タイムトンネルの”Raiders from outer space”を観ました。この回は最終回の前の回です。今度は1883年のスーダンでアラブとイギリスが戦っている所に飛ばされますが、そこに地球を攻撃しようとするエイリアンが現れ、という話です。今回のエイリアンは銀の顔ではなく、一応それらしいメイクをしています。ダグが捕まって拷問にかけられそのタイムトンネルに関する知識を読み取られようとされますが、その機械が他の時代でもさんざん出てきた原始的な拷問用具(ストレッチャー)にそっくりで、何だかSFらしさがありません。タイムトンネルは二人を転送して助けようとしますが、エイリアンはタイムトンネルの制御室に巨大な時限爆弾を送りつけてきて、タイムトンネル側の動きを封じようとします。その爆弾は爆発寸前でタイムトンネルによりエイリアンの基地に送り返されます。(そんなの最初から思いつけよ、という感じですが。(^_^;))そういう訳でエイリアンの基地は破壊されますが、ロンドン目がけて飛んできていた筈のミサイルはどうなったのかイマイチ良くわかりませんでした。ともかく後一話です。
タイムトンネルの”The kidnappers”
タイムトンネルの”The kidnappers”を観ました。冒頭でタイムトンネルの制御ルームにいきなり宇宙人か未来人か分からない(このドラマではどちらにしても顔を銀色に塗って、銀色の服を着ているので同じです。(^_^;))のが出てきて、光線銃を振りかざして警備兵やカーク司令官を倒し、アンをさらって時空の彼方に去って行きます。その男が落としていったパンチカード(原始的(^_^;))を分析して、どうやら時空の座標らしいことが分かると、カーク司令官はそれがどこなのか確かめもせずに、トニーとダグをそこに転送するように命令します。(現在には戻せないのに、そういうコントロールは正確に出来るのが不思議。(^_^;))二人が転送されたのは地球から98光年離れたカノープス星系で、時間的には80世紀でした。実は、アンをさらったのは二人をおびき寄せるためのおとりで、二人以外にもローマのキケロ、ルネサンスのエラスムス、そして何とヒトラーが転送されていて、彼らの地球侵略のためのデータを取るために使われようとしていました。で、ここまではまあそれなりに許せる展開なんですが、ここの宇宙人は植物と同じで光合成みたいな感じで生きていて、暗くなると眠くなって動けなくなるという何ともSFとは思えないチープな設定です。彼らが寝ている間に久し振りに再会したアンと二人が、盗まれたタイムトンネルの時空転換装置(こういう重要な装置が簡単に盗まれてしまう、またもタイムトンネルのセキュリティーの甘さが…(^_^;))を取り戻し、アンが彼らのタイムマシンを使って、タイムトンネルの制御室に無事戻ります。そして今度は二人を転送して(何故かやっぱりどこかへまた飛ばされますが…(^_^;))どうも、タイムトンネルの未来の話や宇宙人の話は陳腐なものが多いですね。
TOEIC S&Wの結果
金沢で友禅染めと金箔貼り体験
20日の金曜と21日の土曜日で、会社で所属する業界団体の委員会の総会で金沢に行ってきました。2日目に金箔貼りと友禅染めを体験しました。友禅染めはぼかしをどうやって描くのかがわかって有益でした。染料は5色使いましたが、筆に染料をつけたら、紙の上に筆を下ろして、できる限り染料をぬぐって、ほとんどかすかに色が着くぐらいにして布に筆を円を描くように塗っていきます。濃くする所は何回も塗ります。最初から濃い色を塗ると後から薄くすることは出来ませんのでこうします。ちょっとはみ出した所がありますが、まあまあ良く出来たかと。
金箔貼りの方はとにかく金箔が1000分の2ミリという厚さでまっすぐ貼るのが非常に難しく、店の人に手直ししてもらってやっと何とかなりました。
NHK杯戦囲碁 三谷哲也7段 対 姜ミ侯(ミヌ)2段
本日のNHK杯戦の囲碁は黒番が三谷哲也7段、白番が姜ミ侯(ミヌ)2段の対戦です。姜2段は初出場です。布石は白が一隅を三々に、また左下隅の黒の星に対しいきなり三々に入ったため、白の実利黒の厚みという展開になりました。白が下辺で三々から星の左に広く開いたのに対し、黒は右辺からかかり、白が小ゲイマに受けたのに更にかけていって、下辺への打ち込みをせず右辺の模様で打ちました。白は黒の模様に対し右上隅の構えに肩を付くというAI風の打ち方でしたが、黒は這わずにケイマに外し、白は小目の黒の下に付けていきました。結局ここでも白の実利と黒の厚みになり、黒の大模様がどれだけまとまるかが勝負になりました。白は左上隅にかかっている黒にカケを打ちましたが、黒は受けずに中央を広げました。しかし白が中央を浅く消しに来たとき、そちらは受けずに左上隅に手を付けていきました。この打ち方はややチグハグで結局左上隅で黒2子を取られ、白が地合では大きく先行しました。黒は中央で白がはねている所を切っていき、この白の攻めに賭けました。白は切られた所を右から押していって下辺に連絡しようとしましたが、黒のハネがピッタリで中央で眼を作るしかなくなりました。黒はノゾキを決めて白を攻めましたが、その過程で右辺を堅く受けたのがやや疑問で、白から上辺でシチョウになっている石を引っ張り出されてアタリとカケツギを利かされ、白を攻めていた筈の黒3子を取り込まれてしまいました。白が黒の勢力圏で大きく活きたため、ここで白が優勢になりました。しかし三谷7段も諦めず厚みを活かして追い上げましたが。最終的には白の1目半勝ちとなりました。
タイムトンネルの”Merlin the magician”
