トワイライト・ゾーンの”Nightmare at 20000 Feet”を観ました。またもカーク船長のウィリアム・シャトナーが主演しています。シャトナーが演ずるのは、37歳の男で半年ほど神経衰弱(今だとうつ病)で休んでいて、その療養所から故郷に飛行機で戻る所です。その男ウィルソンはしかし、飛行中の飛行機の翼の上に、何と人間がいるのを目撃します。彼は横に座っていた妻やフライトアテンダントにそのことを伝えますが、その度にその翼の上の男は姿を消します。しかし再度眺めていると、その雪男みたいな格好の男は、今度はエンジンのカバーを外し、エンジンを壊そうとしていました。結局ウィルソンは飛行機の中の警備員が拳銃を盗み取り、たまたま非常窓だったのでそれを開け、空気圧で飛ばされそうになりながらも、その雪男みたいなの(これは第1次世界大戦のイギリスの飛行機パイロットの間での伝説的存在で、グレムリンと言うみたいです)を撃って飛行機から落します。結局ウィルソンは自殺を図ったとして空港でまた病院に運ばれますが、飛行機の翼の上には剥がされかかったエンジンのカバーがはっきりと残っていました…
しかし、ウィリアム・シャトナーはこういう演技をやらせても上手いですね。グレムリンの着ぐるみが安っぽかったのが残念ですが、この当時はこの手の役専門のスーツアクターがいて、自分の所有の着ぐるみで出演していました。ちなみに今気付いたのですが、シーズン5からまた30分に戻っています。
トワイライト・ゾーンの”Nightmare at 20000 Feet”
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