イタリア語と古典ギリシア語の新しい教科書

去年の4月から続けていたイタリア語と古典ギリシア語の勉強、英語の合間にイタリア語が月に30分X2日、古典ギリシア語が30分X3日という極めて限られた勉強でしたが、約10ヵ月とちょっと経って目出度くどちらの本も最後までやり終えました。今日からは新しい教科書に変わります。イタリア語はそろそろ初級卒業でもいいかなと思い、中・上級と題された教科書です。古典ギリシア語の方は、これが3冊目の教科書で、実は大学の授業で使われていたものです。これを敬遠してきたのは、まず活字が小さくつぶれていて見にくいのと、練習問題に解答が付いていないという理由からです。しかし、活字の件は大きな活字の版が出て良くなりました。また練習問題の解答はKindle本として販売されていたものを購入済みです。ともかく語学の勉強は諦めずに続けることが一番大事だと思います。

原子力潜水艦シービュー号の”Monster from the Inferno”

原子力潜水艦シービュー号の”Monster from the Inferno”を観ました。この話から第3シーズンです。第3シーズンで荒唐無稽さが更に増すかと思ったら、この回はなかなか良く出来ていて楽しめました。何より、第3シーズンでやっとシービュー号が本当に原子力潜水艦なんだということを確認出来、初めて「放射能危険」マークが艦内にあるのが分かりました。お話は海軍の全ての無線を使えなくした海底の物体を調査していて、それが何かの巨大な脳のようなものであることが分かります。それは宇宙から来たものでしたが、シービュー号に収容されるとある科学者をコントロールして、シービュー号のコンピューターの全てのデータを読み取り、シービュー号を自分の体としてコントロールしようと試みます。また、シービュー号の原子力エンジンからパワーを吸い取ります。ある科学者に続いてクレーン艦長もこの脳にコントロールされるようになりましたが、ネルソン提督がこの怪物の正体を察知し、この怪物が発する電波を跳ね返す装置を作って対抗します。最後は、原子力リアクターの制御棒を引き抜いていって、この怪物に能力以上の過剰なエネルギーを与えることで、怪物を倒そうとします。これは下手すると核リアクターが暴走して制御出来なくなり、核爆発を起こすかもしれないという危険な賭けでしたが、何とか成功します。

カティリナ弾劾演説ー広島弁訳の試み?

「カティリナ弾劾演説」は共和制ローマに対してクーデターを企てたルキウス・セルギウス・カティリナに対して、キケロが元老院でその事実を暴いて弾劾を呼びかけた4つの演説です。古来名演説としてヨーロッパのギムナジウムなどの学校で教えられるラテン語の教科書には必ずといっていいほど載っているので、ヨーロッパのインテリは大体知っています。昔、冗談でこれを広島弁に訳したら面白いと思ってちょっとやったことがあります。私は広島県の隣の山口県生まれなので、多少広島弁の雰囲気が分からないではないですが、ネイティブではないので、所々不適切な表現があるかもしれません。
カティリナの反乱に参加した兵士約3,000人は最後までカティリナを見捨てなかったらしく、ある意味カティリナは親分肌の人だったようです。

余談ですが、昔これを羅英対訳で読もうとしたことがあります。その時、2行目に出てくる”audacia”という単語の意味が分からなかったんで、英訳を見たら、”audacity”となっていて、まったく対訳になっていないと思いました。おかげでaudacityという単語を覚えることが出来ましたが。(英辞郎によれば、audacity、【名-1】大胆さ、剛勇【名-2】厚かましさ、尊大【名-3】大胆[尊大]な行為)

Quo usque tandem abutere, Catilina, patientia nostra? quam diu etiam furor iste tuus nos eludet?quem ad finem sese effrenata iactabit audacia? Nihilne te nocturnum praesidium Palati, nihil urbisvigiliae, nihil timor populi, nihil concursus bonorum omnium, nihil hic munitissimus habendi senatuslocus, nihil horum ora voltusque moverunt? Patere tua consilia non sentis, constrictam iam horumomnium scientia teneri coniurationem tuam non vides? Quid proxima, quid superiore nocte egeris,ubi fueris, quos convocaveris, quid consilii ceperis, quem nostrum ignorare arbitraris?

われぇ、カティリナの。わしらが甘い顔見せよったら、どこまでつけあがるんじゃ。どたまとち狂いよって。いつまでわしらをなめくさっとんじゃ。どこまでわりゃぁ、あがーにつばえて好き勝手やりよるんじゃ。おどりゃぁ、ちいとはびびらんかったんか。パラーティウム丘の夜回りやら、都を回る偵察隊にも、世間衆がびびりよったんも。われにゃぁ何の動揺も与えんかったんか。堅気の旦那衆がえっと集まってきよって、元老院がしゃんと警護されたこがぁなシマで行われたちゅうんが。ほいで、ここにいる男衆の面つきとメンチ切っとんのが。われぇの描いた絵はとーに暴かれとるけんの。それに気づかんのんか。われぇがつばえよるんははぁ、こけーにおる男衆みいな知っとるし、しごしたろうと思っちょるで。そいが、われにゃぁ分からんのんか。昨夜と一昨夜、われが夜だれて何をしよったんか、われがどこぞにおって、誰ぞを呼びよって、どがぁな絵を描いたんか、わしらのうちいったい誰が知らんと思っとるんじゃ。

BökerのFull Hollowタイプ西洋剃刀

また、西洋剃刀コレクションに1本追加。ゾーリンゲンのBökerというメーカーのFull Hollowタイプ。Amazonのドイツで購入。現在の西洋剃刀の市場では、Dovo、Thiers-issardの2大メーカーの次ぐらいの位置にいるメーカーみたいです。感心なのは、刃の硬度がちゃと書いてあることて゛、ロックウェル硬度(HRC)で59です。これはビッカース硬度に換算すると674です。高級剃刀だと、HRCで61とか62とかを良く見るので、59というのは硬い方ではありません。岩崎浩介の本でも高級品の西洋剃刀のビッカース硬度は750~900ぐらいのものが多いです。ただ、硬ければ研ぎにくいですし、また刃こぼれしやすくなりますから、ともかく硬ければいいというものでもないです。
新品購入で、革砥でストロッピングだけして使ってみました。Full Hollowですが、ジョリジョリ音は抑えめで、刃がしなって動く感じもあまりありません。同じゾーリンゲンでもDovoはもっと刃が動く感じです。剃り残しは丁寧に剃ればかなりの所まで剃れますから悪くはありませんが、私としてはThiers-issardの方がやはりいいと思います。

剃刀コレクションは、後1本、Classic ShavingというサイトでNTC “Dabria” Custom Straight Razorという、個人メーカー(職人)製の剃刀を注文しています。