたが、それなら一本10万円以上とかで売らないと採算取れないんで、違うと思います。アンプはある会社のキットを使う予定です。自分でシャーシ加工するの大変ですし、また全部自作しようと思っても、電源トランスが500VのB電圧、7.5Vのヒーター電圧とかなり特殊で高いんで、決して安くなりません。これが本当の真空管アンプ道楽の最後にしたいですね。