今日のPCオーディオ強化。
(1)中華USB-DACを追加し、ハイレゾ音源再生に対応。(もちろんUSB-DACは別にDenonのを持っていますが、そちらはネットワークオーディオサーバーにつながっています。)
(2)アンプの出力管をSovtek製の5881WXT/6L6GCに交換。元々このアンプキットに付いていたのが6L6GCなんですが、それが見当たらないので、新しいのをポチったもの。EL34からこれに変えたら音量がアップしたように思います。元々6L6GCに最適化された設計なので当然かもしれませんが。とても端正でかつ鳴りっぷりの良い球です。
これで圧縮音源ではなく、ハイレゾになり、もはやPCオーディオというより本格的なオーディオです。
ついでに10cmフルレンジのバックロードホーンの、ユニットの取り付けのネジ穴が馬鹿になっていて緩いので、45°回転させて取付け直しました。




「巨人の惑星」の”The NIght of Thrombeldinbar”を観ました。なかなかメルヘンチックというかほのぼのしていて良かったです。また、原子力潜水艦シービュー号でUボートの亡霊艦長を演じていた人が孤児院の管理人を演じていました。フィッチューとバーリーが食べ物を探しに行くと、巨人達はその日は何かのお祭りらしく、窓辺にクッキーを並べていました。そのうち一枚が落ちますが、それをフィッチューが拾って持ち帰ろうとします。しかしそこにやってきた子供達2人に捕まってしまいます。子供達はフィッチューのことをスロンベルディンバーと呼びます。どうも巨人の惑星の言い伝えでは、その日の晩は妖精のスロンベルディンバーがクッキーを取りにやって来て、それを捕まえると願いを叶えてくれるということのようでした。子供達2人は孤児で、孤児院で暮しています。その晩は片方で親がいる子供はすべて帰ってしまい、2人だけが両親がおらず施設に残ります。そこの管理人は子供達2人のおかげで折角の休みにどこにもいけないとして、子供達に辛く当たります。フィッチューは2人を気の毒に思って本当の妖精のように演じます。しかし、管理人に夕食抜きにされた2人は窓から逃げ出します。そしてフィッチューを紙袋に入れます。言い伝えでは月が出る時に、スロンベルディンバーを入れた紙袋を燃やすと、それでスロンベルディンバーは逃げ出すことが出来、子供達は願いが叶えられるということで、フィッチューは丸焼きにされそうになります。そこにオルガン弾きでチンパンジーを連れた男がやって来て、子供達が捕まえたのはスロンベルディンバーではなく地球人だといういことを知っていて、騙してフィッチューを取上げようとします。しかしフィッチューが大声でキャプテンを含む3人の名前を呼んだので、オルガン弾きは他にも3人地球人がいることに気がつき、子供達が居場所を知っていると思って、2人を木に縛り付けて折檻します。キャプテン達は施設に行って、管理人のパーテクに子供達が危ないことを伝えます。森に行ったパーテクはオルガン弾きと乱闘になりますが、体力で負けそうでした。しかしキャプテン達が子供を縛っていた縄を切ったので、子供達が加勢してなんとかオルガン弾きを撃退します。チンパンジーに見張られていたフィッチューの方は、バーリーがクッキーをチンパンジーに投げて気をそらして無事に救出出来ました。子供達2人のお陰で助かった管理人は子供達に辛く当たったことを詫びて、休日の夕食を2人にご馳走すると言います。


スタートレックのファーストシーズンの”Court Martial”を観ました。非常に良く出来たストーリーでした。カークがエンタープライズ号が磁気嵐に襲われた時に、調査に出していたポッドをまだイエローアラートだったのに見捨てて、乗っていたフィリーを見殺しにした容疑で軍事法廷にかけられます。カークは間違いなくレッドアラートになってからやむを得ずポッドを見捨てたと主張しますが、カークとフィリーはほぼ同格のキャリアだったのに、ある時フィリーがしでかしたミスをカークが報告したことによりフィリーは出世の道から外れ、そのことでずっとカークを恨んでいました。そのためカークがフィリーをこの機会に逆に始末したという容疑です。カークは自分の指示に問題が無いことを確信していましたが、コンピューターのログより再現された動画では、カークの指はまだイエローアラートの時にポッドを見捨てるというボタンを押していました。軍事法廷ではカークを告発する側の弁護士が、何とカークの昔の恋人です。しかしその弁護士はコグリーという別の弁護士をカークに紹介してくれます。決定的な証拠によりほぼカークの有罪が決まる寸前に、スポックが誰かがコンピューターのプログラムをいじって別の画像を作らせたのではないかという点に思い当たり法廷にやって来ましたが、時間切れで却下されそうになりました。そこでコグリーが熱弁を振るい、機械では無く人間の権利を最大限に尊重すべきだと言い、そしてそのプログラムをいじれる人間がカークとスポックとフィリーだけだと聞き、フィリーはまだ死んでいないでエンタープライズ号のどこかに隠れているのではないかという仮説を出します。その仮説の検証のため、最低限の人間がエンタープライズ号に乗り込み、船内のマイクで人間の心音を拾います。関係者の心音を一つ一つ消していっても、まだ心音が残っており、誰かがエンタープライズ号に潜んでいることが分ります。カークがその場所に向かい、フィリーを発見します。フィリーはカークを陥れて復讐するだけでなく、エンタープライズ号のエンジンを破壊する仕掛けを施していました。フィリーとの格闘になり、エンタープライズ号にはフィリーの娘も乗っているといってフィリーを動揺させてフィリーからフェーザーを奪い、何とかエンジンの破壊工作も阻止出来ました。
「巨人の惑星」の”Deadly Lodestone”を観ました。ちょっと前の回から、地球人達を追い回しているコービッドという調査官がいますが、地球にあって巨人の星にはない金属(イネラメタルとかいうの)を探知する装置を作り、それによって地球人達を追い詰めます。それに気付いたキャプテン達はその金属で作られている物をすべて捨てた積もりでしたが、何故か夜中に食料調達に出かけたら、コービッドの探知機に引っ掛かってしまいます。よく考えたら、ダンが以前骨折した右足の骨の固定にその金属で出来たピンを使っていることを思い出します。ダンは取り敢えず森の中の流砂がある所に潜んで巨人達が追ってこれないようにしますが、そこには毒蜘蛛がいました。それでキャプテンは以前バーリーが盲腸になった時に手術を助けてくれた医者に再度頼んで、ダンの足からピンを取り出そうとします。しかしその医者は地球人達に協力したということで今は刑務所の中です。しかし何とか連絡を取り、その医者と一緒に働いていた看護師に協力を求めるように言われます。キャプテン達は看護師に連絡を取り、会いますが、しかしその看護師は一部始終をコービッドに連絡しており、コービッドは手術で動けない時に地球人達を捕まえようとします。しかし、看護師は実は医者と同じく良心を持っており、電話はすべて盗聴されているので、わざとコービッドに協力している振りをしていましたが、うまくコービッドを騙して病院の中でダンを手術し、ピンを取り出すことに成功します。医者がヒポクラテスの誓いなら、看護師もナイチンゲールの誓いというのがあるのですが、そういう話でした。