今朝(25日朝)会社に行こうと最寄りの藤野駅まで行ったら、7時10分時点で「高尾駅と相模湖駅の間の踏切で人身事故が起き、現在上下線とも運転見合わせ中です。再開は8時過ぎの見込みです。」という放送がありました。それで今朝がまた冷えていて駅のホームの気温は3℃でした。しばらく待っていたら、「再開は8時10分過ぎです。」と更に遅延の放送が。それであまりに寒くてせっかく回復しかけている風邪が悪化しそうなので、会社に連絡して在宅勤務に切り替えました。これが正解で後で調べたら結局動き出したのは8:40で実に1時間半以上止まっていました。これに限らず最近の中央本線・中央線は遅れが常態化していて、図は遅延証明発行状況ですが、朝も夕もまともに運航されている日が一日もありません。人身事故もほぼ2~3週間に1回のペースです。グリーン車なんか装備する前に、早く全駅でホームドアを付けて欲しいです。
投稿者「kanrisha」のアーカイブ
トワイライト・ゾーンの”Spur of the Moment”
トワイライト・ゾーンの”Spur of the Moment”を観ました。1939年のある日、馬で近くの丘に出かけた18歳のアンは岡の上に、やはり馬に乗った黒装束の魔女のような女が、自分の名を呼び追いかけて来るのを目撃します。恐怖にかられたアンは必死に逃げて自宅に駆け込みます。そこには彼女の新しい婚約者のロバートがいて、その事件は何かの警告ではないか、と言います。そこにアンの前の婚約者で幼馴染みのデイヴィッドがやってきて復縁を迫りますが、アンの父親が拳銃で追い払います。しかしロバートとの婚約パーティーの晩、こっそり忍び込んで来たデイヴィッドとアンは駆け落ちしてしまいます。それから25年後、アンは43歳のアル中女性に成り下がっており、その夫のデイヴィッドも放蕩者で事業に失敗して、アンの母親を追い出してアンの実家を売り飛ばそうとしています。アンは馬で近くの丘に出かけ、18歳の自分を発見し、間違った男を選ばないように警告しようとしますが、若い方のアンは逃げ出し、ということで冒頭につながります。
まあトワイライト・ゾーンらしい話ですが、若い女性の男性の選択より、結局親の選択の方が正しいのだ、みたいなちょっと説教臭を感じなくもありません。
NHK杯戦囲碁 伊田篤史9段 対 依田紀基9段(2024年11月24日放送分)
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が伊田篤史9段、白番が依田紀基9段というタイトル経験者同士の好対局です。序盤の右上隅の攻防がまず珍しく、黒がツケヒキで右上隅を地にしたのかと思ったら、その後の白のアテコミに隅ではなく右辺を受けたので、隅が白地に変わりました。その後の左辺から左下隅の攻防で、お互いが意地を張ったような戦いが面白かったのですが、左下隅で黒が受け方を間違えて、中央の黒6子が切離されてしまったのは黒の失着でした。これで白が優勢になりましたが、ここから依田9段の楽観癖という何度も見た悪い癖が出て、右辺に打ち込んで黒地を減らしに行った後の打ち方があまりにも固すぎて、その間に黒にいい所を打たれ、あっという間に追い付かれただけでなく、その後の打ち方も今一つで黒に右上隅からの地を拡げられ、結局黒の4目半勝ちという差になってしまいました。
仏教学者清水氏の書籍の出版阻止事件
昨日紹介した仏教学者清水氏の書籍の出版阻止事件、おおむね事実のようです。このリンクに詳しいです。清水氏は日本の学者とはきちんと自説を主張して論争を厭わずの望ましい学者と思いますが、残念ながら日本ではそういった土壌をもっと拡げていこうとするどころか、裏でそういう研究者をつぶそうとするようなことが行われている訳です。残念ながら日本の学会には心理的安全性が未だに無い、ということですね。
清水俊史の「ブッダという男 ――初期仏典を読みとく」