タイムトンネルの”Merlin the magician”を観ました。後4回なのですが、この辺りに来るともうストーリー目茶目茶。今回はアーサー王の魔術師のマーリンが登場し、タイムトンネルのコントロールルームに現れ、スタッフがトニーとダグを転送しようとするのを止めてしまいます。このタイムトンネルというドラマの世界観が不明で、SFよりオカルト、SFより宗教、そして今度はSFより魔術!です。で、マーリンは魔術でほとんど何でも出来るんですが、一回に使える魔術のパワーに限度があるということで、トニーとダグをこき使ってアーサー王がヴァイキングから城を取り戻すのを支援させます。しかし、アーサー王がヴァイキングに矢で射られたのを、「時間を逆転させて」元に戻すなど、明らかにタイムトンネルの科学力以上の魔力を発揮します。タイムトンネルは途中までは「偉大なるワンパターン」展開でそれなりに面白かったのですが、最後の方になるとかなりストーリーが破綻しているように思います。ちなみにこのお話の最初で、トニーとダグは1968年の現在に一度戻されているのですが、フリーズした状態だったので、二人がそれに気付くことはありませんでした。
白井喬二のポートレート(昭和7年)
タイムトンネルの”Attack of the barbarians”
タイムトンネルの”Attack of the barbarians”を観ました。トニーとダグは今度は13世紀のモンゴルに飛ばされ、ジンギスカンの孫達による後継者争い(バトゥとクビライ)に巻き込まれます。そこにイタリアから旅してきていたマルコ・ポーロもからみます。今回、二人が流されて、その時代の人間に見つかって殴り合いになり、そして捕まって、という所まではお約束通りなのですが、何と今回はトニーとクビライ・カンの娘のサリが恋仲になってしまいます。そして面白いのが、いつもは冷静なアンが、トニーが本当に恋したのなら、そのまま13世紀で暮らすようにして上げるのがいいのではないかと言い出します。また、今回モンゴル内部の戦いで、「火薬」が大きな役割を演じます。マルコ・ポーロが火薬を欧州に持ち帰ったというのは事実ではないようですが、この回ではおそらく硫黄の粉を持っていて、それにトニーが硝石を混ぜて自家製の火薬を作ります。しかしこのままでは点火出来ないのですが、歴史に介入することに何のためらいもないカーク司令官の命令で、導火線が転送されます。(最初はもっと大きなバズーカ砲を送ろうとして失敗し、軽い導火線に切り替えたものです。)結局、その自家製の火薬による砲弾でバトゥ軍を蹴散らし、トニーはダグの忠告もあってようやく目を覚ましてサリに別れを告げ、また別の時代へと転送されます。
タイムトンネルの”The death merchant”
タイムトンネルの”The death merchant”を観ました。トニーとダグは今度こそ南北戦争中のゲティスバーグに飛ばされます。トニーは南軍の砲弾に撃たれ、一度半死状態になりますが、例によってタイムトンネル側からの電撃で意識を取り戻します。しかし、そのために記憶を失い、自分を南軍の副官だと思い込みます。ダグは逆に北軍に拾われたため、二人は南北に別れ殺し合うことになります。また、この回初めてのパターンとして、何とあのマキャヴェッリがタイムトンネルによってこの時代に飛ばされてきています。マキャヴェッリとダグの信号が似ていたためだと説明されます。マキャヴェッリは戦争を楽しみますが、それだけではなく、大量の火薬を仕入れてそれを形勢が不利な南軍側に渡そうとします。(現代の日本ではマキャヴェッリの現実的な政治哲学というものはそれなりに高く評価されているように思いますが、この当時のアメリカでは「悪の哲学者」という扱いでかなり評価は低かったように、このドラマでの描写からは判断されます。)ダグはその火薬を爆破しようとしますが、火薬を南軍に役立てようとするトニーと殴り合いになります。このタイムトンネルは毎回のように二人の格闘シーンがありますが、トニーとダグの仲間同士が殴り合うのは今回が初めてです。そういえばマキャヴェッリと一緒にその愛犬のマスティフ犬も一緒に飛ばされていましたが、その理由の説明はありませんでした。その犬だけをまずルネサンスのイタリアに転送した所でタイムトンネルは爆発を起こし、復旧でフーバーダム(アリゾナとネバダの州境にあります)から電気を引っ張ってくるというのが出てきます。
タイムトンネルの”Chase through time”
タイムトンネルの”Chase through time”を観ました。今回のはなかなかSFしていて、飛ばされる時代もAD100万年とBC100万年という両極端の2つの時代です。ニモンというタイムトンネルのエンジニアが実はスパイで(それにしても最高の軍事機密の筈なのにこのセキュリティーの甘さ…)、タイムトンネルの装置の中に核爆弾を仕掛けてそのままタイムトンネルの中に入り、トニーとダグと同じ時代(16世紀)に飛ばされます。タイムトンネルの制御室からの要請で、そのニモンを追いかけていた二人ですが、今度は紀元100万年という未来に飛ばされます。そこでは人間はハチのような社会を作って暮らしていましたが、タイムトンネルの技術は失われていました。ニモンは二人よりも10年前に飛ばされており、そこでタイムトンネルを構築しようとしていました。ダグとトニーはニモンを見つけ、彼から核爆弾の隠し場所を聞き出そうとしますが、未来人に邪魔されて上手くいきません。そこでまた転送になるのですが、今後は三人に未来人二人を合わせた五人が紀元前100万年に飛ばされます。色々あってようやくニモンから核爆弾の隠し場所を聞き出し、タイムトンネルは間一髪セーフ、二人はまたどこかへ転送され、未来人も多分紀元100万年に戻り、ニモンだけがエネルギー不足で紀元前100万年前に取り残され、巨大原始ハチの餌食になるというお話でした。次回は今度こそ南北戦争です。