t-maru製特製4層不織布マスクの作り方

私特製の4層不織布マスクですが、使ってみてなかなか調子良く、効果としても市販の不織布マスクよりもいいと思いますし、コストもそう高くありませんので、作り方を紹介します。すべて個人のアイデアに基づくもので、もし真似をされる場合は自己責任でお願いします。(以下写真はすべてクリックで拡大します。)

1.材料

左から、ウレタンフォーム製マスク、シャープ空気清浄機用フィルター用使い捨てフィルター、ワイプ用不織布です。ウレタンフォーム製マスクは3月11日頃Amazonで買ったもので3枚で990円。ウレタンフォーム製マスクは現在入手しにくいですが、良く探せばまだ売っている所があり、普通の不織布マスクよりは入手しやすいと思います。1枚で20回使えるとして、1枚当たりのコストは16.5円です。
シャープの空気清浄機用フィルターは別にシャープのでなくとも同様のもので清潔そうなものなら何でも使えると思います。一袋6枚入りで711円ですが、36枚取れますので、マスク1枚当たり19.8円です。
不織布はこれで無くても良いですが、このワイプオールX70の場合、50枚入りで711円で、1枚からマスク2枚分が取れますので、マスク1枚当たり7円です。合計で材料代は43円で、ほぼ平常時の不織布マスクの販売価格と同じくらいです。

 

 

 

 

2.作り方
不織布は真ん中からはさみで2つに切ります。切った片方で不織布層2層のフィルターになります。(この不織布は折りたたまれて2層になっています。)なお、これが口に接触する部分なので気になる方はアルコールで拭くなどしてください。どうしてもそこが気になる方は不織布ですので洗えますので、次亜塩素酸ナトリウムの希釈液(キッチンハイターなど)で消毒してもいいかと思います。

 

 

 

 

空気清浄機用フィルターは6等分にして、その内の1枚を使います。

ウレタンフォーム製マスク→空気清浄機用フィルター→不織布の順に重ねます。空気清浄機用フィルターと不織布は2つに折り目を付けておくと重ねやすいです。

重ねた3つの層を、ステップラー(ホチキス)で4箇所止めます。この際に針の曲がる方が外側になるようして止めます。顔の近くで使うものなので万一にも針が顔に刺さったりしないための配慮です。また上の線はマスクの鼻が当たる所の上端に合わせるようにします。

4箇所で止めたらこんな感じになります。

空気清浄機用フィルターと不織布で下部にはみ出た部分を3箇所ほどやはりステップラー(ホチキス)で止めます。

上部でウレタンフォーム製マスクの上端よりはみ出た部分をハサミでカットします。

以上でマスクの基本部分は完成です。簡単でしょ?更に密着性を向上させるためにノーズフィット機能を追加します。私は半田付け用のハンダを使いました。(太洋電機産業 電子工作用 Φ1.0mm SD-63、送料込みで605円)
写真の右にあるような被覆付きのワイヤーを使ってもいいと思います。

ハンダを10cmぐらいに切って、黒いビニールテープの上に貼り付けます。

ビニールテープに貼り付けたハンダを、ウレタンフォーム製マスクの裏側の鼻の所に水平に貼り付けます。

これで完成です。簡単だったでしょ?

付けてみた時はこんな感じです。別におかしな所はないと思います。

3.効果
付けてみてすぐ分るのは、ノーズワイヤと下部をステップラー(ホチキス)で止めたことにより、マスクの気密性がかなりあることです。またウレタンフォームは通常の不織布マスクのゴムが耳掛け部分だけなのに対し、全体でゴム性があり均等にホールドしてくれます。また市販の不織布マスクだと口とマスクの不織布との間の距離がかなりあるため、息を吸う際の負圧が分散し、結果的にマスクの横とか下の隙間からフィルターを通さない空気が入ってきますが、この自家製マスクは口がマスクの不織布に直接接触する感じになるため、吸った息のほとんどがマスクを通したものになっているように感じます。またフィルター層としてもウレタンフォームの層、空気清浄機用フィルターの層(これも一種の不織布と思います)、不織布2層と4層になっており、それなりのフィルタリング効果があると思います。また4層に重ねたことで静電気が発生しやすくなり、ほこりやウィルスをキャッチする効果が強まるのではないかと思います。また、空気清浄機用フィルター+不織布がウレタンフォーム製マスクの下部よりはみ出して下部をカバーしていますので、人にウイルスを撒き散らさないという意味でも咳をした場合などの飛沫が飛び散るのを防ぐ効果が普通の不織布マスクより高いと思います。
全体でアベノマスクに比べたら10倍以上こちらの方がウイルス感染を予防する意味も人にウイルスを移さないという意味でも効果が高いと思います。

