本日(6月1日)の夕食(クロダイ)

本日の夕食。クロダイの刺身と潮汁。筍煮は買ったもの。結局パックご飯は止めて炊飯器で炊くようになったので、自炊度80%くらいでしょうか。潮汁は最高です。肉も好きですが、この出汁は魚にしか出せません。大根のケンがかなりマシになってきたように思います。このクロダイをさばいて、またも出刃包丁が刃こぼれになりました。本当に骨が硬いです。

鮫皮は革砥として使えるか?

鮫皮のおろし金をポチって、革砥として使えるかどうかを調べてみました。まずモース硬度を手持ちのモース硬度計で測ってみましたが、硬度7の石英で石英側に傷が付き、硬度8のトパーズでは傷が付きます。ということはモース硬度7.5ということになり、十分刃物が研磨できる硬さです。但し如何せん、表面の凸凹の程度が大きすぎ、剃刀に使うのは躊躇します。後、革砥としてはサイズが小さすぎます。一応普段使っていない安いストレートレザーで試してみましたが、一応刃こぼれなどはせず大丈夫でした。しかし逆に切れ味が向上したという感じもなく、正直な所をこれを常用する意味はないかな、と思います。

原子力潜水艦シービュー号/ディビッド・ヘディスンのインタビュー

原子力潜水艦シービュー号のシーズン4のDVDのおまけのディビッド・ヘディスンのインタビュー。アーウィン・アレンはシービュー号の第2シーズンになると別のドラマ(多分「宇宙家族ロビンソン」)で忙しくなり、シービュー号は別のディレクターに任せることになります。ヘディスンによれば彼は第2シーズンがベストだと言っています。第3、第4シーズンの質の低下は予算が削られたことで、そのため陳腐な怪物を出してごまかすしかなかったと言っています。第2シーズンまでは1つの回に7日間ぐらいかけ、毎日8時-9時ぐらいまで撮影していたのが、第3シーズン以降は毎日6時で終わりで、役者としては楽だったと言っています。

原子力潜水艦シービュー号の”Eleven Days to Zero”(未放送別テイク)

原子力潜水艦シービュー号の”Eleven Days to Zero”を観ました。これはシリーズの第1話の別テイクで放送されなかったものです。嬉しいことに第1シーズンは白黒ですが、これはカラーです。つまり撮影は最初からカラーで行われていたということです。この回の脚本はアーウィン・アレン本人が書いています。放送された第1話との違いは今一つ良く分からなかったですが、強く感じたのは第3・第4シーズンの馬鹿げたストーリーに比べると、第1シーズンは何とまともだったか、ということです。まあ第1話は映画のシーンの使い回しが非常に多くそれがちょっと興醒めの部分はありますが、全体の緊迫感は非常にいいです。

鮫皮による革砥

Napoleon Le Blanc編の”Essay on Barber’s Razors, Razor Hones, Razor Strops and Razor Honing ..”(1893年出版)という理髪店用品の広告を集めた本をAmazonで入手しました。その中にこの鮫皮の革砥の広告がありました。確かに、現在の牛革や馬革(コードバン他)の革砥では軟らかく、本格的な研磨力はほとんど期待出来ませんが、鮫皮なら古来ヤスリやおろし金としても使われていますので、研磨用ペーストを併用しなくてもそれなりの有用性があったのではないかと思います。一般的に鮫皮と呼ばれて市販されているのはエイの革であり、成分はエナメル質です。エナメル質は人間の歯の成分であり、モース硬度が7ぐらいあるので、剃刀を研ぐことは可能だと思います。ちょっと試してみたくなりますね。

フェザーのプロフェッショナル アーティストクラブSS+プロフェッショナルスーパーブレイド


フェザーのプロフェッショナル アーティストクラブSSの替刃ですが、先日はプロガードという横滑り防止付きのを使いました。しかしそのガードがちょっと邪魔に感じたので、もう一種類、プロフェッショナルスーパーブレイドというガード無し、ちょっと厚刃のタイプのも買って使ってみました。
ガード付きよりははるかにマシですが、ただこれでももう少し刃の出方は長い方がいいと思いました。また、革砥でよく磨いたストレートレザーに比べると、刃の当たりがきつい感じで、肌を切りやすいです。厚刃といってもストレートレザーよりは薄いですから、切れ味はなかなか優れていますけど。後、やはり剃り音はあまりしないので、剃っている楽しみがあまり感じられない、「業務用」という感じです。
ちなみに刃の着脱ですが、刃の峰の部分をつまめば先が開いて簡単に着脱出来ることにやっと気がつきました。

原子力潜水艦シービュー号の”Deadly Amphibian”

