ヴェーバー本の売れ行き

今現在、Amazonで「マックス・ヴェーバー」で検索すると、何と私の「中世合名・合資会社成立史」がトップに出ます。
確かに国会図書館に2冊納本したり、複数の人に配ったりで、私が10冊くらい買ったんですが、そのくらいでトップになるということは、最近はヴェーバー関係の本はあまり売れていないということですね。かつては「ヴェーバー産業」とか揶揄する人もいましたが。

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」のペーパーバック版の販売開始

「中世合名・合資会社成立史」につきましては、「日本マックス・ヴェーバー研究ポータル」でPDF版を無償公開すると同時に、AmazonでKindle版の販売を2020年9月より行ってきました。この度、Amazonでペーパーバック版の販売も料金無しで出来るようになりましたので、ペーパーバック版の販売を開始しました。内容はPDF版と同じですが、Amazonでは無償の設定は出来ませんので、Kindle版、ペーパーバック版とも最低価格にさせていただいております。(ペーパーバック版は税込み1,021円)書籍があった方が便利という方はどうぞご検討ください。

ヴェーバーの「ローマ土地制度史 国法と私法における意味において」の日本語訳ようやく開始、目次部公開

ヴェーバーの「ローマ土地制度史 国法と私法における意味において」の日本語訳をようやく本格的に開始しました。ちなみにこれまで「ローマ農業史」と訳されてきたのは誤訳です。取り敢えず目次までを公開しました。
https://max-weber.jp/archives/1532

ヴェーバーの「ローマ土地制度史」の翻訳作業再開

半年以上中断してしまっていた、マックス・ヴェーバーの「ローマ土地制度史 その国法と私法における意味について」の日本語訳作業を再開しました。大体6~8ヵ月くらいかかると思います。これやると膝関節が痛くなって大変なんですが、だましだましやろうと思います。

折原浩先生のHPの移動

なるべく多くの場所に情報を載せておいた方がいいと思いますので、こちらにも載せます。
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折原先生のHPですが、昔YusenがやっていたgyaoのサービスとしてのHPサービスが今はSo-netが運営しているのですが、そのサービスが来年の1月28日で終了するとのことで、新しいサイトに移動になります。

新しいURLは http://hkorihara.com/ になります。
実は私が引っ越しのお手伝いをして、独自ドメインを取っての運用になります。

P.S.(2020年12月3日)
本当はgyaoの方のページでリダイレクト処理して新しいサイトに飛ばそうと思っていたのですが、先生の方で既に11月末でgyaoのHPサービスを解約されてしまったとのことで、現時点で旧サイトはアクセス出来なくなっています。

折原浩先生のHPの移動

折原先生のHPですが、昔YusenがやっていたgyaoのサービスとしてのHPサービスが今はSo-netが運営しているのですが、そのサービスが来年の1月28日で終了するとのことで、新しいサイトに移動になります。

新しいURLは http://hkorihara.com/ になります。
実は私が引っ越しのお手伝いをして、独自ドメインを取っての運用になります。

「中世合名・合資会社成立史」のKindle版

Amazonにて9月11日より販売を開始したヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」ですが、Amazonの検索で「マックス・ヴェーバー」を入力すると、現状で結構高い順位で出て来て、9月30日にはこの写真のように何と3番目に表示されました。まあ別途PDF版をmaxweber.jpで無償で提供しているので、お金を稼ぐつもりは無く、価格も設定出来る最低にしていますが、それでも嬉しいです。

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」についての訳者コメント

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」について色々と記事をアップしましたが、最後のものとしての訳者コメントをアップしました。
十二分に検討したものではなくて、あくまでも約11ヵ月かけて訳して来た結果としての正直な気持ちという所で、学問的な批判のレベルにはなっていないです。
ただ、この論文のための各種ゲマインシャフトとゲゼルシャフトの調査が後の「理解社会学のカテゴリー」においての、かなり特殊なゲマインシャフトとゲゼルシャフトの位置付け(テンニースのように対立する概念ではなく、ゲゼルシャフトは特殊なゲマインシャフトとするもの)につながったのではないか、というのはかなり本気でそう思っています。

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の英訳の評価

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」のLutz Kaelber氏による英訳である、“The History of Commercial Parntership in the Middle Ages”, Rowman & Littelfiels Publishers, Inc., 2003、についての評価を公開しました。この英訳に感謝しながらも、私が理想とする翻訳からはほど遠く、やはり厳しい評価になっています。

大塚久雄氏の「中世合名・合資会社成立史」への言及への批判

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」についての日本人学者の言及として、大塚久雄氏の「株式会社発生史論」におけるそれについての批判をアップしました。私はマルクス主義のいわゆる「発展段階説」が大嫌いなので、自然と辛口の批判になりました。