トワイライト・ゾーンの”Twenty Two”

トワイライト・ゾーンの”Twenty Two”を観ました。純粋なホラーです。精神科医としてドクター・スミス役で有名なジョナサン・ハリスが出ています。ここでもドクターを演じているのが興味深いです。
売れっ子のダンサー(ストリッパー)のリズは過労で入院しています。この所彼女は深夜になると6夜続けて同じ悪夢を見ています。それは深夜になると突然時計の針音が大きくなり、彼女が水を飲もうとグラスに手を伸ばしてそれを落して割り、誰かの足音が廊下から聞こえます。その足音を追って廊下に出ると、ある看護婦が丁度エレベーターで下に降りる所でした。彼女もエレベーターに乗ってB(地下室)に降りると、そこには「死体置き場(モルグ)」があり22号室という札がかかっていました。不気味な看護婦が顔を出して、リズに「もう一人分のスペースがありますよ」と言います。リズは悲鳴を上げて病室に戻る、とうものでした。医者はその悪夢は過労のせいだと言い、同じ夢が続くなら途中でパターンを変えるようなことをしてはどうかとアドバイスします。しばらくして医者はリズが何故死体置き場が22号室にあることを知っていたのか(患者はそのフロアは立ち入り禁止)のかと訝ります。リズはその夜同じ夢が始ったのを、グラスに手を伸ばす前に煙草を吸いますが、ライターを戻す際に結局グラスを落して割ってしまい、後はまた同じになります。何日かして、リズはそれでも回復して退院することになります。空港でマイアミ行きの直行便に乗ろうとします。空港の職員が告げた便名は「22便」でした。それに驚いたリズは手に持っていたグラスを落して割ってしまい、また悪夢の続きのようになります。それでも何とかタラップを上りましたが、そこにいたフライトアテンダントの顔はあの悪夢に出てくる死体置き場の看護師そのものでした。リズは悲鳴を上げて逃げ、結局そのフライトには乗りませんでした。空港職員に介抱されながらそのフライトの離陸を見ていたら、22便は突然爆発しておそらく乗っていた客は全員死にます…
というもので、「ヒッチハイク」と並んでトワイライト・ゾーンのホラーの中ではかなり怖いものです。

アウター・リミッツの”Controlled Experiment”

アウター・リミッツの”Controlled Experiment”を観ました。英語のWikipediaによればアウター・リミッツ唯一のコメディータッチのエピソードだそうです。フォボス1とデイモスは火星人で、地球の監視のために送り込まれていました。(まあ手塚治虫のW3みたいな感じです。)彼らは地球人が何故殺人を行うのか(他の宇宙では見られない)のかを調べるため、ある殺人事件を詳細に調べます。それはある安ホテルのロビーでカーラという若い女性が、ロバートという男がエレベーターから出てきた時、拳銃で撃ち彼を殺します。フォボス1とデイモスは、時空をコントロールする装置で、このシーンを何度も繰り返したり、スローにしたり、逆回ししたり(要するに撮影したフィルムを巻き戻したりスローにしたりしているだけです)して、殺人の原因を「科学的に」把握しようとします。結局それはよくある三角関係で、ロバートが別の女性と二又かけていたからでした。フォボス1はそこで殺人を阻止するために銃弾の発射の後を超スローにして、弾丸を反らして殺人を防ぎます。しかし、助かった男性はカーラに別の女性と付き合っていたことを率直に認め、自分の気持ちを確かめていただけと言い、カーラにプロポーズし、カーラもそれを受けます。しかしその瞬間、フォボス1は火星から緊急アラートを受け取ります。フォボス1が助けた男は、自分が「不死の男」と思いこみ、自分の子供もそれを信じて独裁者になり、核戦争を始めてそれが宇宙全体に悪影響を及ぼして…ということになります。フォボス1は、元通り女性が男性を殺すようにするよう命令を受けますが、二人を助けたくなったフォボス1は偶然で助かるのではなく、金属製煙草ケースが弾を止めたことにします。フォボス1は地球人が理解出来ないものの、地球が好きになり、デイモスと共に地球に留まることを決めます。
スター・トレックでも、大不況時代のアメリカに間違って行ったドクター・マッコイがある女性を交通事故から救ったために歴史が変わってナチスドイツが勝つことになる、というのがありました。
まあ撮影のフィルムの量が節約出来て、それでまあまあ面白い話になっていて良かったと思います。