4.メンテナンス
一度使ったら、空気清浄機用フィルターと不織布はステップラー(ホチキス)の針を外して捨てます。ウレタンフォーム製マスクは次亜塩素酸ナトリウムの希釈液(水3Lにキッチンハイターキャップ1.2杯くらい)で押し洗いした後2分程度漬けて消毒し、よく水洗いして塩素分を取り(呼吸器に直結してる箇所で使うものなので、これは重要です)、その後軽く絞ってさらにキッチンペーパーで水分を吸い込ませた後乾かします。1~2時間くらいで乾きます。ステップラー(ホチキス)を外すときにウレタンフォーム製マスクを破らないようにすれば、かなり何回も使えると思います。

ブックカバーチャレンジ撲滅運動

ブックカバーチャレンジですが、誰が始めたのか調べてみたら、元は海外で既に2018年7月にはあります。
 
もっと遡ると最初は、2017年で、「7日間に7枚の写真を」でかつ白黒写真でなければならない、というFacebookでのチェーン投稿タグだったようです。説明を付けてはいけない、はこの時から有り、また写真は人が写っているものはダメだったようです。
それが何で途中で本の表紙に変ったのかは知りませんが、要するに「読書文化の普及に貢献する」なんていう文句は後から誰かが適当に付けただけで、そんな目的は最初から無かったということが言えると思います。
 

こういうインチキが分っても、そして海外では2年前というインターネット上では大昔のチェーン投稿を未だにやりたい人は別に止めませんが、少なくとも「読書文化の普及に貢献する」なんて嘘を書くのは止めて下さい。

後、これは自明なんで書かなかったんですが、このチャレンジの参加者がルールに忠実に7日間毎日違う人にバトンを渡して受けた人も同じことをしたら、おそらく二週間くらいでFacebookのサーバーがパンクすると思います。パンクしなくても、在宅ワークの増加でインターネットのトラフィックが増加して問題になっている時期にやるべきことではないです。

P.S.
単なる写真から、本の表紙の写真に変った理由を推測するとこういうことかと。
元のルールは結構縛りが多く、(1)白黒写真(2)人が写っているものは不可(3)投稿者本人に関連した写真でないと不可、となっていたようです。
(1)はレタッチで白黒にすれば済む話ですが、(2)と(3)の縛りは結構大変で、それを7日間続けるとなるとかなりネタに苦しむことになると思います。それで誰かが「そうだ、7日間それぞれで読んだ本や雑誌の表紙ならいいだろう」と考えついたのだと思います。しかしながら、1日に1冊本(または雑誌)を読み、それを7日間続けるというのは普通の人にはハードルが高いと思います。そこでその7日間ではなく、その人の人生でその人に大きな意味を持った7冊、というのにルールが変った(多くの人が参加しやすいように作り替えられた)んだと思います。おそらく「読書文化の普及に貢献する」という嘘くさい説明は、新規に7冊ともかく読ませるというのであれば嘘ではないと思いますが、単に今まで読んで印象深い7冊を説明も無しで7冊分写真をアップするのに変った場合にはほとんど意味がなくなっていると思います。この推測は具体的な根拠はありませんが、十分ありそうに思います。ともかくこの変なチャレンジは途中で色々変っていって当初の意味が無くなっています。もしどうしてもやりたい方は、
(1)他人に振るのを最小限にする。
(2)説明無しで、というルールは単なる写真の時は意味があったかもしれないけど、本の紹介に変った瞬間にほぼ無意味になっているので無視し、その書籍が自分にとってどういう意義があったかをちゃんと説明する。

にしたらいいと思います。「ルールだから従わないと」という考え方は上記のような経緯が正しいのであれば、途中で方向転換してルールそのものが大きく変っていることを考えると滑稽以外の何物でもありません。

再度:七日間ブックカバーチャレンジは著作権侵害

もう一度書きます。「七日間ブックカバーチャレンジ」というものは、他人の著作物である本の表紙の写真を7日間に渡って何の本人の説明も付けずに自分の投稿として公開するというのをルールにしており、それは著作権者の公衆送信権の侵害になります。
本の表紙でたとえば単にタイトルと著者、出版社が印刷されているだけ、といったものは保護の対象になる著作物とは認められない可能性があります。しかし何らかの意匠としてデザインがあったり、絵・イラスト・写真を使っているものは明らかに著作物です。(これまで私が見た範囲ではほぼすべて著作物と認められるようなものでした。わかりやすい例ではコミックの表紙{当然絵入り}を上げた人もいました。)
そんなことを言ってもお前も普段やっているじゃないかという人もいるでしょうが、個人が自分の責任で勝手にやっているのと、不特定の集団が著作権侵害そのものをルールにしてチェーンメール的にやるのは意味が違うと思います。それに私がやっているのは本の紹介が主で写真は従であり、もし著作権者から写真を削除しろと言われたら従うつもりでやっています。(その場合はAmazonなどの販売サイトへのリンクに変えますが。)

