ウルトラマンタロウの「ウルトラの父と花嫁が来た!」を観ました。これを入れて後3話ですが、タロウの良く分からないことはやたらと配役が変わることで、今回から副隊長の新垣が唐突に宇宙ステーション勤務に変わったということで、名古屋章演ずる隊長が久しぶりに復帰、そして新しい副隊長の二谷がこのタイミングで登場します。今回の怪獣はリンドンで、久しぶりにまともな怪獣らしいもので、一回タロウに倒された後復活します。しかし再生時にタロウは南原のお母さんに制止されてタロウには変身出来ず、唐突にウルトラの父が登場し怪獣をあっさりやっつけます。ついでに怪獣にやられて死んだ南原の許嫁も復活させ、ということでタロウが活躍したんだかしないのか良く分からない回でした。
投稿者: kanrisha
スタートレックTNGの”Remember Me”
スタートレックTNGの”Remember Me”を観ました。ドクター・クラッシャーが息子のウェスレーの実験の副作用であるバブルの中の別世界に飛ばされ、そこではエンタープライズ号のクルーが200名ぐらいしかおらず、しかも次第にそれが消滅していくというある種の恐怖の世界でした。しかしそれはクラッシャーが自分の頭の中で恐れていたことが実体化していくというものであり、結局前に登場した未来人だか何かが現れてウェスレーに協力して、クラッシャーのために脱出ゲートウェイを用意して、という話です。しかしそもそもウェスレーが作り出そうとしていたバブルが一体何なのか良く分からなかったですし、またその解決法も未来人?が出て来て説明もなく解決、ということで完全に説明不足の中途半端な話でした。
マイナ免許証?
マイナ免許証について。本日(2日)神奈川県運転免許センターで運転免許の更新しましたが、一般更新で講習は50人くらい教室にいたと思いますが、その中でマイナンバーカードだけの免許は3人、マイナンバーカード免許と従来型免許の両方が5人で、両方合わせて全体の16%に過ぎませんでした。
1.マイナンバーカード免許だけ→レンタカー会社によっては車を借りられないことがあります。また従来型免許証であれば名前・写真・生年月日が入っているのでIDカードや年齢確認として通用しますが、マイナンバーカードは読み取り機が無ければ写真と名前が確認出来るだけ。
2.両方持つ→マイナンバーカードに統合出来ますというメリットがまったくありません。また免許の種別を増やした時に両方で手続きが必要です。また有効期間もそれぞれで違います。
3.従来型だけ→結局8割以上がこちらを選択しています。(私も)
マイナンバーカード型だと更新時の講習がオンラインで受けられますってあるけど、どのみち警察署か運転免許センターには行かなければならないのであまり意味はなく、かつ5年に1回(人によっては3年に1回)のものをオンライン化して意味があるのか不明です。更新料が安くなるっていったって700円程度。(オフラインで講習を受ける場合)逆に従来型と両方持つと100円高くなります。しかも神奈川県運転免許センターの自動受付機でマイナンバーカード免許用は1台だけで、通常用が5台。(上記の16%がマイナ免許というのと比率合ってます。)しかもマイナ免許証だと手続きに時間がかかり当日交付出来ない場合もあるとの注意表示がありました。
いずれにせよインセンティブが弱すぎです。マイナ免許にすれば更新期間6年になりますよ(といっても別にマイナンバーカード自体の更新がありますが)、とかオービスに引っ掛かってもマイナ免許なら2回までは罰金無し(笑)とかやれば普及すると思いますが。
ウルトラマンタロウの「怪獣サインはV」
ウルトラマンタロウの「怪獣サインはV」を観ました。何とどこかで見た女優が登場と思ったら坂口良子でした。丁度同時期に、サインはVの2代目をやっていて、その主演が坂口良子で、コラボ回でした。なので坂口良子が怪獣とバレーボールで対戦するという、カオスな話が多いウルトラマンタロウの中でもトップクラスのカオス回です。その坂口良子が元気が良すぎて、怪獣にまで説教するという役です。タロウは結局丸くなった怪獣を宇宙にサーブして殺さないで追い払います。
「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」の日本語訳の67回目を公開
ヴェーバーの「ローマ土地制度史―公法と私法における意味について」の日本語訳の第67回目を公開しました。
ヴェーバーのこの章の農業論はほとんどがコルメッラやウアッローの農業書に出てくることの丸写しでほとんど大学生のレポートです。
それでもヴェーバーがこの論文で紹介する前は、そうした農業書は俗な書籍であってローマ史の研究では重視されていなかったのをヴェーバーが紹介した、ということみたいですが。後8ページで7月16日頃完了予定です。今年の正月頃はお盆の頃と見積もっていたので、かなり前倒し出来ました。
スペース:1999の”Matter of Life and Death”
