Space:1999の”War Games”

Space:1999の”War Games”を観ました。この回はかなりシリアスで、何故か地球型の攻撃用宇宙船3隻が月めがけてやって来て交信しても応答せず、迎撃に出たイーグル3隻にコーニックは攻撃を命じます。するとあっさり3隻はやられましたが、すぐに別の3隻がやって来て、逆にイーグル2機は簡単に撃破され、カーターの乗る最後の1機は死んだふりをして何とか助かりました。しかしその3隻は次にムーンベースαの攻撃に転じ、基地のほぼ半分が破壊され100人以上が死ぬという壊滅的打撃をαに与えます。コーニック司令官とラッセル博士は非武装のイーグルで近付いていた惑星に交渉に向かいます。そこで出会ったエイリアンは自分達は恐怖を持っていないといい、αの地球人は自分達を破壊するウィルスみたいなものなので処分すると言います。ラッセル博士は捕らえられ、彼らの装置に入れられ、コーニック司令官は一人逃げ出してαに戻ります。コーニックは半ばやけくそ気味に全員この惑星に移住することを命じます。しかしコーニックの乗ったイーグルは途中でブロックされ破壊されコーニックは宇宙空間を彷徨います。しかしサンドラが願ったことで再びエイリアンの部屋に入りそこにあった機械をレーザーで撃ちます。するとそれが次々に誘爆して惑星全体が核最終戦争のような大爆発を起こします。それで次のシーンは、時間が戻ってエイリアンの宇宙船が接近してくるシーンにまたなりますが、今回はコーニックは攻撃を中止させます。結局の所は全ての攻撃は地球人側の恐怖が見せた幻影だったということです。結局コーニック司令官はその星の調査も中止します。ということで、何だかキャプテンスカーレットの第一話で、地球側がミステロンの基地を誤って先制攻撃して戦争が始まったのとある意味よく似た話でした。