次亜塩素酸ナトリウムの使い方についての不適切記事、今度は毎日新聞。何でわざわざPETボトルを使うのか。PETボトルは単に500mlの量を分かりやすく説明するために使っているだけで、次亜塩素酸ナトリウムを薄めるのにPETボトルを使うのは、
(1)誤飲の危険性
(2)つけ置きが出来ない
でまったく意味が無いと思います。しかも薄めた液は使い捨てなのに、何でペンで「消毒液」と書くのか、意味不明以外の何物でもないです。漂白剤の量も漂白剤のキャップを使うべきで、漂白剤の説明にも付属のキャップを使って量が説明してあります。(キッチンハイターならキャップ1杯が25ml、ピューラックスなら10mlです。)
私はいつも5Lの洗い桶を使っています。布巾とかをつけ置きも出来ますし、布を絞って拭き掃除も簡単です。終わればそのまま捨てるだけです。後、それからこれも読売新聞と同じですが、ハイターなどの家庭用の漂白剤は使う時濃度が6%ある保証はどこにもありませんから。
ともかくこの記事を書いている人は、キッチンハイターで漂白した経験がまるで無いんでしょうね。普通キッチンハイターで消毒するものと言えば、布巾かまな板でどっちにしてもPETボトルなんてまったく出番がありませんけど。
自家製マスク改良第3弾
自家製マスク改良
ウレタン製マスクのフィルター用素材
ウレタン製マスクに合わせて使う素材として、空気清浄機用フィルターが使えるんじゃないかと思って取り寄せ中。6枚で711円ですが、1枚でマスク3枚分なので、711÷6÷3=39.5円。これなら通常期のマスクと価格は変りません。まあ現物を見たら単なる不織布かもしれませんが。大体、Amazonに「マスク用フィルター」と称するものがいくつか売られていますが、活性炭とか入っていて意味なさそうと思いますし、また発送元がすべて中国で届くまでおそらくかなりの時間がかかりそうです。この空気清浄機用フィルターは日系メーカーが売っているもので保守部品としておそらく日本に在庫を持っているだろうと。
アルコール系の消毒用品
ここ1週間くらいの状況ですが、アルコール系の消毒用品は徐々に出回り始めているように感じます。一説によるとエチルアルコールの製造能力は、要は醸造して蒸留すればいいのですから、設備さえあれば誰でも作れ不足しておらず、不足しているのは容器(ポンプ容器)の方だということです。
とはいえ、世界規模での消毒剤争奪戦の状況ですから、コンビニやドラッグストアで消毒剤を売っている時はなるべく買うことにしています。また「○○シート」の類いで、成分を見ればエタノールが入っているものはかなりの確率で見つかり、そういうのも十分代用品になると思います。完全に新型コロナウイルスを殺菌出来なくても、数を大幅に減らせば効果があると言える訳ですから。
登戸郵便局 コロナ感染2人目
14日に新型コロナウイルス感染者が出て営業停止になっていた登戸郵便局ですが、17日に営業再開した所、次の感染者がやはり配送員で確認されて、また営業停止になっています。しかもどうも私の所に良く来ていた配達員のようです。(オペレーターが口をすべらせて、17日に私の所に再配達に来たその配送員の感染が分ったと言いました。)取り敢えず不在連絡票を消毒しましたが、もはや感染リスクが目の前まで来ています。
NHK杯戦囲碁 藤沢里奈女流立葵杯 対 小林覚9段
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が藤沢里菜女流立葵杯、白番が小林覚9段の対戦です。白が両ガカリした右下隅から競い合いが始まり、白が右辺の黒の構えに打ち込んだため、黒と白で眼の無い2つずつの石が絡みあうという戦いになりました。黒はその競い合いの中で上辺を開いて地を稼ぎながら右上隅からの白にプレッシャーをかけました。白は右辺で2線のハネから上手く劫に持ち込みました。白の右下隅への2回目の劫立てに黒は受けずに劫を解消しました。この結果右下隅と右辺の下方の白が合体し、白は右上隅からの白だけをしのげば良くなりました。白はさらに右下隅からの黒にプレッシャーをかけ続けましたが、黒はその間各所で地を稼ぎ、地合は黒がリードになりました。しかし白の狙いは右辺からの黒石と中央を切断することで、狙い澄ました割り込みが炸裂し、黒2子を切り離し中央に16目ぐらいの白地が付いて白が逆転しました。しかしその後のヨセで黒が中央に取られた石の復活を匂わせて利かしに行ったのに受けずに左辺を打ったのが失着で、左辺の白の10数子が切り離されて取られてしまいました。こうなると左辺を打った目的だったヨセの手も無くなり、代償で黒の上辺を多少削りましたが白の損の方がはるかに大きく、白の投了となりました。藤沢里菜さん、強いです。
自家製強化マスク