サーバー再構築で悪戦苦闘

ここ数日くらい、折角新しく構築したサーバーをとあるミスで再起動が出来なくしてしまい、そのリカバリーに悪戦苦闘していました。
まずミスというのは、今回手抜きをしてパーティション設定を手動ではなく自動でやったのですが、それが全部で1TBの容量の内、800GBが/homeで/はたったの70GBというとんでもない割り振りになっていました。それで調べて今のLinuxのパーティションは論理パーティションなので、変更が出来ることが分かりました。それで論理パーティションをいじって/home を減らし、/を増やしたのですが、ツールの表示では変更OKになっても、dfコマンドでは前のままなので、再起動すれば反映するかと思ったのが大きな間違いでした。再起動の前に、変更した論理パーティションと実ファイルシステムを整合させるコマンドの実行(# xfs_grow /)が必要でした。そのためおそらくマウントポイントがずれてbootが出来なくなったものです。
この修繕のため、シングルユーザーモードとかレスキューモードとか色々試しましたが、どちらも結局必要なコマンド実行が出来ず、修繕を諦めてサーバーを全部入れ直しました。
それでもう一度やればOKだったかと言うと、今度はWordPressサイト2つの再構築で非常にトラブリました。ワードプレス関係のファイルを新しいサーバーにコピーしてデータベースを作って新しいサーバーでWordPressサイト(コンテンツ0)をともかく動かしました。それで有償のプラグインでの移行ツールでデータベース移行をやったのですが、これが前は成功したのが今回は途中で固まって移行が出来ませんでした。これの原因を調べて、移行前と移行後のPHPのバージョンが違うと上手くいかないことがあるというので、PHPを7.4にダウンしました。それで今度はそこから新たなトラブルが始まりました。それはWordPressをインストールして、設定用のPHPを動かそうとすると500エラーで動かない、というものでした。これの対策は色々やりましたが上手くいかず、おそらくはWordPressの最新版とPHPの7.4が相性が悪いのであろうと思い至りました。そこでPHPを8.1に上げ、逆にWordPressは2つくらい前のバージョンで動かしたら、やっと起動画面が出ました。そしてコンテンツの移行は、有償プラグインがやはり動かないので、WordPressの標準のインポーターでやったら何と問題なく移行出来ました。それでWordPressサイトを2つ設定し、動き出してから最新版にアップして問題なく動いています。ともかく500エラーというのは原因が色々なため、エラーログを見てもどうすべきか良く分からず非常に大変でした。もし、同じような500エラーで悩んでいる方がいらっしゃればPHPとWordPressのバージョンの組合わせを変えて試してみてください。

ウルトラQの「五郎とゴロー」

ウルトラQの「五郎とゴロー」を観ました。まず、石坂浩二によるオープニングのナレーションが「そうです。ここはすべてのバランスが崩れた恐るべき世界なのです。これから30分、あなたの眼はあなたの体を離れて、この不思議な時間の中にはいっていくのです……」で、まさしく前半がトワイライト・ゾーンで後半がアウター・リミッツで笑えました。
お話は、両親を幼い頃に亡くし猿と一緒に育った五郎と、日本軍が残したアオバクルミを食べて巨大化した猿のゴローの話。ゴローはニホンザルが巨大化した筈なのに何故か見た目はゴリラで、おそらくキングコングの着ぐるみの転用だと思います。全体にストーリーは今一つです。最後も純真な五郎青年を騙してゴローに睡眠薬入りミルクを飲ませる(昔日本兵がいて、その兵隊が持っていたアオバグルミを食べてやはり巨大化した猿がいるイーリャン島に連れて行くため)というラストも、何だかいい感じはしません。

NHK杯戦囲碁 大竹優7段 対 高尾紳路9段


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が大竹優7段、白番が高尾紳路9段の対戦です。2人は初対局です。大竹7段は本因坊リーグにこの度入りました。序盤は左上隅で黒が左辺を重視した代償で白に封鎖されたのにすぐ動き、結果的に隅3子を白が取り、黒は中央に展開しました。しかし黒5子は眼が無く、大きく狙われていました。白は手厚い本手を打ち続け、にもかかわらず形勢は白が少しずつリードを拡大して行くという碁になりました。下辺から黒白両方の眼の無い石が絡み合う展開になりました。白は右辺下方の石と下辺から延びる石を連絡して右下隅を荒らすという作戦もありましたが、右辺であっさり外から利かせて1子を捨てて打ちました。この打ち方は明るかったと思います。結果的に中央は白が主導権を握り、左上の黒5子が飲み込まれ気味になりました。しかし左下隅から延びる白が攻められた時、下辺で白が1線に下がって眼を確保したのが緩着で、黒の左上隅の5子と中央が連絡気味になった時は、一瞬黒が逆転したかと思われました。しかし白は上辺には突入されましたが、黒4子を再度取り込み、これでコミガカリでしたが白の優勢でヨセに入りました。結局白の中押し勝ちとなりました。作れば2~4目半ぐらいの差だったと思います。

