マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送響のベートーヴェン交響曲全集を聴きました。ベートーヴェンの交響曲全集はブラームスの1番みたいに積極的に買い集めた記憶はないのですが、いつの間にか増えていて、今回のヤンソンスので12種類目です。手持ちは以下の通り。
1.フルトヴェングラー/ウィーンフィル他
2.クレンペラー/フィルハーモニア・ニューフィルハーモニア
3.バーンスタイン/ニューヨークフィル
4.バーンスタイン/ウィーンフィル
5.カラヤン/ベルリンフィル(1975-1977年録音)
6.イッセルシュテット/ウィーンフィル
7.クリュイタンス/ベルリンフィル
8.ガーディナー/オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
9.ノリントン/ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ
10.ティーレマン/ウィーンフィル
11.ケーゲル/ドレスデンフィル
12.ヤンソンス/バイエルン放送響
で、今回のヤンソンスのですが、スタイルはいわゆるピリオドスタイルではなく、伝統的なものです。演奏には熱気を持ちながら精緻さも失わないというヤンソンスのいい所が出たものです。ですが、どれを聴いても他の大指揮者と区別されるような要素に乏しくて、聴いた後残るものがありません。ちょっと残念でした。手持ちのものの中ではティーレマンよりはいいですが。
マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送響のベートーヴェン交響曲全集
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