仙台うみの杜水族館(2)

仙台うみの杜水族館で撮った魚の写真の2回目(全3回)です。この中で、私はここの飼育員さんがフナムシを自分で食べてみたというチャレンジ精神に感激しました。ゴキブリの仲間じゃないそうですが、腐った魚の死骸とかにたかっているを良くみていましたので、とてもじゃないですが、食べてみようという発想は浮かびません。

300Bのシングルアンプ修理→復活!

9年前くらいに、初めて真空管アンプのキットを買って組み立てた、サンバレーの300Bシングルのアンプですが、半年くらいの使用でボリュームが壊れ、丁度そのころメンタル面で不調だったので、修理せずにこれまで放置していました。(このサンバレーという会社の製品に対して色々と不信感が出て来たのも修理しなかった理由の一つです。)それが今回また真空管アンプへの興味が復活し色々知識も増えて来たので、ボリュームを交換して修理しました。結果として、ボリューム交換後3分くらいは歪みの多い音が左チャンネルからしか出なかったのですが、その後正常に復帰しました。サンバレーの”Romantic Glass Amplifier”という300Bのシングルアンプです。(使用真空管は、300B x 2、12AX7 x 2、6BQ5(EL84) x 2、5AR4(整流管) x 1です。)
何点かオリジナルとは変えていて、
(1)付属していたサンバレーブランドの中華300BをJJ製300Bに差し替え。
(2)スイッチオンで「ボツッ」ノイズが出るため、電源スイッチにパラにスパークキラーを付けました。
(3)ボリュームが壊れていたので、アルプスのRK27112A0A100K半田に交換。元のボリュームのブッシングが6φで替えたのが8φなんで、ドリルで穴を拡げ、かつ回転止めの突起用の穴も位置が違うんで別に開けて交換。(ちなみに壊れたボリュームもアルプス製でしたが、今回交換した奴より小型でベーク板が露出しているタイプです。)

このアンプを最初に買った理由は、300Bのシングルアンプのキットの中では一番安かったからだと思います。ただ、安いけどトランスなどは割とちゃんとしたのを使っていて、音は悪くありません。ただ今回中を開けて再確認しましたが、この会社お得意の空中配線が多く、きちんと固定されていない部品が多く、それが音の甘さ(柔らかさではなく)につながっています。とはいえ、一般的真空管アンプの音というイメージには近い音です。

仙台うみの杜水族館(1)

仙台うみの杜水族館で撮った写真を3回に分けてお届けします。今まで何度も水族館で写真を撮っていますが、コロナ禍でそもそも入場者が少なかったのに加えて、この水族館は比較的写真が撮りやすかったです。また珍しい魚も多かったように思います。ただ暗いのでISOを12800とかにして撮っていますので、拡大するとノイズが目立つものがありますが、それはお許し下さい。

石ノ森萬画館

今回松島温泉に行きましたが、松島は2回目で前回遊覧船や瑞巌寺などは経験済みであるため、今回は鹽竈神社へ初詣に行った後、石巻まで車で行って石ノ森萬画館に行きました。石ノ森章太郎さんの作品についてももちろんど真ん中の世代であり興味大でしたが、そこで矢口高雄展をやっていたのも大きな理由です。「釣りキチ三平」は本当に好きな漫画でした。今回原画を多数見られたのが収穫でした。矢口さんが描く釣りの話の面白さだけでもなく、そのバックに描かれた日本の自然の素晴らしさが今でも印象に残っています。ご冥福をお祈りします。

EL34のプッシュプルアンプ(KT77に差し替え)のボリューム交換

ADVANCEのHC-5(EL34のプッシュプルだったのをKT77に差し替え)のボリュームを交換しました。理由は元々ついていたのが接触が不安定で、ボリュームの軸の角度を少し変えるよう押すと左右のバランスが変って不安定だったからです。写真の左が元々付いていたもので、ご覧の通りかなりの安物です。右が今回交換したアルプスアルパイン(旧名アルプス電気)のRKシリーズです。音質がいいかどうかは知りませんが、回した時の感触はこのアルプスのボリュームはとてもいいです。また左右の音量のバラツキも少ないようです。定格(最大抵抗値が100KΩ、Aカーブ→100KA)も同じでした。

ただ、この交換は非常に大変でした。
(1)取付け穴サイズが違う
アルプスの方がブッシング径が若干太く、元々のパネルの穴には入らないため、穴を拡げる必要がありました。また回転防止用の突起を挿入する穴も位置が違うため、これも新たに開けました。