清水俊史の「ブッダという男 ――初期仏典を読みとく」を読了。この本はまず後書きが面白かったです。この著者がある本を出そうとし、その中である有名な仏教学者の説を批判していたところ、その学者とその指導教官から呼び出しを受け、本を出せば大学教官の職に就けないようにする、と脅かされたそうです。折原浩先生が、日本の学者が論争をしないことを長年批判しておられますが、論争しないどころか、裏でそんなことしていたのかと、暗澹たる気持ちになりました。これこそアカハラですね。
確かにこの本でも著者は、先人の研究者の説をすごくばっさりと「間違い」「誤解」とか切りまくるので、ちょっと言い過ぎではという印象を受けたのは正直な所です。
この本を読んだのは、手塚治虫の「ブッダ」を今まで最初の数巻にしか読んでいなかったのを、長い通勤時間の時間つぶしに電子本で完読してブッダという「人間」に興味を持ったからです。また、これも折原浩先生の置き土産?で、ヴェーバーの「宗教社会学」の日本語訳私家版というのを預かっていて、取り敢えず現状私のブログで公開していますが、これが注釈部がまったくの未完成で、今やっている「ローマ土地制度史」の日本語訳が終わったらそちらに着手しようとしています。その関係で最近宗教関係を多数読んでいて、旧約聖書を初めて完読しましたし、またクルアーンもずっと読んでいてもう少しで終わります。さらには神道の本とかも読んでいて、その一環がこの本です。元々私は仏教、特に日本の葬式仏教が好きじゃなかったので、仏教は後回しにしていたのですが、インドの思想には興味があって「バガヴァッド・ギーター」も1年くらい前に読んでいて、そろそろブッダも、という感じです。この本で特に興味深かったのが、「歴史的存在としてのブッダ」という研究が盛んになったのが、「歴史的存在としてのイエス」の研究と平行的に起きているということです。大学時代に、聖書学者の荒井献先生の授業を取って、半年だけですが、そういう「史的イエス」の勉強をしていたので、そういう意味でも「史的ブッダ」は興味深かったです。
ウルトラマンタロウの「牙の十字架は怪獣の墓場だ!」
ウルトラマンタロウの「牙の十字架は怪獣の墓場だ!」を観ました。セイウチの怪獣でその名も「デッパラス」であまり強そうではありませんが、一旦ZATに倒された後自力でより強力に再生します。一方東はボクサーとして新人王戦を戦おうとしていますが、減量でフラフラです。試合は何とか勝ちましたが、空腹で倒れていたのをさおりの作ったサンドイッチ他で復活して、怪獣を倒すという話です。しかし新マンの時は郷秀樹にウルトラマンの能力が移って格闘技では無敵(キックの鬼の沢村忠とスパーリングして、ウルトラキックを使わなかったので負けたというのはありましたが)でしたが、東光太郎は人間状態ではタロウの能力はまったく受け継いでいないようです。この辺りはごく普通のウルトラシリーズで可も無く不可も無い、という感じです。
相模原市の山奥に冬到来
スタートレック・TNGの”The High Ground”
スタートレック・TNGの”The High Ground”を観ました。エンタープライズ号がルチアIVという星での、アンサタという西側の部分の独立を目指したテロリズムに巻き込まれる話です。アンサタ側は次元ワープという方法で移動していて、エンタープライズ号でさえそれを検知出来ません。アンサタ側は医師のクラッシャーを誘拐しますが、それは次元ワープは人体のDNAに有害であり、その者達の治療をさせるためでした。クラッシャーはアンサタのリーダーであるキリルと話合いますが、キリルは絵を描く芸術家肌の男で必ずしも冷血一方の人間ではありませんでした。テロを止めるように言うクラッシャーに、キリルは自分はアメリカの独立戦争でのワシントンと同じだと言い、勝てば将軍と呼ばれ、負ければテロリストと呼ばれると言います。結局ウェスレーが次元ワープを追跡する方法を見出し、アンサタの基地である洞窟が特定され、ウォーフ達がクラッシャーと同じく拉致されたピカード救出に向かいます。キリルはルチア側の捜査官に射殺されましたが、その敵を討とうとした少年をクラッシャーは止めるように説得し、少年は銃を下ろし、クラッシャーはそこに平和的解決の希望を見出します。
