安倍晋三は即刻退陣を。

安倍晋三が全国の学校の一斉休校を突然決めた理由として、「スペイン風邪」の時にアメリカで休校が効果があったことを理由にしています。週刊文春によると、これは今井尚哉首相補佐官が作った資料にあったものだということです。

これは完全に誤った素人判断です。

スペイン風邪の時は感染して症状が重くなるのは、30歳以下の若者にほぼ限られていました。何故かというと1889年に流行したアジア風邪が実はスペイン風邪のウィルスと良く似たものであったため、子供の時このウィルスに感染していた人はスペイン風邪に対してある程度の免疫があったからです。(出典
当時若年層の感染を防ぐため、学校を休校にするのは意味もありましたし、実際に効果もありました。

しかし、今回のコロナウィルスは多くの専門家が指摘するとおり、理由は現時点では不明ですが、子供は感染しないか、また感染しても重症になる者が非常に少ないとされています。この場合、スペイン風邪に効果があったからと言って今回中高年の感染対策より先に学校休校を急いだことに意味がほとんど無いのは明らかです。

こういう感染学についての素人の馬鹿げたかつ間違った進言を専門家にも諮らず独断で決めるような首相は即刻退陣すべきです。

以下、東京新聞のWebサイトより引用:
 安倍晋三首相は三日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由にした全国の小中学校や高校への一斉休校要請について、約百年前に世界的に流行した「スペイン風邪」での米国の対応を参考にしたと明らかにした。判断の科学的な根拠は示さなかった。自民党の二之湯智氏の質問に答えた。

宇宙家族ロビンソンの”The Condemned of Space”

宇宙家族ロビンソンの”The Condemned of Space”を観ました。このエピソードから第3シーズンになり、がらっと様子が変わります。音楽もオープニングも新しくなり、ジュピター2号の面々の服装もちょっと変わります。何よりこれまでのおちゃらけ路線から再度シリアス路線に戻ります。皆のいる星目がけて彗星が落ちてきて、ロビンソン一家はジュピター2号を発進させます。これまでデンドロニウムか何かの燃料が無かったので星から飛び立つことが出来なかった筈ですが、そこはご都合主義のアーウィン・アレンですから、矛盾は無視してともかくジュピター2号は再び宇宙に出ます。そこでドクター・スミスが救助要請メッセージの入った缶を外に放出しようとして誤ってロボットを船外に出してしまいます。ロビンソン博士が何とか回収しようとしますが、超新星の接近で果たせず、ジュピター2号が何とか超新星をやり過ごすと、前方に巨大な宇宙船が現れます。ロボットも結局そこに流されていて無事に回収出来ました。ロビンソン博士とドンがその巨大宇宙船の中に入ると、多くの人間が冷凍にされていました。それは宇宙の囚人宇宙船でした。そして囚人が逃げ出さないように監視しているのが、出ました、禁断の惑星の、ロビー・ザ・ロボットです!といった具合で急にシリアス路線に戻りましたが、これはスター・トレックの影響があったようです。色々あって、結局巨大宇宙船の中のマスター・クロックが壊れていて、それをロビンソン博士が修理し、その結果囚人達は既に全員刑期を終えていたということで、大団円です。まあ解説本によると、第3シーズンのこのシリアス路線も長続きしないようですが。