トワイライト・ゾーンの”A Penny for Your Thoughts”

トワイライト・ゾーンの”A Penny for Your Thoughts”を観ました。プールは銀行の会計マンでした。街頭の新聞売りから新聞を買おうとコインを投げたら、それは表でも裏でもなく何とエッジ部で立って止まりました。新聞売りはこの確率は100万分の1で、きっとラッキーなことが起こりますよ、とプールに言います。その瞬間から、プールは人々が心の中で思っていることが音として聞こえるようになります。銀行に着いて、上司が浮気旅行の電話をしているその内容を知ったり、銀行のある女性が自分に好意を持っていることを知ったり、またある融資申込者が借りたお金をギャンブルにつぎこもうとしていることを全部聴き取ります。その後、彼の近くに座っている、その銀行でもっとも長く働いている地位の低いスミザーズという男が、今日の4:30に銀行の金を自分のバッグに詰めてバミューダに逃げようとしているのを声として聞きます。プールは銀行の女性にも相談した上で、スミザーズの計画を上司に言います。しかし4:30に銀行を出ようとするスミザーズの鞄を調べても現金は出て来ませんでした。そのためプールは首を言い渡されます。スミザーズはしかし「どうして私の夢を知っていたのか?」と聞きます。実際にスミザーズはお金を盗むことを何度も夢として考えていましたが、臆病なのでそれを実行に移すことはありませんでした。その内上司がまたやって来て、さっきの融資の客が違法ギャンブルで逮捕されたことを伝えます。銀行の危機を救ったプールは復職を提案されますが、銀行の女性の声では無いアドバイスを聴き取って、その上司の副というポジションを勝ち取ります。そしてスミザーズのためにバミューダ旅行のチケットを銀行の費用で買ってやることを、上司の浮気をネタに脅して勝ち取ります。銀行の女性と銀行を出たプールはまた新聞を買おうとして自分が立てたコインを倒してしまいます。その瞬間、プールの心を読む能力は消え失せました。しかし彼には昇進と恋人が残されていました…
というストーリーで、まあほのぼの系でいいかな、と思いました。

今回のサーバーのスペック

今回のサーバーのスペックです。ストレージはSSD 1TBで前回と同じ容量ですが、さすがに4年経つので価格は全体で5万円喰らい安くなっていました。

CPU インテル Core i7-12700 (2.10GHz-4.80GHz/12コア/20スレッド)
CPUファン 静音パックまんぞくコース (高性能CPUファンで静音化&冷却能力アップ)
CPUグリス ノーマルグリス
グラフィック機能 インテル UHDグラフィックス770 (CPU内蔵)
電源 550W 静音電源 (80PLUS BRONZE)
メモリ 16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
SSD [カスタマイズ] Intel 1TB NVMe SSD (670Pシリーズ, M.2,読込速度 3500MB/s,書込速度 2500MB/s) [納期10日程度]
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応)
サウンド マザーボード 標準 オンボードHDサウンド
ケース EM041 ミニタワーケース (MicroATX)
リアケースファン 12cm リア 静音ケースFAN

これまでのサーバーOS履歴(更新)

自宅サーバーを始めたのは2002年ですが、現在のサーバーで7代目です。
これまでのサーバーOSの変遷は以下の通りです。
CentOSは開発が終了したので、今回から同じくRedHat系のAlmaLinuxに変えました。

2002年7月 2003年7月 Windows XP
2003年7月 2006年8月 Red Hat 9
2006年8月 2009年8月 FedoraCore 5
2009年8月 2012年8月 FedoraCore 5
2012年8月 2016年3月 CentOS 6
2016年3月 2022年11月 CentOS 7
2022年11月   AlmaLinux 8.7

 

新しいサーバーへの移設

このブログを新しいサーバーに移そうと奮闘中。1つのWordPressの移設が何とか95%くらい完了。しかしCount per dayという愛用していたプラグインが新しい環境で動かないので、最新版をダウンロードしようとしたら、なんと配布停止になっていました。
https://wp-customize.net/wordpress/7804.html