ブックカバーチャレンジ撲滅運動(補足)

七日間ブックカバーチャレンジについて色々と調べていて、チェーン投稿が何故いけないのか、昔と比べてネットワークの容量は格段に上がっているという意見の人がいました。

しかしこの意見を論駁するのは極めて簡単です。このチャレンジは一人が完遂すると、新たなチャレンジャーを7人産むことになるので、一世代で参加者が7倍になります。それが12世代後にどうなるかというと、極めて簡単で
7^12=13,841,287,201→138億以上。現在の世界の人口は77億人なのでそれを簡単に超えてしまいます。そこまで行かなくてもそれだけの大人数が写真付きの書き込みを7回行なえば、どんな大容量ネットワークのリソースでも簡単にパンクします。要するにネズミ講(無限連鎖講)と同じことです。

実際には途中でバトンを渡されても断ったり、あるいはルールに忠実に毎日誰かに振るというのをやらない人が多いのでそんな単純なパンクには結び付かないでしょうが、そういう危険性についてはきちんと理解して流行りだからと乗せられないようにすべきと思います。

今この時期に急に海外で2年以上前に行なわれていた変なチャレンジが流行りだしたのって、それこそロシアが2016年のアメリカ大統領戦に干渉したのと同じような、どこかの工作ではないのかと勘ぐりたくなります。

確定申告の還付でドッキリ


先月申告した確定申告についてのメッセージで添付画像のようなのが来て、「え?これは何?まさか税務調査?」と思いましたが、提出の時に2回送っている(一部修正があったので)のですが、その最初のを取消しました、というだけでした。

Pythonの入門書

こんなの買っちゃいました。実は明日外部での研修で「Iotによるセンサープログラミング」というの受講するんですが、使うPCがラズパイで、言語がPythonなんです。センサーから受信した情報を処理するだけなんで、大したプログラミングではないと思いますが、一応レファレンス代わりにと思って。もっと安いのにしようかと思いましたが、そうするとPythonの本はプログラミング初心者用が多すぎて結局高くてもオライリーの方がいいだろうと言うことで。
Pythonは前も書いたことがありますが、昔これで書かれたLinux用のメーリングリストを使っていましたが、非常にメモリーを食うし、動作が重いという印象を持っていて、イマイチ好きになれませんでした。ただ、最近Excelファイルの処理の自動化をするのに、時代遅れのVBAではなく、Pythonでやっている例があるみたいなので、そっちにも使えないかと思っています。ご承知の通り、今のExcelはZIP圧縮のXMLファイルのテキスト(Open XML)なんで、一々Excelを立ち上げて処理しなくても、ファイル自体をいじることが簡単に出来ます。

令和元年分確定申告終了。

令和元年分の確定申告が無事終了しました。
今年は医療費がかなりかかったので、約9万円の還付になりました。(所得税の予定納税の2回分の合計が、本来の納税額をオーバーしたというだけで、源泉徴収以外の所得税がマイナスになった訳ではありません。)
去年からe-taxでやっています。それで去年はデスクトップのソフトウェアをダウンロードしてインストールしそれで作成したのですが、これがひどいソフトで前年の確定申告作成コーナーの保存データも読み込めず、しかも足し算はやってくれるけど引き算はやってくれず、さらに普通は自動計算で入力される各種控除額等も全部手動で入れる必要があって大変でした。今年はしかしWebの作成コーナーで作ったのがそのままe-tax送信出来て楽でした。ただ、未だにブラウザーがIE11かEdgeだけ(マイナンバーカードをカードリーダーで読みこんで電子署名して申請する場合)、というのは止めて欲しいですが。(IDとパスワードを使った申告の場合は、IE11とEdge以外のブラウザーも使えるみたいですが、そのIDとパスワードをもらうためには、一度所轄の税務署まで行って本人確認をしてもらう必要があります。)
今回還付になったので支払いの必要はありませんが、最近はWebでクレジットカードで納税出来るので、まったく外出せずに納税を済ませることが出来ます。ただデメリットはカード払いの時はかなり高い手数料を取られることです。(納税額10万円で800円弱くらいです。)

ブログサイトの改ざん

「日本マックス・ヴェーバー研究ポータル」のサイトですが、1月2日の早朝、ハッキングされて一部のコンテンツを書き換えられて、アクセスするとフィッシング詐欺サイトに飛ばされるようになってしまいました。
現在、一旦ブログ自体を全部削除して再構築中ですが、新年早々トホホです。

1月3日0時10分、ようやく復旧しました。バックアップ用のSQLファイルからリストアしましたが、何故かwordpressでは表示されず、全コンテンツを手動でアップし直すことになりました。