原子力潜水艦シービュー号の”Deadly Amphibian”を観ました。今回はWelch脚本ではありません。冒頭のクレジットでそれを確認するだけでほっとします。ただお話はまたも荒唐無稽な両棲人の登場で、シービュー号を音響砲で攻撃してダメージを与えます。どうでもいいけど、毎回のルーチンですが、シービュー号はちょっとでも衝撃を受けると盛大に艦内で火を吹きます。核ミサイルを16基も搭載している潜水艦がこんなに簡単に火を吹いていいのか。TVを観ている視聴者を楽しませようとしているのかも知れませんが、潜水艦ものとしてリアリティーを大きく損なっていることは否めません。両棲人は人間を動物と呼んで馬鹿にしますが、自分では原子力を発明出来ていなくて、シービュー号を乗っ取って原子力エンジンの出力で音響砲をパワーアップし、地球を征服しようとします。例によってネルソン提督が両棲人が使っている武器と同等のフォースフィールドみたいなのをあっという間に開発し、最後は核弾頭魚雷を発射して両棲人の住んでいる洞窟みたいなのを吹っ飛ばします。核弾頭魚雷なんて本当にあったのかと思って調べたら、Mk45というのが本当に1963年から実戦配備されていました。おそらく実際に潜水艦相手に発射されたことはないのだと思いますが。

Thiers Issardのシンギング・ハローのストレートレザー

Thiers Issardのシンギング・ハローの SING-5/8-275-1196-A AMOURETTEが到着しました。最近買ったレザーでは、フルハローだと思って買ったらハーフハローだったというパターンが続きましたが、さすがにこれは「シンギング」と言っているだけあって、間違いなくフルハローです。これまで買ったストレートレザーの中では、やっぱりThiers Issardのが一番いいと思います。当然シェーブ・レディの状態で到着し、革砥だけ往復50回ほどかけて使ってみましたが、気持ちの良い剃り音がして快適でした。

IELTSのライティングの添削

IELTSのライティングの試験(結果5.5)で思い知ったこと。AEONでのライティングコースは、英語を書く機会を作るという意味では有用でしたが、AEONの先生(ネイティブ)による添削の内容ははっきり言ってIELTSのライティングで要求されるようなレベルのものではまるでなかったということです。AEONは7月末で止めますので、ライティングの添削サービスをインターネット上で探して、ILETS Advantageというサービスの添削を取り敢えず5回受けてみることにしました。$115です。1回辺り約2,500円ということになります。AEONのは20回の添削で3万円ちょっとでしたから、1回1,600円くらいです。
昨晩第1回目の課題を提出して、添削されたものがほぼ24時間で返って来ました。AEONのしょうもない添削と違って(言ってみればAEONのは小中学レベル、このサービスは高校・大学レベルです)、真っ赤っかですがとても有用な添削です。というか、英語の問題よりも、日本人が学校でほとんど訓練を受けていないロジカルなライティングの組み立てが問題なんだ、ということが良く分かりました。評価は、

Task Response (課題への対応の適切さ)6
Coherence and cohesion (主題との関連性、まとまり)5
Vocabulary (語彙)6
Grammer (文法)7
Overall (全体)6

でした。この間の本番が5.5だったからそれよりはいいですが、どこで減点されるかが良く分かりました。とにかく、問われていることをストレートに議論しないといけないということで、ちょっとひねった新聞のコラムみたいなスタイルは駄目ということです。次回からはその辺りは改善出来ると思います。

NHK杯戦囲碁 鶴田和志6段 対 王銘エン9段

本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が鶴田和志6段、白番が王銘エン9段の対戦です。序盤で黒が左辺から左上隅にかかり、白がコスんで受けた後黒は同じく左辺から左下隅にかかりました。これに対し白がコスミツケて、黒を立たせた後一間に開いたのがAI登場後の最近の打ち方です。個人的には未だに違和感があります。白が地に辛いといっても隅にはまだ三々他の手段が残っています。黒が左辺のどこに開くかが注目でしたが、黒は上方を重視し左上隅にかかった石から二間に開きました。白はすかさずその開いた石の右斜め下に肩を付き、これもAIが好きな打ち方です。黒は這わずに沿い上げて、ここで競い合いになりました。その後の戦いで黒が左下隅にかかった石から中央に一間飛びしそこからケイマにあおった所を白が出切りました。この出切りは成功し黒は左辺と下辺に分断されてどちらかが取られそうでした。しかし黒が中央の白に利かしに行った時、白の受け方が問題で、黒から飛び付けられていっぺんにダメが詰まり、打ち方が制約されました。白は左辺で下がって黒のワタリを止めに行きましたが、黒から出切られて、中央の白を逃がす必要があり、その間に左辺の白4子を取り込まれてしまいました。これは黒から見ると取られそうだった石が逆に白を取り込んで活きたのであり、これ以上ない結果でここで黒が優勢になりました。その後王9段が勝負手を連発し局面はもつれて差が縮まりましたが、結局鶴田6段が逃げ切り、黒の1目半勝ちでした。