それからフェースブックで友達限定だから私的使用の範囲内と言う方もいらっしゃいますが、フェースブックの設定はいつでも変更出来ますし、また友達限定といっても実際にはフェースブック側の人間も目にしているため、私的使用にはあたらないと判断しています。(証拠としては、フェースブックで他人の著作物の動画を友達限定で上げても、すぐフェースブック側から削除されます。)この手のものは多くの人がアクセス出来るサーバーに上げた瞬間に侵害になると理解しています。

このチェーンメールの目的に「読書文化の普及に貢献する」とありますが、本当に嘘くさいですね。こういうのをThe road to hell is paved with good intentions.(地獄への道は善意で舗装されている。)と表現するんでしょうね。

「若い力」と「栄冠は君に輝く」

「栄冠は君に輝く」を何度も聴いて、そういえば良く似た感じの歌があったと思ったら「若い力」でした。この歌調べたら1947年の石川県での国体の時の歌です。「栄冠は君に輝く」の詞は1948年で、作詞家の加賀大介さんは石川の人です。おそらく加賀さんは「若い力」の歌詞に影響されてその野球版を書こうとしたのでは、という仮説。もっと言うと、「若い力」の作詞は佐伯孝夫で、古関裕而と組んで多数の名曲の詞を書いた西条八十の弟子です。古関裕而→西条八十→佐伯孝夫→加賀大介→古関裕而という円環を成す不思議な人の縁です。

P.S. 2020年5月30日追記
佐伯孝夫は、古関裕而の戦時中のヒットした軍事歌謡である「ラバウル海軍航空隊」の作詞者でした。古関裕而はコロムビア専属、佐伯孝夫はビクター専属なので、通常この二人が組むことはあり得ないのですが、元々NHKからの依頼で実現します。それで最終的にはレコードとしてはビクターから発売されるのですが、コロムビアはその代償としてビクター専属であった信時潔の作曲したものをコロムビアのレコードにすることを条件としたそうです。しかし「ラバウル海軍航空隊」が大ヒットしたのに対し、信時潔の曲はあまり売れず、コロムビアは悔しがったということです。

ブックカバーチャレンジ?

野暮は承知で、今SNSで流行っている「(七日間)ブックカバーチャレンジ」っておかしくないですか?何か読書文化を広めるとかもっともらしい理屈が付けられています。しかし、本の内容を自分なりに紹介して、それの補足として画像が付いているんだったら私は自分でもやってますし、文句を言う資格はありませんが、この企画は単に表紙の写真だけ。それって正当な引用でもなく私的利用でもなく単に装丁家の著作権侵害だと思いますが。典型的な例を出せば私が好きな白井喬二の本の装丁を小村雪岱がやっているのがありますが、それは単なる工業的デザインを超えて完全にアートです。(別に通常の装丁にアート性が無いとは言いませんが。)読書文化に貢献したいんなら、コロナがどうのとは関係なく、普段から本を読んでそれをSNSとかブログで紹介すればいいと思います。

決定版「栄冠は君に輝く」

こういうCDを聴きました。古関裕而のあまたの名曲の中でもこの「栄冠は君に輝く」はベスト3にも入るものだと思います。また曲だけではなく、詞も素晴らしいと思います。作詞者の加賀大介さんは、石川の脚本家・作詞家ですが、ご自身が野球少年だったのをある試合で大怪我をし、右足の膝から下を切断しなければならなくなり、野球が出来なくなります。この歌詞の太陽の下で熱い戦いを繰り広げる若人への共感というのはそういう体験から来ているのだと思います。また3番の「美しくにおえる健康」というちょっと不思議な表現も、加賀さんの経験を考えるとよく分ります。
ちなみに加賀さんはあのゴジラ松井と同じ小学校の出身で、地元では松井は加賀さんの生まれ変わりではないか、という説があるそうです。

NHK杯戦囲碁 小池芳弘5段 対 中野泰宏9段


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が小池芳弘5段、白番が中野泰宏9段の対戦でした。黒の右辺の構えに白が割り打ち、黒は右下隅でかかった白に掛けた後押していって厚みを築き右辺の白を攻めました。白はその黒の厚みに対して覗き、黒は継がずに反発しました。その後、右上隅で黒が掛かりっぱなしの白を挟み、白は隅でツケ切って捌きに行きました。黒は隅で下がって抵抗しました。一転して白は上辺の黒に付けて行きました。結果として白は右上隅の黒地を減らして中央に顔を出しました。右上隅は黒が手を入れたので黒地確定かと思いきや、まだ後で白からの利かしが残っていました。黒は右上隅から中央に顔を出した白と左上隅の白の間を割き、左上隅に三々の置きを打ちました。白が左辺から押さえて、黒はしつこく右辺から2線に下がってワタる手を見せましたが、白はここで渡らせる方針に切り換えました。黒はこの左上隅からの白を狙って利かしに行きましたが、白に渋く隅の2線へのヘコミの好手で受けられ、黒の攻めは空振り気味でした。しかし黒は自分の石を愚形にしてまで攻めを継続し白に断点を継がせました。この石を攻めつつ、右上隅の白を包囲し、白が右上隅の黒2子を取り、これで活きかと思いきや、放り込んで下がる手が有り、白は一眼しかありませんでした。結局中央でも一眼が出来ず、右上隅の白は全部取られてしまいました。この後、白は右下隅を打ちましたが黒は無理せず手堅く打ち、白の投了となりました。

