シロチドリ

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チドリの仲間で、もう一種、シロチドリです。眼の間が白い毛で覆われています。夏に日本で繁殖する夏鳥です。ゴカイや昆虫を食べ、千鳥足歩きをします。三重県の県鳥です。

コチドリ

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シギ・チドリの仲間のコチドリです。よく似たのにメダイチドリというのがいますが、いつもこのコチドリとメダイチドリって名前が逆じゃないかと思います。眼の周りの黄色いリングが特長で、眼が大きく見えます。夏期に日本で繁殖する夏鳥です。水辺で昆虫や節足動物を食べます。俗に言う「千鳥歩き」というジグザグ歩きをします。

ミヤコドリ

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謡曲「隅田川」に登場する都鳥は、現在のユリカモメのことだと言われています。
現在、ミヤコドリと呼ばれる鳥は、これです。上野動物園にて撮影。シギチの仲間です。

ダイシャクシギ

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シギ・チドリの仲間の中でも、ホウロクシギと並んで大型なのが、このダイシャクシギです。名前の通り大きなクチバシを持っています。このダイシャクシギは英語ではcurlew(カーリュー)と言います。鳴き声から来ている名前みたいです。イギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンに、「カーリュー・リヴァー」というオペラ作品があります。直訳すれば「ダイシャクシギのいる川」になります。実はこのオペラは、日本の謡曲「隅田川」を翻案したものです。隅田川に都鳥が登場しますが、この都鳥は現在のミヤコドリのことではなく、ユリカモメのことだと言われています。ですが、ブリテンは文字通りミヤコドリ(シギ・チドリの仲間です)だと解釈して、同じシギ・チドリの仲間でイギリスにもいるダイシャクシギを選んでタイトルにしたんだと思います。いわば勘違いから生まれたタイトルです。

タカブシギ

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2007年8月25日に、谷津干潟の観察センター横の淡水池で撮影。タカブシギです。漢字で書くと鷹斑鴫です。名前の通り、羽に鷹の羽のような斑(ふ)模様があります。比較的珍しいシギです。

キョウジョシギ

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キョウジョシギです。漢字では京女鴫と書きます。茶色と黒の羽模様が京都の女性の着物のようだ、ということでつけられた名前です。日本へは春と夏の2回渡ってきます。2番目の写真は猛禽類の襲撃におびえて身を隠そうとしているものです。