明日からイタリアに行きます。

明日から5泊7日1機中泊の予定でイタリアに行きます。
予定はこんな感じです。
2018年04月29日(日)
成田(NRT)13:15-ローマ(FCO)19:00 AZ785
ローマ 一泊
2018年04月30日(月)
ローマ(FCO)20:30-ヴェネツィア(VCE)21:35 AZ1483
ヴェネツィア 一泊
2018年05月01日(火)
ヴェネツィア17:50-ミラノ20:15
ミラノ 2泊
2018年05月02日(水)
「最後の晩餐」見学
ミラノスカラ座「フランチェスカ・ダ・リミニ」
2018年05月03日(木)
ミラノ8:20-フィレンツェ09:59
ウフィッツィ美術館見学
フィレンツェ 一泊
2018年05月04日(金)
フィレンツェ09:08-ローマ10:40
ローマ(FCO)15:15-成田(NRT)10:30(+1) AZ784

(写真は、Photo by (c)Tomo.Yun です。)

メールに電子署名を追加

最近Webサーバーを正式なSSL対応にしましたが、そうなるとメールについても電子署名を付けるように出来ないかと思い、色々ググってみましたが、シマンテックの個人向け電子署名が、年間3,000円と手頃だったので、導入しました。

折原浩先生の「ヴェーバーとともに40年 社会科学の古典を学ぶ」

折原浩先生の「ヴェーバーとともに40年 社会科学の古典を学ぶ」を読了。この本は私が先生にヴェーバーの「経済と社会」旧稿の再編纂問題について勉強していると今まで読んだ本を挙げた所、この本にもその関係の情報があるということで、わざわざ送っていただいたものです。そしてこの本は先生が1996年に東大駒場の教養学部を定年で退官される時に、それまでの大学と学問に関する論考をまとめたものです。先生が教材として使われてきたのは、デュルケームとヴェーバーで、私も1982年に一般教養の社会学でこの2人について教わっています。デュルケームの教材としては「自殺論」でしたが、自殺という誰が考えたって個人的な動機に基づいているとしか思えないものが、しかし一歩引いて統計情報を分析してみると、例えば戦争の時には自殺する人が減るとか、社会の「凝集力」が低下すると自殺が増える、といった「社会的な現象」であることが明らかにされます。デュルケームはこうした分析で、新興の学問であった社会学の実践的価値を訴えます。こうした分析は当時結構目から鱗でした。ヴェーバーについては「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」でしたが、こちらはむしろデュルケームとは逆に「カルヴィニストの内面の心理なんて本当に外部から推し量ることが出来るのだろうか」という疑問を抱いていました。
まあその辺りは思い出話ですが、この本によって折原浩先生が何故「経済と社会」旧稿の再編成問題にずっと取りくんで来られたのか、その動機はよく理解できました。それは元々教科書として企画された「経済と社会」を、その通り教材として使いたいのに、それが間違った編纂で使えないものになっているのを何とかしたいという思いです。

NASのマウントの再起動時の自動実行

昨日、NASをLinuxサーバーのファイルシステムにマウントすることに成功しましたが、再起動すると設定が解除され再度手動でコマンドを打ってマウントし直さなければなりません。これを自動でやるには、/etc/fstab の最後に以下を追加します。
(以下、192.168.0.173はNASのIPアドレス)

//192.168.0.173/disk1 /mnt/nas cifs credentials=/etc/cifscredentials
//192.168.0.173/usb1 /mnt/nas-usb1 cifs credentials=/etc/cifscredentials

/etc/cifscredentialsというファイルを作成し、以下を記述します。
username=xxxxxxx
password=yyyyyyyy

でこのファイルのオーナーはrootとし、属性を600にします。
fstabに直接userとpasswordを記述してもOKなのですが、fstabは全てのユーザーから見えてしまうため、セキュリティー上問題があり、このように別ファイルにします。

で、fstabの変更が終わったら、
#mount -a
を実行。(私はこれをやらないではまりました。)

