e-taxによる確定申告の注意事項

昨年マイナンバーカードを作り、またカードリーダーも買って、税務署にe-tax開始の申請も行っています。それで昨日確定申告を初めてe-taxでやりました。(確定申告自体は12回目くらい。)実はe-taxをやりたい人はマイナンバーカードもカードリーダーも今年1月から不要になっています。国税庁の確定申告作成コーナーに行くと、画像のように2つの方式を選ぶようになっています。私はマイナンバーカードを持っていますので、左のでやりましたが、これがひどい。まず今時対応ブラウザがIE11だけです。しかもIE11そのままでは動作せず、さらにプラグインみたいなのをインストールする必要があります。右のIDとパスワードだったらChromeにも対応しています。大体こんなのを認めるんだったら、マイナンバーカードを作る必要もなく、カードリーダー(大体2000円~2500円くらい)も不要で、馬鹿にしてるとしかいいようがありません。
しかも私は、e-taxアプリというのをダウンロードして、それで書類を作り始めたんですが、これがまたとてもひどいです。昨年までの確定申告は確定申告作成コーナーで作って印刷して税務署に持って行っていました。このアプリではその去年のデータを読み込ませることがまず出来ません!おそらくWebの方でやれば出来るんだと思います。他にも、このアプリは合計程度は自動計算してくれますが、何故か引き算はやってくれなかったり、また基礎控除みたいに全員同じ金額のものも数字が自動的に入らず全部自分で入れる必要があります。私は結局Web版も併用してそちらで出てきた数字をアプリの方に転記しました。本当に馬鹿みたいな作業です。また何故か一つのセルに上下2つの入力窓があって、一体何が違うのかもさっぱり分かりません。マイナンバーカードの方も、暗証番号が2種類あって、1つは4桁数字のPINコード、もう1つは市役所などでマイナンバーカードをもらう時に登録した普通のパスワードです。これの使い分けが良く分からず、やたらとパスワード入力を求められ、どちらのパスワードなのかを一々確認する必要があります。
また、提出する書類も必要な書類だけを最初から提示してくれるのではなく、40種類くらいの色々な書類がずらずらリストで出てきて、それを一々自分でチェックして必要書類を作成しないといけません。

これから、e-taxをしようとする方は、

(1)マイナンバーカードもカードリーダーも無駄な投資になりますので買わないように。
(2)e-taxをするなら、アプリではなく、Webの作成コーナーで作業してください。

私からの老婆心的アドバイスです。

phpのバージョンアップ(5.4→7.3)

WordPressが、「phpのバージョンが古すぎる!」とメッセージを出してきてうるさいので、バージョン5.4から7.3に一気にバージョンアップしました。

手順は
https://mekou.com/linux-magazine/centos7%E3%81%ABphp5-55-67-07-17-2%E3%82%92yum%E3%81%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB/

に従いました。別のサイトではphpを一回全部削除してから新しいバージョンを入れる方法が紹介されていましたが、こちらの方法だと元のを残したまま、yumのupdateでバージョンアップ出来ますので簡単ですし、サイトが止まる時間も短くて済みます。

アクセス出来なくなっていました。

私の住んでいる集合住宅への光ファイバーの引き込み線が何かの原因で断線した、ということで、12月8日(土)の13時頃から、12月10日(月)の15時くらいまで約50時間、このブログへアクセス出来なくなっていました。サーバーは今回まったく問題ありません。

ラズベリーパイで128GBのmicroSDを使う

今回最初に買ったラズパイのセットについていたマイクロSDは32GBで、何かサーバーを構築するにはちょっと少ないという感じです。(プログラミングの勉強とか、電子部品の制御とかに使うんだったら十分だと思いますが。)なので、マイクロSDの128GBのものを購入し、それにRaspbianをインストールしてみました。
普通にやってはまるのは、ラズパイがFAT32のフォーマットしか受け付けないことです。そして、今のWindows上では、FAT32は32GiBまでしか使えない制限がかかっています。このため、そうした制限が無かった時代のフォーマッターを使う必要があります。私が使ったのはバッファローのDISK Formatterの2.08というものです。後、フォーマットする時に、ボリュームラベルを”RASPBERRYPI”にしないと、インストール時にリサイズのエラーが出ます。
概ねここに書いてあった情報が正確で役に立ちました。

