

中華真空管プリアンプの入力が2系統しかなく、かつその2つの切換えが安物の押しボタンスイッチでイマイチです。私は家では、(1)SACDプレーヤー(2)PC(USB-DAC)(3)NAS型ネットワークサーバー+USB-DACという3種類の入力が最低限必要になります。
それで最初、かなり以前に買ったオーディオテクニカのを含め、市販のものを3種類試しました。オーディオテクニカのはかなり古くて接点がもうかなり酸化しているんじゃないかと思い、パス。続いて中国製の1900円のを買いました。これはコンパクトなのはいいですが、中を開けたらPC基板を2つ使ってその間をいわゆるフラットケーブルで接続しています。オーディオ用には普通フラットケーブルは使いません。何故なら平行配線の極地で誘電容量が上がり音質劣化になるからです。実際にこれで聴いたハイレゾのピアノの音はイマイチでした。続けて12,200円もしたラックマンのを試してみました。しかし中を開けたら、驚いたことに、フラットケーブルこそは使っていませんが、構造は1900円の中華切換器と同じです。(というか中華の方が真似したんでしょうけど。)中の配線も細くてイマイチでした。音質も中華切り換え器よりはマシですが、やっぱり音が劣化しているように感じました。(負のプラシーボ効果というのもあるので、本当に劣化しているかは不明です。)
それで市販のものが無いならロータリースイッチや3投式(ON-ON-ON)トグルを使って自作しようかと思いましたが、配線が結構面倒だし、スイッチの細い端子にオーディオ用の太いワイヤーを半田付けするのは結構大変です。それで発想を変えて作ったのが下のもの。超原始的に手動で30cmのRCAケーブルを切り替えるだけですが、こちらの方は音質劣化が非常に少ないように思います。問題は演奏中に切り替えるとポップノイズが出ることですが、一応普段も切り替える時はボリューム絞ってやっていたので問題ありません。使ったのはタカチのケース、RCAの延長用のメスーメスソケット、30cmのRCAケーブルです。穴はドリルで開け、その後ハサミの片方の刃でぐりぐりやって拡げ、ゼリー状瞬間接着剤で固定しました。

クライヴ・ドナー監督の「クリスマス・キャロル」を観ました。良くご存知の話の1984年のアメリカでのTVドラマです。
巨人の惑星の”Return Of Inidu”を観ました。出だしはアングロサクソン系が大好きなオカルトタッチで、地球人達が嵐の中でたまたま見つけた一軒家がまるで幽霊屋敷で、変な光が部屋の中を飛び回ったり、おかしな声が聞えたりします。実はここには、マジシャンのイニドゥが隠れていて、お化け屋敷は彼が侵入者を撃退するためのトリックでした。イニドゥは人気のあるマジシャンでしたが、ある時ステージでマジックに使った一般人を死なせてしまい、捕まり2年間の懲役になりましたが、脱走してこの屋敷に隠れていました。イニドゥは地球人達に対してお互い警察に追われている身だからと好意的で、ロリポップキャンデーを出してくれたりします。その内に若い男がこの家にやって来て、誰もいないと思って何かを家捜しし始めます。地球人達はイニドゥの装置を使ってお化け屋敷を演出し、この男を一度追い出します。しかし外でイニドゥがこの男に会って、再度この家に連れてきます。この男は実は昔のイニドゥのアシスタントで、イニドゥが持っている「魔法の書」(全てのトリックのネタを書いた本)を奪おうとしていました。そして乾杯しようとしてワインを出しますが、イニドゥのグラスの中に毒を入れます。地球人達は何とかイニドゥがそのワインを飲むのを阻止し、イニドゥにも毒が入っていることを紙片に書いて告げます。若い男はその内本性を出し、イニドゥを縛ってマジックを使えないようにします。そして実は人が死んだ事故は彼がイニドゥを犯罪人に仕立てるため仕組んだものであったことを告白します。その告白をフィッチューが上手くテープレコーダーに録音します。その内警察がやって来て、若い男がイニドゥが脱走犯であることを告げますが、その内テープレコーダーが再生され、真犯人がばれて…という話です。まあそれなりに面白かったですが、「巨人の惑星」である必然性があまり無い話でもありました。








スタートレックのファーストシーズンの”This Side Of Paradise”を観ました。エンタープライズ号はオミクロン・セッティの第3惑星に向かいます。そこには地球からの入植者がいましたが、3年前に強い放射線が降り注ぐという天災があり、おそらくは全員死んだものと思われていて、その調査のためでした。しかし、惑星の表面に降りたって見ると、150人くらいの生存者がおり、皆ここは天国で何を植えても問題無く育つと言います。その生存者の中に昔のスポックの知り合いレイラも居ました。レイラはスポックを愛していましたが、昔のスポックの反応は冷淡でした。ドクター・マッコイが全員の健康状態をチェックすると、教科書に載っているもっとも良い例のように、全員の状態がパーフェクトでした。しかしエンタープライズ号のクルーは、この星には動物がまったくおらず、昆虫さえも見つけられないことを発見します。スポックはレイラに野原に連れ出され、そこで百合のような花の前に立った時に、花から胞子を含む水が吹き出してそれを顔に浴びます。しばらく苦しんでいたスポックでしたが、幸福感に満ちあふれた状態になり、レイラと素直な恋愛感情を交わし合います。しかし、カーク船長の命令には従おうとしません。実は宇宙を漂っていた植物がこの星を見つけ、そこでの人間に対し、完璧な健康管理と不死の状態、および精神の安定という天国のような状態を作り出し、その代りにその植物が人間の中で共生するようになっていました。この植物はエンタープライズ号にも持ち込まれ、胞子が空調を通じて機内に拡がり全員がスポックと同じ状態になり、次々に惑星に降り立って行きます。カークだけが何故かその植物の影響を受けていませんでしたが、船内でその植物から胞子の噴射を受けカークもまた幸福状態になります。しかし、カークは船長としての使命を思い出し、強い感情を持てばその胞子が効かなくなることを発見します。カークはスポックに嘘を言ってエンタープライズ号に連れ戻し、そこでありとあらゆる侮辱の言葉(お前の父親はコンピューターだ!のような)を浴びせます。温厚で感情をコントロールしているスポックもさすがに怒り、カークと争いになります。その中でスポックはその怒りの感情により元に戻ります。スポックはレイラに自分はこの船を守る義務があるといい別れを告げます。レイラはそれに対する感情で、胞子のコントロールから元に戻ります。カークとスポックは強い超音波を発する装置を作り、それによって入植者とクルー全員を元に戻します。その惑星を去るとき、マッコイが「我々は再び楽園から追放されたのだろうか」と言い、カークは「例え試練があってもそれに歯を食いしばって立ち向かうのが人間だ」と答えます。この回では珍しいスポックのラブシーンが見られました。