このブログのデータの自動バックアップ

ブログのバックアップですが、完全自動に出来ないか考えていました。(今は一回Windows 10 PCでFTPでサーバーにつないでファイルを落としてそれをNASに保存していました。)考えてみたら、サーバーもNASもLinuxなんだから、サーバー側からNASをマウントできる筈だと色々やってみたら、サーバー側にもsamba-clientを入れることで、無事にマウント出来ました。これで後はcronでファイルをコピーするバッチファイルを作れば完全自動バックアップ体制が出来ます。
取り敢えず、アップロードしたファイルとmysqlのデータベースを1日1回自動でNASにつないだUSBメモリーにコピーするシェルスクリプトを書きました。後はNASの機能でUSBメモリーからNAS本体に1日1回コピーされますし、AmazonのS3とも同期します。

NASにバックアップ用のUSB接続HDDを追加

NASのバックアップ用に2TBのUSB接続HDDを1台追加。毎日AM2:30に差分バックアップが自動実行されます。NAS自体がRAID1で2台のHDDですから、これで3台のHDDに同じデータが保存されることになり、まず完璧です。さらにNASの前面のUSB1に挿しているのは64GBのUSBメモリーで、これにブログの毎日の差分をコピーして、AmazonのS3と同期を取ります。まあ会社でも同じことをやろうとしているので、それの実験でもあります。

檜のまな板を購入

台所のまな板は木製が2つあったのですが(2つあるのは昔釣りをやっていた時、魚をさばく{血で汚れる}とそれ以外を分けていたからです)、最近あまり使っていないのでどちらも黒カビが生えて洗っても綺麗になりません。最近部屋の中の片付けを延々と進めていて、その一環でまな板も新しくすることにしました。それで買ったのがちょっと贅沢して檜の一枚板のまな板です。これがなかなか良くて、檜のちょっと刺激のある香りが台所全体に充満します。水に濡らした時の感じもなかなか良いです。で、何を切っているかというと今は写真のようにリンゴを剥いているだけなんですが。(笑)
この目的のための包丁を研ぐためにも、砥石が3種(荒砥、中砥、仕上げ砥)+砥石を研ぐ砥石+ダイヤモンド粉(同じく砥石自体を研いでへこんだのを修正するために使用)まで持っています。完全に手段が目的化するという、典型的な男の料理です。

マーティンD-35復活

最近ずっと荷物部屋の片付けを進めており、そしてついにマーティンD-35が復活しました!(これまで放り込んだ荷物があふれていて、ギターの場所までたどり着けませんでした。)たぶん10年くらいまったく弾いていませんが、専用ケースに入れ、ギターペットも入れておいたせいか、まったく問題無さそうで、弦も錆びてすらいないです。
マーティンというと普通D-28なのですが、私はフォークの人なのでエンケンを見習ってD-35にしています。D-35のアルペジオの音はとても良いです。

NHK杯戦囲碁 佐田篤史3段 対 金秀俊8段

本日のNHK杯戦の囲碁は黒番が佐田篤史3段、白番が金秀俊8段の対戦です。佐田3段は22歳の新鋭でNHK杯戦は初出場です。布石は比較的オーソドックスでしたが、白が上辺から右上隅にかかり、上辺に開いたのに、いきなり黒が打ち込んでいったのが珍しい展開でした。黒は打ち込んだ石を2線に下がればどちらかに渡れましたが、そうせずに捨てて打ち回りを厚くしました。その後左下隅にかかった黒石を挟まれていたのをケイマに進出しその後左辺の白にかけて打ち、黒は中央を厚くしました。白は上辺で包囲している黒の穴を出るぞ、という手を打ったのですが、黒はここを継がず右上隅から利かして中央の黒は軽く見て打ちました。その後右下隅で黒は三々に入り、定石の転回で隅は白が取り、黒は白1子を抜くという別れになりました。その後の黒の手が面白く、中央を囲うような囲わないようなふわっとした手で「耳赤の一手」みたいな手でした。その後あまり戦いらしい戦いはなく、左辺で黒から仕掛ければ大きな劫になる可能性があったのですが、黒は劫を決行せず、白に守らせる手を打ちました。どちらかと言うと白が厚いかなぐらいのペースでヨセに入ったのですが、ここで白の金8段が下辺の受けで頑張った手を打ちました。金8段は形勢に自信が無かったのかもしれません。それに対し黒は強手で逆襲し、結局白が中央の黒4子を取り、黒が白数子を取るというワカレになったのですが、白の下辺の地が大きく減ってしまっており、このワカレは明らかに黒有利でした。これで完全に黒の優勢となり、結局この後数手打って白が投了しました。佐田3段はNHK杯戦初勝利です。