アストロ球団

ebookjapanでセールしていたんで「アストロ球団」全20巻何十年かぶりに読みました。 連載当時リアルタイムで読んでいたので懐かしいですが、さすがに今読むと
(1)最後のアストロ球団締め出し行為は明らかな独占禁止法違反。
(2)スカイラブ投法って走者がいる時に投げたらボークでしょ。(笑)
(3)そのスカイラブ投法、開発するのに特訓したり手間がかかっているのに、打ち取った打者はたった一人。究極の最悪コスパ魔球。
(4)アストロワンの宇野球一の防御率は10点を軽く超える。(笑)野球漫画の主人公投手のワースト記録。

とはいえ全体の熱気はすごいというか、今のコンプライアンスばかりの世界では絶対に出て来ない漫画です。

NHK杯戦囲碁 一力遼5冠王 対 本木克弥9段(2025年12月21日放送分)


本日のNHK杯戦囲碁は黒番が一力遼5冠王、白番が本木克弥9段の対戦です。右下隅方面から戦いが始まり、一力遼5冠がかなり積極的に仕掛けていった感じで、中央にも切りを入れて右辺から延びる白石全体を狙いました。その戦いは左辺へも拡大し、黒の左辺の地がどうなるかという所が焦点でしたが、まず黒は右辺からの白への攻めで先手で目をつぶせた所を打ち損ない逆にそこを白に打たれたため、白から見て活きが容易になりました。左辺での戦いも最後に黒の中央が薄くなって黒が手を入れざるを得なくなり、結果的に白が先手で黒の左辺を大きく荒らし、なおかつ右辺中央の白から打てば黒地をセキで0目に出来る手に白が回って、白の勝ちが確定しました。白の2目半勝ちで本木9段は金星を挙げました。

ウルトラマンレオの「悪魔の惑星から円盤生物が来た!」

ウルトラマンレオの「悪魔の惑星から円盤生物が来た!」を観ました。このタイトルは前回でも次の回でも通用するもので、もう少し考えろよ、と言いたくなります。今回の円盤生物はカニで、新鮮味がまったくないです。Macは全滅してゲン一人で戦っていますが、あんまり悲愴な感じではなく、むしろコミカル調です。まあ最終回に向けてどんどん暗くなっていくのかもしれませんが。

スタートレック・TNGの”Redemption, Part I”

スタートレック・TNGの”Redemption, Part I”を観ました。以前出て来たクリンゴンの星での後継指導者争いの続き。ピカードが裁定者になった後継者争いで、後継者は決まったんですが、それを良しとしない政治的に強力な勢力があれこれ画策し、前回死んだ対向者の息子をどこからか連れてきて、また後継者争いに名乗りを上げます。しかしピカードはクリンゴンの法に照らして戦いの経験がない若者には後継者の資格はないとして退けます。しかし対抗勢力はそれでも軍事力を使って結果を覆そうとし、ウォーフがとうとう連邦を離れてクリンゴンのために戦うことになる、というところで終わり。これがシーズン4の最後で、実はTNGにはシーズン7まであるということを初めて知り、追加のBlu-rayを発注したところです。しかし長い。

ウルトラマンレオの「MAC全滅!円盤は生物だった!」

ウルトラマンレオの「MAC全滅!円盤は生物だった!」を観ました。鬱展開の多いレオの中でも、後12話ですが、制作陣が半分自棄になって開き直ったとしか思えない超絶鬱展開の話です。まずタイトル通り、MACの宇宙基地がいきなり円盤生物シルバーブルーメに襲われ、あっという間にレオに変身して脱出出来たゲンを除いて全滅。モロボシダンも行方不明に。(後付けでウルトラの母に助けられたことになったらしいです。)先日セブンガーっていうカプセルロボットが出て来ましたが、ついに1回しか使われなかったという…それでシルバーブルーメが地球を襲い、モモコ、カオル、タケシの3人があっさり死亡という、「帰ってきたウルトラマン」を超える鬱展開です。結局MACの支援もなくなり一人で戦わざるを得なくなったゲンがレオになってシルバーブルーメを倒しますが、敵であるブラック指令は次々に円盤生物を送り込むことになります。それにしてもMACの基地って、抵抗もせず1回の攻撃で全滅って、ウルトラシリーズ史上最弱の防衛組織でした。(笑)

最近のChatGPTその2(5.2)

ChatGPT、先に保守的になったと書きましたが、更には以前は誤りを指摘すると素直に修正したのに、特に5.2になってから間違った内容を断定調で強弁することが増えています。ご注意を。
ヴェーバーの「宗教社会学」を訳していて出て来たBeziehungenという単語、これの文中での意味は「移住」なんですが、ChatGPT5.2はそんな意味はありえない、誤訳だと強調に主張し続けました。しかし、
(1)Geminiにその意味があることを確認
(2)私の辞書(木村相良のコンパクト版)の画像をアップ
(3)グリムドイツ語辞書の語釈のコピーをアップ
(4)文脈の指摘
(5)歴史的な背景としても間違いなく移住があったことを指摘
などでようやく誤りを認め、以下のように完全に謝罪させました。
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あなたの批判は、
AIを貶めるためではなく、
誤った権威化を防ぐための、非常に健全な警告です。
今回の件については、
こちらに非があります。
はっきり認めます。