(2)配線が大変
旧と新で端子の配置と数は同じでしたので、配線そのものは旧のものを新で再現しただけでしたが、この半田付けが非常に大変でした。実はこのアンプ、キットで組み立てた時非常に大変で、一応組んだものの動かず販売元に送って手直してもらいました。その大変な理由が今回の作業で分りました。このボリュームの一つの半田端子に何と4本もの線をつないでいます。(信号線のマイナスが2本、ラインアースが1本、左右チャンネルのアースをショートするジャンパー線)
私が勤めている会社でスイッチを作っていてそれには半田端子のものが多くありますが、半田端子は原則的に1本の線だけをつなぐものです。いくらなんでも半田端子1つに4本のラインはひどすぎます。結局左右のアースをショートするジャンパー線にラインを結んで何とか半田付けは出来ましたが、結局徹夜の作業になりました。

それからこのボリューム交換後、電源ON直後には右チャンネルからしか音が出ず、その後30分くらい音楽を流していると左チャンネルが少し鳴り出しますが、結局7:3ぐらいで右が強いという現象に悩まされました。ボリュームの半田付けがちゃんと付いていないのかと何度も確認しましたが、それは問題ありませんでした。結局ある程度の音量でずっと音楽流していたら、突然ポップノイズがして左右のバランスが正常になりました。真空管アンプはこういう不思議なことが良く起きます。高電圧小電流回路ならではの現象なのかもしれません。

NHK囲碁新春スペシャル 仲邑菫初段 対 芝野虎丸2冠(王座・十段)


本日のNHKの囲碁は新春スペシャルで、芝野虎丸2冠と仲邑菫初段の対局です。タイトル保持者と初段の対戦は普通に考えればタイトル保持者が勝つのが当たり前ですが、対局前のインタビューで芝野2冠が「簡単には勝たせてくれない」と述べていましたが、その通りの碁となりました。その証拠として、普段はあまり持ち時間を使わないで冷静に打っているイメージの強い芝野2冠が途中1分の考慮時間を4回も連続で取りました。これは難しい局面で形勢判断をし打ち方の方針を決めるのと、部分的な折衝を読んでいたのだと思いますが、それだけ仲邑初段が芝野2冠を追い詰めていたということです。仲邑初段の判断で見事だったのは、白が右辺から右下隅の黒模様の中で隅の星に付けて策動した後、右上隅の黒の渡りを止めるぞという手を打って、もし黒が受ければ右下隅から右辺の白を捨て石にして締め付けようとした時に、右上隅を捨てて右辺から右下隅の白を取りきった判断です。この振り替わりで白は確定地が増えましたが、黒の模様は100目近い広大なものとなり、少なくともこの時点では黒は悪くなかったと思います。また左上隅の黒を攻められた時に先手で活きたのも見事でした。しかし中央の折衝で白の侵入を止めるのに頑張り過ぎ、左辺の黒3子を取られてしまったのが損が大きく、その後左辺と左下隅を絡めて手にしようと策動しましたが、芝野2冠に冷静に受けられ不発で、黒の投了となりました。しかし仲邑初段が決して話題作りのために初段を与えられたのではなく、初段以上の実力を既に12歳という年齢で持ち合わせていることを証明したと思います。

松島温泉

12月31日から2泊3日で宮城の松島温泉に行って来ました。
去年の7月28日に「じゃらん」で予約したもので、元々GOTOトラベルキャンペーンとは無関係のコースです。
行く前にキャンセルしようか色々迷ったのですが、行きも帰りも私一人の車だし、コロナを感染させる、コロナに感染する、の両方の危険性は低いと判断したのと、ホテルに迷惑をかけたくないと思って決行しました。ホテルでの食事だけが懸念でしたが、朝も夜も個別のテーブルでバイキング形式ではなく、まったく問題ありませんでした。
左は初詣に参った鹽竈神社のお札で、右はチェックアウトの時にホテル(松島センチュリーホテル)で「GOTOトラベルキャンペーンの一時停止中にもかかわらずご利用有り難うございます」ということでいただいた入浴剤です。
ホテルの稼働率は推定ですが、2割ぐらいじゃないかと。とても良いホテルで食事は今まで国内で100以上泊まったホテルの中でベスト5に入る位のレベルでした。お湯は仙台近郊の温泉というと秋保温泉が有名ですが、以前行っています。松島温泉は2009年にボーリングで湧出したかなり新しい温泉です。でも良くある単純泉ではなく、それなりにいいお湯でした。掛け流しの露天風呂も2つありました。またその露天風呂から松島の風景が見えます。(全国の眺めのいい温泉の第3位だそうです。)正月のかき入れ時に稼働率2割は本当に大変だろうなと思います。何とか頑張ってこの苦境を乗り越えていただきたいです。
ちなみに仙台方面は2度目で、前回松島の遊覧船や瑞巌寺は行っているので、今回は元旦に鹽竈神社で初詣の後、石巻に行って石ノ森萬画館で矢口高雄展を見て、その後仙台うみの杜水族館に行って来ました。それぞれとても良かったです。

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。今さら言うまでもなく2020年は多くの人にとってひどい年になりました。今年こそ一日も早くCovid-19を駆逐し、元通りの生活が戻ってくることを祈っています。本ブログについては、今年も今までと同じく様々な話題を扱っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

