VPIのターンテーブルを現リスニングルームに設置

これだけまたレコードを聴くようになると、テクニクスのSL-1200MK7には十分満足していますが、折角高級なレコードプレーヤーを持っていて使っていないというのは気に掛かるようになりました。それで色々考えて、ヤマハの耐荷重120Kgのごついラックを導入。そしてその下に耐荷重100Kgの台車を入れ、簡単に移動させることが出来るようにしました。これで寝るときだけ別の場所に移動させます。ついでにテクニクスのSL-1200MK7も下段に置きました。
久しぶりに使ってみたVPIのプレーヤーですが、音質は確かによくて音場の土台が非常に安定しています。しかし操作的にはイマイチで、ターンテーブルの回転を止めるには電源スイッチを切るしかなく、ボリュームを上げたままだとポップノイズが出ます。また針圧調整に目盛りとかは無く、針圧計を使わないといけません。この辺り、値段の割りにはプアー感が漂います。その点、テクニクスのSL-1200MK7の操作性は長年世界のDJに愛用されているだけあって、とてもこなれています。まあ本当に一長一短です。今後、モノラル、ジャズでSPUを使う時、78回転のSPを掛けるときにはテクニクス、そうでない時はオーディオテクニカのAT33EVを付けたVPIということになりそうです。
ちなみに横に映っているダストカバーは、付属品ではなく、アクリルの加工屋さんに簡単な図面を渡して作ってもらった特注品です。