先日、91枚まとめて買った仏ERATOのLPの中に、なかなかの掘り出し物、希少品が混じっていました。マルセル・ランドフスキーの「オペラの怪人」!ランドフスキーは1915年生まれのフランスの現代音楽家で、一応無調音楽ですが、俗っぽいストラヴィンスキーという感じで分かりやすい音楽を書いた人のようです。文化相となったり世俗的に成功したためもあって、ブーレーズ一派からはかなり批判された人みたいです。また普通「オペラの怪人」の音楽といえば、ロイド・ウェッバーですが、ランドフスキーが曲を付けているとは知りませんでした。ランドフスキーとERATOは関係良好で、ERATOには同氏の録音が9枚ぐらいあるみたいです。(ちなみにWikipediaの表記はランドスキですがこの表記はおかしいと思います。Malinowskiがマリノフスキーまたはマリノウスキーと表記されることから考えても。)