「原子力潜水艦シービュー号」の”The Machines Strike Back”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Machines Strike Back”を観ました。タイムトンネル全30話、UFO全26話、原子力潜水艦シービュー号第1シーズン全32話で、これが第2シーズンの12話目で足すと丁度100話目になります。お話は何と「ドローン」です。といっても空を飛ぶのではなく、無人で3発のミサイル発射能力を持った小型潜水艦です。このドローンはネルソン提督とアメリカの同盟国の某国(多分トルコ)の将軍が一緒に開発したものでしたが、ある日突然命令を受け付けなくなって暴走し、勝手にアメリカの都市に向けてミサイルを発射しだします。ネルソンは1台を追跡し、ダイバーが乗り込んで調べようとしますが、自爆装置が働いてダイバーを巻き込んでしまいます。ネルソン提督は別の1台を追跡し、妨害電波を出して外部からコントロールできないようにし、その1台に乗り込んで証拠となるデータレコーダーを回収します。ネルソンはそのデータの解析には一緒にドローンを開発した将軍がいる海底基地のコンピューターを使った方がいいと考え、その基地に向かいますが、実は攻撃をたくらんで秘かにドローンをコントロールしていたのはその将軍でした。その国には革命の動きがあり、その将軍はアメリカを攻撃できる力を示すことで、その革命軍のトップになろうとしていました。ネルソンは捕らえられますが、その間に12台ものドローン潜水艦が一斉にアメリカの都市の攻撃に動き出します。クレーン艦長も別の方面からその将軍が黒幕であることを突き止めます。しかし12台のドローンをシービュー号1隻で止めることは不可能であることから、敵とわかっていてその基地に乗り込みます。クレーンもすぐ捕まってしまいますが、秘かに持ち込んだ七つ道具で基地を内部から破壊することを計画します。忍び込んだコントロール・ルームで12隻を止めることは出来ませんが、別の1隻をその基地を攻撃するように仕向けます。ネルソン提督とクレーン艦長は何とか基地を脱出してフライング・サブでシービュー号に戻り、基地はドローンの直撃で完全に破壊されます。

刀剣研ぎ日記その2

刀剣研ぎ日記その2。錆取りクリームで全体の黒錆を薄くしましたが、やはりそれだけでは完全に取り切れません。今日はそれで刃の峰の所を集中して研ぎました。ここは直線的ですので研ぎやすいですし、万一失敗してもまた削ればいい、ぐらいで割と気楽です。それで大村砥-備水砥-改正砥-中名倉砥-細名倉砥-内曇砥-鳴滝砥と一通り試しました。刀じゃなくて砥石の方を動かして研ぎました。その結果、磨き剤によるピカピカは取れて渋い光になりましたが、黒錆の跡は意外としつこくて、なかなか全部は取り切れていないです。結構荒砥で削らないと駄目かもしれません。
ちなみに写っている鞘は、Amazonで摸擬刀を買って、そこから取ったものです。これ以外にヤフオクで鍔と柄のセットを落札して到着待ちです。目釘もネットで取り寄せ中。私は目釘というのは金属かと思っていましたが、よく目の詰んだ竹を使うんですね。知りませんでした。

「原子力潜水艦シービュー号」の”The X Factor”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The X Factor”を観ました。この回は出ました、アーウィン・アレン得意の使い回し!ネルソン提督ともう一人がリムジンでサンタバーバラのネルソン海洋研究所を出るときに、車の屋根にペンキで白いバッテンを描かれ、それを目印にヘリから狙われ、同乗者が死に、ネルソン提督は助かりますが…というのは第1話とまったく一緒。お話はリスコム博士という水爆を無力化することが出来る兵器の研究を行っている人が、「某国」に誘拐されます。誘拐したのはあるおもちゃ会社で、リスコム博士を特殊なタンクに入れて全身に樹脂を吹き付けて動けなくし、博士を人形のように仕立てて輸出してという陰謀です。ネルソン提督も捕まって危うく人形にされかかりますが、おもちゃ会社に潜入したクレーン艦長以下がメイン電源を切り、ギリギリで助かります。この何かの処刑機械にかけられてギリギリでOK、というのはロスト・イン・スペースでもバットマンでも良く出てきたシーンでした。しかし、「原子力潜水艦シービュー号」というよりは「スパイ大作戦」的なお話でした。

刀剣研ぎ日記その1

刀剣研ぎ日記。昨日は、取り敢えず内曇の刃艶や面直し用の名倉を使って錆を少しずつ落としていました。でも結構大変なのでもっと効率的な錆落としはないかと思い、日本刀としては邪道ですが、ブルーマジック メタルポリッシュクリームという研磨剤の入っていない金属磨き、錆落としを使ってみました。その結果、黒錆の黒色は簡単に取れてピカピカになりました。あまり光らせると日本刀らしくありませんが、これは後で内曇で研ぎ直して、さらに拭いで酸化鉄で磨くんで、元に戻ると思います。