Raspberry Pi 3 b+を買いました。

ラズベリーパイを買いました。3のb+というので多分最新版だと思います。ラスペリーパイについては以前から知っていました。一つは私の担当のお客さんであったアールエスコンポ-ネンツが日本での総代理店をやっていたので、そのDesignSparkというユーザー向けサイトで良く特集みたいなことをやっていました。もう一つは以前(2014年)に、ある大学で行われたマイクロマウスの大会を私が勤めている会社でスポンサーをやったので、見学に行き、その終了後のパーティーでラスペリーパイ(ラズパイ)がマイクロマウスに沢山使われていることを知りました。その同じ時にラズパイでLinuxを動かすのが流行していることも教えてもらいました。
今回買った3b+はその当時のものから比べて非常に進歩していて、CPUは1.4GHz(中味はARMです)、メモリーが1GB、USB2.0ポートx 4、HDMI端子、無線LAN(2.4G、5G対応)、もちろん有線LANもあり1000BASE-Tです。つまり、ほとんどちょっと前の普通のPCという感じです。HDDはついていませんが、私が買ったセットにはSunDiskの32GBのマイクロSDがついています。
ところが最初に買ったのはトラブって、Debianの起動までは行ったのですが、その後すぐにブラックアウトしてしまい、まったく起動しなくなりました。おそらくハードウェアの不具合ではないかと思います。それでそれは返品し、同じものを買い直したら今度はうまく行きました。
まだ何をこれでやるか決めていませんが、一つには会社で新人に対するLinuxの学習ツールとして使えないかと考えています。

このブログの10月のアクセス状況

ここのブログの10月のアクセスは特に前半が好調で閲覧数が2万を超すかなという勢いでしたが、後半やや失速しました。
それでも、訪問者が前月比で36%アップ、閲覧数が10%アップです。一人の訪問者が見る平均ページ数がちょっと前は10ページ近くありましたが、10月は4ページちょっとぐらいに落ち着いています。

SSDの状態チェック

新しいサーバーのSSD、やはり寿命が実際どうなのか気になるので、smartcontrolsというSSDの状態チェックをするソフトをソースからインストールしました。(ソースをコンパイルするには、CとC++のコンパイラが必要。
# yum install gcc gcc-c++ でインストール出来ます。)
結果は以下で、さすがにまだ買ったばかりで何の問題もありません。
==============================================
smartctl 6.6 2017-11-05 r4594 [x86_64-linux-3.10.0-862.14.4.el7.x86_64] (local build)
Copyright (C) 2002-17, Bruce Allen, Christian Franke, www.smartmontools.org

=== START OF READ SMART DATA SECTION ===
SMART Attributes Data Structure revision number: 1
Vendor Specific SMART Attributes with Thresholds:
ID# ATTRIBUTE_NAME FLAG VALUE WORST THRESH TYPE UPDATED WHEN_FAILED RAW_VALUE
5 Reallocated_Sector_Ct 0x0033 100 100 010 Pre-fail Always – 0
9 Power_On_Hours 0x0032 099 099 000 Old_age Always – 316
12 Power_Cycle_Count 0x0032 099 099 000 Old_age Always – 19
177 Wear_Leveling_Count 0x0013 100 100 000 Pre-fail Always – 0
179 Used_Rsvd_Blk_Cnt_Tot 0x0013 100 100 010 Pre-fail Always – 0
181 Program_Fail_Cnt_Total 0x0032 100 100 010 Old_age Always – 0
182 Erase_Fail_Count_Total 0x0032 100 100 010 Old_age Always – 0
183 Runtime_Bad_Block 0x0013 100 100 010 Pre-fail Always – 0
187 Reported_Uncorrect 0x0032 100 100 000 Old_age Always – 0
190 Airflow_Temperature_Cel 0x0032 075 062 000 Old_age Always – 25
195 Hardware_ECC_Recovered 0x001a 200 200 000 Old_age Always – 0
199 UDMA_CRC_Error_Count 0x003e 100 100 000 Old_age Always – 0
235 Unknown_Attribute 0x0012 099 099 000 Old_age Always – 14
241 Total_LBAs_Written 0x0032 099 099 000 Old_age Always – 266356686

サーバー2台体制に

ここの所、アクセスが急に増えてきて、またWordPressへの投稿数も1300を超えて、ちょっとサーバーへの負荷が気になってきました。ハードディスクの故障などでサーバーが飛んでしまうと、(1)新しいマシン(PC)の発注から配達まで3日ぐらい(2)サーバーの再構築に2~3日で、結局5、6日の間はサーバーが使えず、メールも受信出来ません。これではイマイチかな、と思い、まだ今のサーバーが十分新しい(2018年3月から使用)内に、もう一台同じ構成のサーバーを作って、2台体制で行くことを決めました。これならメールが止まることはないですし、またWordPressの記事の入れ替えもおそらく1日もかからないでしょう。
新しいサーバーマシンは、ちょっと値は張りますがHDDではなくSSDにしました。容量1GBでMLCです。SSDは家でも会社でも使っていて、最近のものの安定性は確認済みですので、HDDより長持ちしてくれることに期待しています。さらにはメモリーも16GBにしました。この位大胆にいいスペックでブログを運用出来るのが自宅サーバーのいい所です。電気代もかかりますし、はっきりいってレンタルサーバーに比べ経済的なメリットはないですが。いい加減にAWSなどへのクラウドに移行することも考えてはいますが、それなりのスペックのコースを選ぶと大体月のコストが1万5千円から2万円くらいかかるので、躊躇しています。多分実用最低限の仕様にすればもっと安くなるのでしょうが。まあクラウドはこれからどんどん低価格化すると思いますので、それからゆっくり移行すればいいかなと思っています。