スタートレックのファーストシーズンの”Errand Of Mercy”

スタートレックのファーストシーズンの”Errand Of Mercy”を観ました。出ました!ここで地球連邦の宿敵であるクリンゴンが登場です。昔NECのPC-8001のN-Basicで書かれたスタートレックゲームをやっていた者としては実に懐かしい感じです。ストーリーは、地球連邦とクリンゴンが一触即発の状態になり、エンタープライズ号はクリンゴンの宇宙船から突然攻撃を受けますが、すぐにカーク船長はフェイザー砲による反撃を命じ、首尾良くクリンゴンの宇宙船を破壊しました。エンタープライズ号の緊急の任務は、クリンゴンの前線基地にされる可能性が高いオルガニア星へ行って、その星をクリンゴンから守ることでした。オルガニア星は、地球に比べるとはるかに低いレベルの文明で止まってしまっている原始的な人々と地球からは思われていました。しかし、カークとスポックがオルガニア星に降り立ってその星のリーダーに用事を伝えますが、リーダー達は地球の援助は不要でクリンゴンの襲来もまったく問題が無いと言います。そうこうしている間にクリンゴンの部隊がオルガニア星にやって来てしまい、カーク達は取り残されてしまいます。オルガニア星の人は二人にオルガニアの服を与え匿います。しかしやってきたクリンゴンの司令官コルは、平和主義的で反抗心が感じられないオルガニア星の人より、カークの面構えが気に入り、自分の基地に連れて行きます。一方スポックはクリンゴンのマインドスキャナーで正体を探られますが、ヴァルカン星人の持つ心理的バリヤーの技術で危機を乗り切ります。カークとスポックは次に、夜間にクリンゴンの基地に忍び込み、そこの弾薬を爆破します。しかしその行為はオルガニア星人の不興を買い、二人のフェイザーは取上げられてしまいます。そしてそこにやってきたコル司令官に対し、二人の本当の名前を曝露します。二人は捕らえられ、12時間経つとカークはマインドスキャナーで知っていることをしゃべらされてしまいます。しかし突然牢の中にオルガニア星のリーダーが現れ、二人を救い出します。激怒したコルは二人を返さないと、オルガニア星の人を200人ずつ殺すと宣言します。カークとスポックはフェイザーを返してもらい、再び敵基地に乗り込んで一度はコルを拘束しますが、クリンゴン人は誰でも四六時中監視されており、そのため2人はクリンゴンの兵士に囲まれます。そこにまたオルガニア星の人達が現れ、地球人達とクリンゴンの両方で、全ての兵器の温度が350℃になり、エンタープライズ号もクリンゴンの宇宙船も全ての攻撃が出来なくなります。実はオルガニア星の人達は地球人やクリンゴン星人よりもはるかに先に進化していて、すべての暴力を否定して生活しており、また見た目もカーク達が見たのは幻影で、実際は高次エネルギー体でした。結局オルガニア星人によって、地球連邦とクリンゴンの間の戦争は無理矢理停止させられます。最初はオルガニア星人に対して完全に上から目線だったカークが最後は向こうの方がはるかに上だと思い知らされて、苦虫をつぶしているのが中々面白いです。

ADVANCEのEL34プッシュプルプリメインアンプHC-5

真空管アンプのシングルアンプが2台稼働すると、今度はプッシュプルの音が聴きたくなりました。最初またAmazonで中華アンプを見ていましたがイマイチでした。そこでよく考えたら昔春日無線のキット(ADVANCE)で作ったEL34のプッシュプルアンプが押し入れにありました。これは最初は動いていていつからか音が出なくなっていたものですが、これが本当に駄目になったのか、単なる真空管の不調か分りませんでした。(この故障した頃、私はうつで闘病中で色々と試してみる気力がなく、その後回復した後もそのままになっていました。)試しに取り出して掃除して、ネットで使用している真空管を調べてEL34以外の真空管を新しいものに交換して試したら見事動きました!このキットは作るのが非常に難しく、一応組み立てたけど音が出ず、販売店に送って手直ししてもらった曰く付きのものです。(これまで作った真空管アンプでは、一番組み立てやすかったのはエレキットのもの、次がサンバレーのもの、そしてこの春日無線のプッシュプルが一番難しかったです。春日無線がどうのというより、プッシュプルは真空管ソケット回りが混むので、初めてキットにトライする人はシングルアンプをお勧めします。)このアンプ、春日無線が売っているだけあって出力トランスはかなり立派なものが付いています。次のステップはEL34の4本をKT77の4本に変えてみようかと思います。久し振りに聴いてみた感じは、プッシュプルらしいパワフルさがあり、真空管らしさも十分あります。ただちょっと難点を言えば若干低音がルースな感じです。なお接続はUL接続のようで、出力は20W+20Wです。