スペース:1999の”Matter of Life and Death”を観ました。これディスクでは2番目になっているけど、実際の放送では13番目。60分1話完結なんで、放送順がかなり適当だったみたいです。地球の軌道を離れた月が、元々探査予定だった地球に似た惑星に近付き、ここの条件はほとんど地球と一緒ということで、ムーンベースアルファの面々はここで暮らしていけるのではという希望を持ちます。でもここからSFではなくまったくオカルト系100%の話となり、まず突然5年前に木星探査中に死んだ筈のヘレナの夫が蘇り、突然イーグルの中に現れます。しかし彼の体は半分死んでいて半分生きているようなものでした。彼はヘレナにその惑星に行くなと警告しますが、結局死んでしまい、コーニッグ司令官は結局その惑星に調査を決行します。最初はきれいな水、食べられる果実、きれいなオウムなどがいて天国みたいな雰囲気だったのが、いきなり気候が急変し、かつムーンベースもイーグルもシールドのプラスチックが溶け始め、挙げ句の果ては両方とも爆発します。そしてクルーの装置が爆発して一人死に、もう一人は盲目になります。そして何とコーニッグ司令官が落ちて来た岩に当たって死に、ヘレナは一人残されます。しかしここでまた死んだ筈のヘレナの夫が復活して登場し、「見たいものを見ろ」とアドバイスします。そうすると時間がまき直されたかのように元に戻り、結局コーニッグは探査を諦め、別の星を探すことにする、という話です。はっきりいって支離滅裂。しかもバーグマン教授というムーンベースの建設者が出るんですが、この人ノーベル賞を取っているという設定にもかかわらず、そのセリフが「地球から遠く離れたんだから、もはや地球の科学は通用しない」、で何じゃそりゃー、という感じです。このドラマが何故かアメリカでは20%くらいの視聴率を取ったというのが不思議です。
NHK杯戦囲碁 阿部良希5段 対 藤沢里奈女流本因坊(2025年6月29日放送分)
本日のNHK杯戦囲碁は黒番が阿部良希5段、白番が藤沢里奈女流本因坊の対戦です。阿部5段はNHK杯2回目で前回は謝依旻7段に敗れています。対戦は黒の実利、白の厚みという感じで展開し、白は左辺から上辺にかけて大きな模様を築きました。右辺に黒が打ち込んでいってからの戦いは互角で双方が中央に延びていきました。そして黒が左上隅に付けて侵略を図ったのですが、ここでの黒の打ち方がまともに活きに行ったもので、その結果白に中央をかなり厚くされてしまいました。こうなると中央に展開する黒には隙があり、12の9への覗きから天元に割り込まれて左右を分断されてしまいました。こうなると黒は両方をしのがなければならなくなり、最初は白は左を攻め、途中で右側の攻めに転じ、中央が劫になりました。白が劫立てに左下隅を使ったのを黒は受けられず劫を解消して中央の黒はつながって両方活きましたが、左下隅は白地に変わり、地合は大差となりました。その後黒はそれでも下辺の白に絡んで行きましたが、白に無事に逃げられて、ここで黒の投了となりました。
ウルトラマンタロウの「怪獣ひなまつり」
ウルトラマンタロウの「怪獣ひなまつり」を観ました。またしても日本の童謡シリーズです。出てくる太郎という男の子は男なのに女装させられて、ひなまつりの白酒を無理に飲まされています。(日本では男の子を魔除け的な意味である年齢まで女の子として育てるというのは、昭和にまであったかは不明ですが、昔はありました。)それで出てくる怪獣がタロウらしい緊張感の無いベロンという酔っ払い怪獣。それで宇宙からベロンを捕まえに来た宇宙人に太郎が協力してということで、ベロンに酒を飲ませて、また音楽を流して踊らせて、寝てしまった所を捕まえるという作戦です。それでフィンガー5の「恋のダイヤル6700」とか山本リンダに「狙い撃ち」とか、金井克子の「他人の関係」が流れて懐かしいといえば懐かしかったです。最後はタロウまで踊って結局ベロンを眠らせタロウがベロンを宇宙へ返します。
Space:1999の”Breakaway”
トワイライト・ゾーンを観終わったので、前に買っておいたSpace:1999を観始めました。ジェリー&シルヴィア・アンダーソンの作品ですが、一般に良く知られているメジャーな作品としては最後です。マーティン・ランドーとバーバラ・ベインというスパイ大苦戦の二人を主役級に配してアメリカ市場を狙って作られた物です。ちなみにこの二人は夫婦ですし、マーティン・ランドーはトワイライト・ゾーンにも出ていました。で、どうでもいいですが、さすがにイギリス製作だけあって話がとても暗い!そして月が地球の核廃棄物の処理場になっていて、月面の裏側にある廃棄物保管施設が核の連鎖反応を起こして大爆発し(普通鉛の容器に入っているし、またいわば核燃料の燃えかすなんで連鎖反応が起きることはありえませんが)、月が地球の軌道を離れて宇宙空間に旅立って帰れなくなる、という話です。出だしから何か絶望的な感じで、この先どうなるかがちょっと不安です。
「ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」の日本語訳の66回目を公開
マックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史―公法と私法における意味について」の日本語訳の第66回目を公開しました。
ここでも本来自由民であったコローヌスが次第に奴隷と同一視され、土地の売買の際には、例えばその土地に立っている建物が一緒に売られるように、コローヌスもまた一緒に売られるような存在になっていく様子が描写されます。ここまでくれば農奴まで後一歩という感じです。また、ここまで読んで来て、この論文の陰のテーマは、「ムニキピウムとは何か」ではないかと思います。元々ヴェーバーの博士号論文の諮問の際に、ゲストで招かれていたテオドール・モムゼンがヴェーバーのムニキピウムと植民市の理解について異を唱えて、その後二人の間で何度か論争があり、結局その総決算がこの論文のように思います。この部分ではヴェーバーはムニキピウムを単なる税集めの装置としています。後12ページ!