しかし、エピソードの中でルチアのスクールバスがアンサタの攻撃を受け60人の子供が死んだなど、いやでも現在のイスラエルとガザの戦争を思い起こさせる内容でした。エピソード中でデータが、同様の独立戦争の例として北アイルランド紛争を挙げ、「2024年に北アイルランドがイギリスに併合された」と言ったため、イギリスや北アイルランドではこのエピソードは放送されなかったみたいです。
仁藤敦史の「加耶/任那 ――古代朝鮮に倭の拠点はあったか」
仁藤敦史の「加耶/任那 ――古代朝鮮に倭の拠点はあったか」を読了。任那日本府は、昔の歴史の教科書には載っていた、百済と新羅に挟まれた地域(現代の釜山近辺)にあった小国連合の中に大和朝廷の出先機関があって、いわゆる植民地支配を行っていたという説で、出元は日本書記です。この本の著者によれば、そういう恒常的な統治機構を認めることは出来ず、おそらくは加耶の小国連合の中に一定数いた倭人系の人の集団で、百済より新羅と親交を結ぼうとしていた一団を百済側から見てそう呼んだのではないかということです。まあその説の真偽は私には判定しかねますが、ただ戦前の皇国史観が間違いだったということで、戦後はその全てが否定されている感じですが、当時の朝鮮半島に倭の勢力が及んでいなかったというのも完全な間違いであり、神功皇后の三韓征伐の「伝説」にも反映されていて、また広開土王碑にも記されているように倭の進出は否定するのはほぼ不可能です。それから、私達は後の時代の類推から昔を考えるという傾向を持ちがちですが、私は4~5世紀頃の日本で大和朝廷がそこまで中央集権的な力を持っていたとは思えず、せいぜい大和朝廷は諸勢力の中の「同輩中の首席」レベルの群雄割拠状態ではなかったのかと思います。特に九州は熊襲がかなり後の時代になっても登場するように、反大和朝廷勢力が存在し、そういう国々が朝鮮半島の国々と組んで、あるいは敵対して、という状況はごく自然だと思います。いわゆる「筑紫国造磐井の乱」が大和朝廷から見たら「乱」ということになるのですが、九州勢力から見たら半島勢力と組んでの大和朝廷への反攻だったのではないかとも思います。また日本には百済などから多くの渡来人が来ていますが、この反対に当時の倭からも朝鮮半島に多くの人が渡っていたのだと思います。この本では神功皇后の三韓征伐は邪馬台国の卑弥呼や壹與の時代を使って後に起きたことを3世紀にあったことにした、と論じていますが、本当かな、と思います。大体邪馬台国と大和朝廷が同一のものであったという証拠はどこにもありません。
NHK杯戦囲碁 田中康湧5段 対 佐田篤史7段(2024年11月17日放送分)
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が田中康湧5段、白番が佐田篤史7段の対戦です。この両者は2022年8月にも同じNHK杯戦での対局があり、その時は逆転で佐田7段が勝っています。という訳で田中5段にとっては雪辱戦でした。序盤は黒の石が上辺に集中し、手堅く地を取って、白がそれに対して模様で対抗、という碁形になりました。ずっとほぼ互角の形勢が続いていましたが、局面が動いたのが上辺で黒が1線に下がって白にてを入れさせようとしたのに白が反発して劫になった場面です。この劫で右辺の黒の劫立てを巡っての白の対応がまずく、この劫では黒がポイントを上げ、黒のリードになりました。その後黒が上辺上方の白を切離して攻めようとしたのですが、白は上手く中央を左辺に連絡させた後、上辺右側で策動し、巧みに上辺左の白が目を持つための手入れを先手にさせ、これが大きく形勢はわずかですが白のリードに変わりました。その後ヨセではお互いに悪手はなく、結局白の2目半勝ちに終わり、田中5段はまたも惜しい碁を落しました。