次亜塩素酸水のチェック事項

次亜塩素酸水は、見た眼は水そのもので、臭いもほとんどありません。
なので、もし購入してもチェックのしようが無いですが、簡単には次の点ぐらいはチェックした方がいいと思います。

次亜塩素酸試験紙(高濃度用)
これでその製品が自称している有効塩素濃度が本当にあるかどうかチェックします。
この試験紙は200ppmが上限なので、それ以上の濃度の場合は薄めて測定します。

pHメーター
微酸性の次亜塩素酸水ならpHは5~6.5位の弱酸性の筈です。これが7以上のアルカリ性だったら、それはおそらく電解次亜水など似て非なるものです。

次亜塩素酸水の製造コスト

イプロスで「次亜塩酸水製造装置」で検索して出て来るメーカーで、コアテックという会社の「微酸性次亜塩素酸水生成装置コア・クリーン25」という製品のHP(別にこれを推奨している訳ではなく単なる例です)によると、1Lあたりの原料コストは1.5円です。装置自体が公称価格が40万円です。この機械で100,000L作れると仮定した場合(単なる電気分解装置ですから、そう簡単に壊れるとは思えません)、1L製造のコストは、5.5円です。仮に10,000Lしか作れないとしても41.5円です。これに電気代を加え更にボトルに詰め等のパッケージコストを足しても、トータルでの原価が100円を超すことは考えにくいです。
先日Amazonで買ったジアナインの価格が1Lで2,750円です。これは塩素濃度200ppmなので80pmに換算すると2.5で割ればいいので、80ppmにして1Lが1,100円ということになります。いかにデタラメな商品かがこれでご理解いただけると思います。(馬鹿高い価格はもっともらしいHPの作成コストなどに使われているとも考えられますが。)

日経ビジネスの次亜塩素酸水に関するデタラメ記事

この日経ビジネスの次亜塩素酸水に関する記事日経ビジネスの次亜塩素酸水に関する記事(注:会員限定記事)はひどいです。
化学の世界では二酸化炭素と一酸化炭素は大違いといいながら、「プールの消毒に、強い塩素の代わりに食塩水に近いものを入れるようなものと思う。」などという科学的にみたらデタラメな事を書いています。大体、殺菌効果が高いとされている次亜塩素酸水は微酸性次亜塩素酸水であり、それは食塩水だけでなく塩酸も使います。

次亜塩素酸水について怪しげな商品かつ暴利をむさぼる商品が多いのは事実ですが、次亜塩素酸ナトリウムのコロナウイルスに対する殺菌力を認めるのであれば、次亜塩素酸水のコロナウイルスに対する殺菌力を否定するのは非科学的と思います。何故ならどちらも塩素の酸化力で殺菌しているからです。何故次亜塩素酸水の方が次亜塩素酸ナトリウムより殺菌力が高いのかという理由は、化合物である次亜塩素酸ナトリウムより、次亜塩素酸水の方が次亜塩素酸の比率が液体中で高く、より有効に塩素の殺菌力が働くということだと思います。

元素表の第17族の中のフッ素、塩素、臭素、ヨウ素というのはいずれも高い酸化力を持ちそれによる殺菌力があります。フッ素は歯に塗って虫歯予防として使われますし、塩素は次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素水の殺菌成分、臭素は塩素系殺菌剤では効果が出ない下水などの殺菌に使われます。ヨウ素はここで何度か紹介したポビドンヨードやヨードチンキの殺菌成分です。

上記訂正:
塩素イオン(Cl¯)自体に酸化力があるのではなく、次亜塩素酸(HOCl)が全体として+1の電荷を持ち、次亜塩素酸中の塩素がCl¯になる際に他の物質から2個の電子を奪うというのが殺菌作用の実態になります。ここを参照。塩素イオン(Cl¯)に殺菌力があるんだったら、食塩水は殺菌性があるのか、という反論を受けることになります。
なお、酸化することが何故ウィルスや細菌を殺すのかということについては、ウィルスや細菌の組織を分解するということだと思いますが、詳しいメカニズムははっきりとは解明されていないようです。