
音楽メディアがレコードからCDに切り替わったのが1985年頃とすれば、既に36年も経っていることになります。最近アナログレコードがブームだそうですが、中古のLPを買うと良く内袋の開口部がジャケットの開口部と同じ方向になっているのを良く見かけます。こうしている人はおそらく内袋はジャケットの中に入れたままレコードだけを取り出すためにこうしているのでしょうが、その他何のメリットも無く、逆にデメリットがいくつかあります。
(1)レコードがある意味剥き出しに近く、ゴミが開口部から簡単に入ります。
(2)レコードの表面を指で触ってしまいやすくなります。指で盤面を触ると最悪そこにカビが生えたりする場合があります。そうではなくても手の脂でホコリをくっつけてしまうことになります。
(3)場合によってはジャケットからレコードが滑り落ちて、レコードを傷つけることになる可能性があります。
(1)のゴミ侵入対策という意味では、ジャケットの開口部と内袋の開口部を180°逆にするのが、効果としては最大です。しかしやってみれば分かりますが、中の内袋がくしゃくしゃにならないでこの向きに入れるのはかなり大変です。
ということでお勧めはジャケットの開口部と90°ずらして内袋の開口部を上向きにして入れることです。最初は入れにくいかもしれませんが、途中まで入れて、ジャケットの背をトンと叩いてやると慣性の法則で上手く入ります。
また時々内袋の角を45°に折って入れる人がいますが、これをやると最悪盤の表面に擦り傷を付けてしまう危険性があります。入れやすくするためにそうするのでしょうが、上述したように折らなくても綺麗に入れることが出来ます。



レコードのクーニング方法として、昔から一部の人の間で行われていたのが、レコードの表面に薄く木工用ボンドを塗り、乾いた後に剥がすと、ボンドにゴミがくっついて綺麗になるというやり方です。しかし今やこの方法のメリットはほとんど無く、逆にレコードを傷めてノイズだらけにする危険性があるので、100%お勧めしません。以下が理由:
スタートレックの第2シーズンの”The Trouble with Tribbles”を観ました。前に観た記憶があります。というか一般的には第1と第2シーズンの中ではもっとも有名なエピソードのようです。
「巨人の惑星」の”Our Man O’Reilly”を観ました。オライリーといういかにも田舎から出てきたばかりに見える男(O’Reillyは典型的なアイルランドの姓です)が、泥棒と間違えられてある私立探偵みたいな男に追われて、キャプテン達がいる森に逃げ込んできます。しかしオライリーは木の根につまづいてころんで気絶します。フィッチューがその時木の枝にはさまれて動けなくなり、皆でその枝を動かそうとしていた時オライリーが目を覚まし、キャプテン達をレプラコーン(アイルランドの伝説上の小人の妖精で、黄金のありかを知っているとされています。原子力潜水艦シービュー号でもレプラコーンが出て来る話がありました。)だと思い込みます。フィッチューが調子に乗ってレプラコーンの振りをしてオライリーに色々命じて半分召使いのようにします。オライリーは翌日マークが必要とするエンジン用のピストンに使うため、縫い針を買いに行きます。そこで昨晩の私立探偵みたいな男に会いますが、男は昨日の追跡は間違いだったと謝ってオライリーに酒をおごります。しかし男はオライリーがどうやらキャプテン達と集っていることを察知し、オライリーを利用して捕まえようとします。マーク達はエンジン修理に必要な工具を入手するため、ある宝石店にオライリーを忍び込ませます。それでオライリーは店主に見つかり撃たれそうになって争い、その店主を気絶させてしまいます。人の良いオライリーはキャプテン達にこれ以上悪いことを命令しないでくれと言い出します。キャプテン達はそこで本当の話をして、彼らを森の中まで運ぶことを頼みます。