中世ラテン語辞書ソフト

ヴェーバーの「中世合名会社史」を訳す上で、中世ラテン語の辞書を探していたのですが、ちゃんとしたのは六分冊で一冊が1万円以上でちょっと手が出ません。それでAmazonのアメリカサイトを見ていたら、一冊で150ドルくらいのがあったので注文。今日届いたら本では無くてソフトウェアでした。それで必要スペックを見たら「Windows 98以上」とか書いて嫌な予感がしましたが、インストール後起動したら見事にエラーで動かず。それでネットで調べてプロパティーの互換性でWindows XP SP2互換モードで動かしたら無事に動きました。ヤレヤレ。

ドイツ語でのGoogle翻訳の実力

ドイツ語→日本語のGoogle翻訳がヴェーバーの文章にどこまで通用するかやってみましたが、まったく箸にも棒にもかからない結果となりました。
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原文
Dogmatisch ist der grundsätzliche Unterschied zwischen der Societas des römischen Rechts und der wichtigsten Gruppe der modernen Gesellschaftsformen, der handelsrechtlichen, speziell der offenen Handelsgesellschaft, oft erörtert und genügend aufgeklärt. Historisch ist die Entwickelung der modernen Grundsätze aus dem Verkehrsleben der Mittelmeerländer, speziell Italiens, von wo aus der internationale Handelsverkehr sie als für sich praktikabel allgemein übernahm, in den Hauptzügen klargestellt.

Google翻訳
独断的に、ローマ法のソシエタと現代社会の最も重要なグループである商法、特にオープンな商社との間の根本的な違いは、しばしば議論され、啓発されました。 歴史的には、地中海諸国、特に国際貿易が一般に実用的であると認めているイタリアの輸送生活からの現代原則の開発は、主な特徴で明らかにされてきました。

t-maru訳
法教義学的には、ローマ法のソキエタスと近代商法における会社形態の中でもっとも重要な集団との、特に合名会社との原理上の相違点については、しばしば詳細に論じられまた十分に解明もされてきた。法制史上では、そうした会社形態の近代的原理の発展は、地中海沿岸諸国、とりわけイタリアの諸都市国家における、交易を主体とした生活の中から生まれて来たのであり、それらの会社形態の原理は国際交易の上で実用的に必要なものとして把握され、その主要な特性としてこれまで解明されてきたのである。

オライリーの動物表紙本 (Laravel)

久し振りにオライリーの動物表紙本を購入。
会社でPHP+Laravel+MySQLで業務システムをベースを業者に作らせてそれを私が少しずつ改造しています。
その過程で出てきた問題について、手持ちの日本語の本2冊はまったくといっていいほど役に立たず。まあWebで大体は事足りてはいますが、きちんとまとまった知識を得るために購入しました。
単にPHPだけでゴリゴリ書くのと、Laravelを使うのの比較ですが、Laravelを使った場合、
(1)データベースの操作が簡単。データベースをそのままオブジェクトとしてPHPの中で扱え、ベタにSQL文を書く必要が無い。データベース自体の作成も、php artisan migrateで簡単に出来る。
(2)入力データのバリデーションが簡単。最初から豊富なValidationのライブラリーが用意されています。一般にPHPだとこの辺りをはしょってしまう場合が多く、その場合使えないゴミデータだらけのデータベースを作ってしまうことになります。
(3)認証関係の実装もきわめて楽。基本的にコマンド一発と若干のrouteファイルの変更のみで、認証、ID登録、パスワード変更などが利用出来る。
欠点としては
(1)大したことをやらなくても、かなりの数のファイルを入れる必要があり、容量的には無駄が多い。
(2)今回作ったのは小規模なシステムなんで問題にはなっていませんが、ベタPHPに比べると処理速度的には不利で、他のフレームワークと比べても遅いという評判。
(3)やたらと更新されている。

まあ遅くて重いPythonが今もてはやされている状況なんで、これらの欠点は大きな問題ではないと思います。
(3)は逆に言うと広く使われている証拠とも言えます。今回買った本は2019年春の第2版であり、Ver.5.xに対応。(現在最新版は6.0)

I-OデータのNASのトラブル/ファームウェアのアップ失敗

I-OデータのNASのHDL2-AA4/Eを家でも会社でも使っていますが、(家は4TB{RAID1なので使えるのは2TB}、会社が8TB{同4TB})どちらのものも本日ファームウェアのアップに失敗し止まっていました。
もしお持ちならNASが動いているかどうかチェックした方がいいです。