本物の日本刀(脇差し)を入手

包丁を日本刀風に研いでいる内に、やはり本物の日本刀を研いでみたいと思うようになりました。少なくとも砥石に関しては必要なものはすべて揃っています。色々調べ、店で普通に買うと、脇差しレベルでも50万円以上し、ちょっと手が出ません。また完成品を研ぎ直すのは、私の未熟な研ぎでダメにしてしまう可能性大であり、その意味でも普通に刀剣店で売っているものは候補外です。しかし、ヤフオクで検索したら、結構欠点のある日本刀がかなりの安い価格で出されていることが分かりました。それで、今回柄も鞘もない剥き出しの脇差しで、かなり錆が広がっているものを、3万5千円くらいで落札しました。それが今日届きましたが、宅配便(日本郵便)の品名は「工芸品」、こんなので簡単に送れてしまうことにびっくりします。
で、作法にのっとり(本阿彌家のDVDで学習)、白手袋を付けかつ唾が飛ばないようにマスクして、一礼してから拝見しました。
錆はかなり全体に広がっていますが、赤錆ではなく黒錆であり、かつそれほど深くは錆びていない感じなので、この程度であれば仕上げ研ぎ工程のみで綺麗になると思います。刃はそれなりに付いていて、ちょっと再度しまう時に切っ先で指を刺してしまいました。刃こぼれはほとんど見受けられません。この日本刀は長州住藤原清重のもので、幕末に鍛えられたものです。清重は山口県須佐の人で、現在の萩市の一部です。私は赤ん坊の頃萩に住んでいたので(当時亡父が萩高の先生をやっていました)、何か不思議な縁を感じます。
ともかく長さも台所の流しで研ぐ私には適度で(現在砥石の高さを上げる砥台を、並川平兵衛商店から取り寄せ中)、かつ荒砥から研ぎ直す必要もなく、よくもこんな好条件の日本刀が短期間に入手出来たものだと、ちょっと不思議に思います。
急がずに時間をかけて綺麗にしていこうと思います。
ちなみに必要な手続きは、元の登録証の発行者(各都道府県)に対し、名義変更の連絡を20日以内にするだけです。実は思っているよりもかなり簡単に日本刀は購入出来るのでした。

現時点の砥石コレクション

現時点での砥石コレクション。天然砥石荒砥、天然砥石中砥、天然砥石仕上げ砥、人造砥石荒砥、人造砥石中砥、人造砥石仕上げ砥の順です。まだここに移っていなくて、数点到着待ちのがあります。練習して腕が上がったら、本当に研ぎ屋でも目指そうかと思います。

ヤフオクで入手した「伊予砥」ではない「伊豫砥」

ヤフオクで、「伊豫砥」と称して出品している天然砥石がありましたので、落としてみました。6000円弱くらいの落札価格です。目的は、日本刀研ぎとして、備水(びんすい)の替わりに使えないかということです。というか、話は逆で昔は伊予砥が使われていて、今はそれが採れなくなったから備水を使っていると聞いています。(手持ちの備水の品質に、今一つ満足していません。)
何故採掘されていない伊予砥が今売られているのか、出品者に聞いてみました。その話によると、伊予砥そのものの採掘は昭和40年代~50年代で絶えてしまったのを、現在復活させようとしている人がいて、採掘は行われているとのことです。文献(百科事典類)を見ると、「伊予砥」は柔らかめで白色の砥石とありますが、今回入手したのは黄色の虎目です。
出品者に色々質問をしたら、落札したの以外にコッパも4種類ほど付けてくれました。その中に白色のものがあり、これは触ってみても目が細かく、ちょっと名倉っぽく、これが日本刀に使われたというのなら、理解できなくもありません。しかし、メインの黄色い縞入りの砥石ですが、触った感じはかなりざらついていて、実際に研いでみるとかなり強く砂によるジャリジャリ感を感じ、砥汁を触ってみてもその中にかなりの砂を含んでいます。正直な所、研いだ感じは悪く、これが日本刀に使えるものとはとても思えません。砂を含んでいなければ、ベースの部分はそれなりに細かい泥を吐くので使えるのでしょうが、この砂が後の研ぎ工程で悪さをする可能性もあり、私は正直な所、包丁であれ日本刀であれ、この砥石を使い続ける気にはなれませんでした。「伊予砥」といっても、確かに白色だけではなく、コッパを見れば分かるように様々な色のがあるというのは、京都の天然砥石でもそうですから別に不思議はありませんが、「伊予砥」であれば何でも日本刀研ぎに使える、というのは間違いだと思います。なお、ヤフオクで売られている「伊豫砥」で白色のものは私は発見出来ませんでした。

How do you feel about working conditions in Japan?