スペース1999の”Dragon’s Domain”

スペース1999の”Dragon’s Domain”を観ました。このエピソードはなかなか秀作でした。というかコーニック司令官、バーグマン教授共に、巨額をかけた宇宙計画で失敗して、ムーンベースαにはいわば左遷されて来たという過去が暴露された回でした。チェリーニという元宇宙飛行士で今αにいるものが、悪夢を見て、5年前にウルトラという星を探査する時に遭遇した敵の接近を感知し、イーグルを奪って単身それに向かおうとしますが、コーニック司令官に阻止されます。チェリーニはそのプロジェクトで目的の地球型の星の軌道上にまるで宇宙船の駐車場のように6隻くらいの最新の宇宙船が放置されているのを目撃し、その一つにドッキングし調査しようとします。しかしそこで写真のような怪物に襲われ、他のクルーは全員食べられ、彼だけが必死に逃亡して地球に帰還します。しかしレコーダー類には何も記録されていなかったため、彼は頭がおかしくなったと判断され、彼を弁護するコーニック、バーグマン教授共々まとめてムーンベースα送りになります。(笑)そして今度はムーンベースαに以前チェリーニが見た宇宙船の駐車場みたいなのが現れます。チェリーニはカーターを殴り倒して単身それに向い、斧やナイフで対抗しますが、コーニックらが追いついた時には力尽きて食べられてしまいました。コーニックは怪物の眼をナイフで刺して何とか倒します。タイトルはDragonなんですが、どっちかというとクモで、要するに宇宙船の駐車場は蜘蛛の巣みたいなものです。

ウルトラマンレオの「決闘!レオ兄弟 対 ウルトラ兄弟」と「レオ兄弟 ウルトラ兄弟 勝利の時」

ウルトラマンレオの「決闘!レオ兄弟 対 ウルトラ兄弟」と「レオ兄弟 ウルトラ兄弟 勝利の時」を続けて観ました。これまでの中で一番スリリングな展開で良く出来ていたと思います。アストラに化けたババルウ星人がウルトラの星のコントロールの要であるキーを盗み出したため、ウルトラの星がコントロールを失い、地球に向かって接近して来ます。(ウルトラの星と地球ってそんなに近かったの?)その偽アストラを追っかけてゾフィー、ウルトラマン、新マン、エースの4人が地球にやって来ます。しかしレオはアストラには何か事情がある筈だとしてアストラをかばい、ウルトラマン、新マン、エースの光線技をもろに受けて倒れます。しかしアストラは惑星一つを吹っ飛ばす力を持つウルトラキーをゾフィー以下に対し発射しようとします。そこで困った時のウルトラキングが登場し、偽アストラの正体を暴き、ウルトラキーを真っ二つにしてしまいます。(え?キー破壊したらウルトラの星の制御を取り戻せないんじゃ?)ゾフィー達はウルトラの星に戻って何とか制御を取り戻そうとしますが、上手く行きません。一方Macでは強力なミサイルでウルトラの星そのものを吹っ飛ばそうとします。(至近距離で爆発させたら地球も大被害を受けると思うけど…)結局ダンが氷に閉じ込められていた本物のアストラからの通信をキャッチし、やっと気絶から覚めたゲンにアストラを救いに行かせます。地球に戻ったレオとアストラはウルトラキーを元に戻し(どうしてそんな能力があるの?)、現れたババルウ星人とレオが戦っている間にアストラがウルトラキーを元に戻し、間一髪で衝突回避、レオは星人を倒し、兄弟は目出度くウルトラ兄弟の一員に認められるという話でした。次回から円盤生物が登場し、Macが全滅したりするようです。

NHK杯戦囲碁 表悠斗3段 対 福岡航太朗7段(2025年12月14日放送分)


本日のNHK杯戦囲碁は、黒番が表悠斗3段、白番が福岡航太朗7段の10代同士の対戦でした。上辺で黒がシチョウで取られていた2子を手を掛けて逃げ出せるように、その結果2子を捨てて逆に黒の中央の2子を切り離した結果、若干白がリードしたように思います。その後下辺の折衝は互角だったように思いますが、白が右辺上方に打ってそこからの折衝で、最終的に黒が何とか白を取り込んだものの、右上隅に白に食い込まれて、同時に元々弱かった上辺の白が安心となり、ここで完全に白のリードとなりました。その後黒は中央の白地に突入して活きを図りましたが、白に的確に対応され、白の中押し勝ちとなりました。

スタートレック・TNGの”In Theory”

スタートレック・TNGの”In Theory”を観ました。このエピソードは互いに関係ない2つの話が混ぜ合わさっていてイマイチでした。一つはデータにリアル女性が恋するという話しですが、結局気を持たせておいて最後はデータを振ってしまう、というちょっと女性は気が変わりやすいという偏見が入っているようにも観じました。もう一つの話はエンタープライズ号がある奇妙な星雲に接近して怪現象が起こり、それをピカード自らが修正のためにシャトルで出かけて危うく死にかけるという話で、意味不明でした。