今回のマシンのスペック詳細です。
OS CentOS 7.5
CPU インテル Core i7-8700 (3.20GHz-4.60GHz/6コア/12MBキャッシュ)
CPUファン 静音パックまんぞくコース (高性能CPUファンで静音化&冷却能力アップ)
CPUグリス ノーマルグリス
グラフィック機能 インテル UHDグラフィックス630 (CPU内蔵)
電源 400W 静音電源 80PLUS
メモリ [カスタマイズ] 16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル)
ハードディスク/SSD [カスタマイズ] Samsung 1TB SSD(860 EVOシリーズ, 読込速度 550MB/s, 書込速度 520MB/s, 3bit MLC)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)
サウンド マザーボード 標準 オンボードHDサウンド
ケース Diginnos EM041 ミニタワーケース (MicroATX)
フロントケースファン 12cm 静音ケースFAN (約1300rpm)
リアケースファン 12cm リア 静音ケースFAN
5インチオープンベイ 5インチオープンベイ 追加なし
LAN ギガビットLANポート x1 (マザーボードオンボード)
IEEE1394 IEEE1394 無し
マザーボード インテル H370 チップセット マイクロATXマザーボード
入出力ポート 背面:USB2.0 x2 USB 3.1 Gen1 x3 (Type A x2+ Type C x1) USB 3.1 Gen2 x2 (TypeA)

Count Per Dayで投稿の本文が表示されなくなる

プラグインのCount Per Dayが最近アップデートされた後(3.5.7から3.5.8に)、これを有効にしておくと、トップページで投稿の本文が表示されなくなりました。取り敢えず今はプラグインをバックアップから元の3.5.7に戻したら問題無くなりました。

Count Per Dayのサポートページにも同じような情報がありました。

オムロンのUPSの自動シャットダウン設定ソフト(Linux用)

会社のサーバーにはEatonのUPSを付けました。会社のなんで、一応ちゃんと停電時の自動シャットダウン設定をしました。(OSはLinuxでCentOS7.5です。)
そっちでうまく行ったので、今度は家のオムロンのUPS(BY50S)の自動設定をやろうとしたんですが(今までは単なる瞬停対策として自動シャットダウン設定はしていませんでした)、これがかなりの難物というか、かなり信じられないような出来損ないでした。
まず、Linux用のプログラム(PAPV452_Master_RHELV7_64bit)(rpm)をダウンロードしようとしたら、認証ウィンドウが出てきて、IDとパスワードを入れないと入れません。それでオムロンのサイトでユーザー登録をしてIDとPWを入手しましたが、それではログイン出来ません。またUPSの製品のユーザー登録もしましたが、そちらでもIDとPWは発行されません。よくよくマニュアルを読んでみたら(そのマニュアルがまた単なるHTMLファイルの集まりで、しかもChromeでもIEでもきちんと表示されず、何故かFirefoxだとちゃんと表示されるという訳のわからないもの)、何とパスワードは製品付属のCD-ROMのボリュームラベルについている数字とバージョンだということでした。しかもバージョンの方はそのボリュームラベルについている3桁の数字のままではなく、1桁目と2桁目の間に小数点を自分で入れなければ駄目、という極めてわかりにくい内容になっています。
それでようやくrpmをダウンロードしてインストールしようとしましたが、今度は依存関係のエラーが沢山出てインストールが止まってしまいます。仕方がないので、yumでどのパッケージが必要なのか調べて一つ一つつぶして、やっとのことインストール出来ました。そしてインストールを開始したら、全部テキストなのはコンソールのプログラムだからいいとして、何故かSSLの証明書を作らされます。(マニュアルには通信にSSLを選べとあります。しかし、最近のブラウザはこのような「なんちゃってSSL証明書」ではページにアクセス出来ないと思います。)それでも我慢してなんとかインストールを終えましたが、その後、サーバーの動作をチェックしたら何とhttpdが死んでいます。調べてみたらこのインストーラーが勝手にhttpd.confに追記を入れていて、その内容が間違っているために、httpdが再起動できなくて死んでいました。多分このhttpd.confの設定は設定画面をブラウザで見るためのものなんでしょうが、私は自動シャットダウンの設定をきちんと一回やれば、後は設定画面を見る必要はなく、このhttpd.confの変更部分は即刻削除し、httpdがまた動くようになりました。
ともかく、色んな環境でのテストとかやっているとはとても思えないお粗末なインストーラーでした。自動シャットダウンソフトについては、Eatonの方がはるかに優れています。

P.S.httpd.confの変更部分を削除した後、自動シャットダウンの実験をしましたが、きちんと作動しました。