Space:1999の”Ring Around the Moon”

Space:1999の”Ring Around the Moon”を観ました。これまで観た中では一番まともでした。月の傍に突然オレンジ色に光る巨大な目玉みたいなのが現れ、そこから発射された光線を浴びてクルーの一人が狂ったようにコンピューターのキーを打ち始めますが、すぐに倒れてしまいます。その内その物体から通信が来て惑星トリトンの者だと言います。トリトン人はラッセル博士を捉えてその脳内にカメラみたいなものを埋め込み、ラッセル博士を使ってコンピューターを操作させます。コーニック司令官はその内フォースフィールドと、その物体からの光線を無理矢理しゃ断することに成功してその物体に乗り込みます。結局それは本星にとって必要な情報を集めるコンピューター装置のようなものでしたが、コーニックらの調査ではその本星は太陽が爆発して既に存在していませんでした。その事実を相手に伝えるとその物体は自爆を始めます。
という感じでそれなりにまとまった話でしたが、最後にそれをぶち壊したのがバーグマン博士で、この人ノーベル賞学者なのに、トリトンが滅んだことについて「結局知識は何の役にも立たない…」と迷言を吐きます。ちなみにイーグル1のパイロットはニック・テイトと言って、UFOにも端役で出ていた人ですね。