マスクに関しては、私の場合1月下旬のギリギリのタイミングで品不足になっているのに気がつき、その時点でAmzonで30枚、コンビニで14枚買え、その後家の中を探したら以前買った30枚が出てきたため、今の所マスクが無いという事態には陥っていません。それ以外にやはりAmazonでウレタン製マスクも9枚購入しています。今日ちょっとコンビニに行くのにこのウレタン製マスクを試してみましたが、ちょっと心もと無いので、不織布(ポリプロピレン+パルプ)を切ってステップラーで4箇所止めた自家製強化マスク(?)を作ってみました。試してみたら気密性も通常のサージカルマスクよりむしろある感じで、しかも眼鏡も曇らずなかなかいい感じです。不織布はまだ売り切れになっておらず買うことが可能です。ウレタン製マスクが無い方は、アベノマスクをベースに使ってもいいんじゃないでしょうか。使ったらステップラーを外してウレタン製マスクを次亜塩素酸ナトリウムで消毒して再利用可能です。キッチンペーパーを押し当てて水分を取って干したら一時間くらいで乾きました。ウレタンなんで何回か使うと駄目になるかもしれませんが、10回は持つとして不織布は沢山持っているので90日分くらいにはなります。
ヴェーバーの「中世合名会社史」の日本語訳の第21回目公開。
ヴェーバーの「中世合名会社史」の日本語訳の第21回目を公開しました。緊急事態宣言が出されて、私の会社でも在宅ワークが始まって、通勤時間が減ったから時間が取れるようになったかというとそんなことないです。
また、今回はこの論考で初めて中世スペイン語文献がいくつか出てきて、それなりに大変でした。
古関裕而の名曲集YouTubeリンク
会社で私の部署の人に元気を出してもらおうとメールで送った古関裕而の名曲リンク集。シェアします。
古関裕而名曲集
オリンピックマーチ
https://www.youtube.com/watch?v=F3ZGwt9aQxc
いわずと知れた1964年の東京オリンピックの開会式の入場行進で使われた名曲です。
最後の箇所で君が代の「苔のむすまで」のメロディーを引用して終わります。
栄冠は君に輝く
https://www.youtube.com/watch?v=A3pd2U_6Fxk
これも夏の甲子園で1948年以来未だに演奏され続けている名曲です。
前奏が「オリンピックマーチ」とそっくりですが。
スポーツショー行進曲
https://www.youtube.com/watch?v=U57An6MqZhw
NHKのTVのスポーツ中継の時に冒頭で流れるもの。聴けばすぐ分ります。
小学校の時の運動会の行進はいつもこれでした。
阪神タイガースの歌
https://www.youtube.com/watch?v=1rXn3kg-sn4&t=88s
いわゆる「六甲颪」で阪神ファンで知らない人はいない曲。上記リンクは最初のバージョンの「大阪タイガースの歌」です。
闘魂込めて
https://www.youtube.com/watch?v=7MMad7Lzg84
阪神の応援歌を作曲したかと思えば、巨人の応援歌も古関裕而。
紺碧の空
https://www.youtube.com/watch?v=M-AlZLeVxgg
早稲田大学の7番目に作られた応援歌ですが、今では一番歌われる応援歌になりました。
我ぞ覇者
https://www.youtube.com/watch?v=EryNYyQs3F0
と思ったら、早稲田の永遠のライバル、慶応大学の応援歌も古関裕而。早稲田の方が「覇者、覇者、早稲田」で終わるのに対し、対抗意識丸出しのタイトルです。出来たのはこちらの方が後です。
露営の歌
https://www.youtube.com/watch?v=gRKy0VcWru8
古関裕而は戦前は多数の軍歌を作っており、最初に大ヒットしたのがこれです。
長崎の鐘
https://www.youtube.com/watch?v=z-000VudpMg
古関裕而は自分が作った軍歌を歌いながら死んでいった若者のことを考え深く反省し、戦後は平和の歌を多く作っています。その中でももっとも有名なのがこの曲で、長崎で原爆症患者の治療にあたりながら、昭和25年に白血病で亡くなられた永井隆医学博士の映画「長崎の鐘」の主題歌です。昭和の戦後の歌謡曲のベスト50に必ず入る名曲です。
短調で暗く悲しく始まり、途中で「なぐさめはげまし」で長調に転じて、希望を持たせる最後になっています。なお、藤山一郎さんの歌唱は2番の「ロザリオ(rosário)」のrの音をきちんと巻き舌で発音していることに感心します。
とんがり帽子(鐘の鳴る丘)
https://www.youtube.com/watch?v=zEc5ViEq8XQ
NHKで戦後790回以上も放送された戦災孤児を集めた施設が舞台のラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌。「鐘の鳴る丘」は後に映画にもなっています。
「鐘が鳴りますキンコンカン、メエメエ小山羊も啼いてます」のフレーズは有名です。