The following is my essay that I wrote as an assignment for an English school AEON:

Topic: How do you feel about working conditions in Japan?
Style: Formal

(Please note that I am entitled to work as a consultant for Labor and Social Security issues since I passed the examination of Sharoshi in 2010. Labor problems are a part of my specialty.)

On December 25, 2015, on Christmas day, Matsuri Takahashi, a 24-year-old lady working at Dentsu, one of the biggest advertising agencies in Japan, committed suicide because of too much time spent working at the company. Such death is called “Karoshi” (overwork death) in Japan. Very surprisingly, this is the second time Dentsu forced one of their employees to commit suicide. The first incident happened in August 1991, and a 24-year-old (the same age as Ms. Takahashi, very coincidentally) man committed suicide because of too much working time (it reached more than 300 hours monthly). The word “Karoshi” was coined because of this former incident and it was the first case that Supreme court acknowledged the responsibility of the company for the management of long working hours expected of its employees. Dentsu eventually paid 168 Million Yen ($1.5 Million) to the bereaved family. That high amount of money, however, was not enough for the company to change the working “culture” in it and it repeated the unhappy incident again 24 years after the first one.
We can see some characteristics in these incidents of Dentsu company:
(1) Working so long is quite normal in the company. There are few people in the company who see the situation abnormal and try to change it.
(2) New hires tend to become victims of this forced long working hours.
(3) It is difficult to see that the company tried to evaluate its employees by their productivity.
Dentsu is just the tip of the big iceberg, and there are tens of thousands of companies who are akin to Dentsu. While many workers are spending so many hours in their offices, the labor productivity in Japan is quite low, alleged to be around two thirds compared to the ones in Germany or in France. It is the lowest among G7 countries.
It took more than 100 years for workers in Europe to win “an 8-hour workday” since Robert Owen first insisted it in 1817. It is crucial for most office workers in Japan to keep good work life balance and to strive for a better ability utilizing free time in order to survive in the era of AI and robots.

NHK杯戦囲碁 中野泰宏9段 対 張栩名人

本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が中野泰宏9段、白番が張栩名人の対局です。布石では黒が実利、白が厚みという、二人の棋風とはちょっと違う展開になりました。左上隅を巡る折衝で、黒が妥協して打ったので白は黒2子を一応取った形になりました。しかし周りの状況次第でこの半分取られた黒を動き出して白を切断するのが黒の狙いでした。その後、白は上辺から中央に延びる黒に覗きを打ちました。黒は素直に継がず反発しましたが、白から上辺へのケイマを打たれ、上辺の一部をもぎ取る手と中央の切断を見合いにされました。その結果上辺の黒は単体では一眼しかなく、黒はもがいて先ほどの半取られの2子の所に利かしを打ちました。この結果黒は活きましたが、2子が完全に取られ、白が非常に厚くなりました。更に白は中央の孤立した黒を攻めて中央に大きな地模様を作りました。更に左下隅の黒に利かしていきましたが、結局黒は勝負手で左下隅を捨て、その替わりに中央の白の一部を取り込もうとしました。しかし白は中央も頑張って黒に何も与えず、ここで黒の投了となりました。

ブラッドリー・クーパーの「アリー/スター誕生」

「アリー/スター誕生」を観ました。Eigoxの先生が勧めてくれたので観てみました。タイトル通りの単純なサクセスストーリーかと思ったら、きわめてシリアスな物語でした。要するに、「酒とバラの日々」とか「失われた週末」です。ジミーというミュージシャンがアリーという女性の作詞・作曲の能力と歌唱力を見出し、自分のコンサートに彼女を引っ張り出して、彼女が有名プロデューサーに見出されるきっかけを作ります。しかし彼はステージの前にジンをあおらないと演奏出来ないアルコール依存で、おまけにドラッグ中毒でした。(まあ、アートペッパーです。)彼女が成功する一方で彼の依存は強まっていき、二人は結婚しますが、アリーがグラミー賞の新人賞を受賞したそのステージで、彼は極度に酔っぱらっていて失態を演じ、ついに施設に入れられます。その後は書きませんが、私は高校時代からの親友を、アルコール依存で亡くしていますので、とてもお気楽には観られませんでした。レディーガガについては、私は全くファンではありませんが、その歌唱力と曲作りの才能は素晴らしいと思います。でも、あの変なセクシー路線が好きになれません。あまり美人タイプではない女性歌手はアメリカではどうしてもああいう形で売り出されてしまうんだろうなと思います。